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2024.12.20

中古車の選び方のポイントを徹底解説!失敗しないコツも

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

中古車は、車の状態(コンディション)が一台ごとに異なります。

 

そのため、購入後の後悔を避けるためにも、車両を入念にチェックした上で中古車購入を決めることをおすすめいたします。

 

今回は、中古車の選び方のポイントについて解説します。

よくある失敗と注意点についてもご紹介するので、中古車選びの参考にお役立てください!

自動車の点検をチェックする

 

 

中古車の選び方のポイントを9つご紹介!

まずは、購入する中古車を選ぶ時にチェックすべきポイントを9点ご紹介します。

 

①年式・走行距離を確認する

中古車選びでまず確認すべきなのが、年式と走行距離です。

 

車は新車登録をしてから3年・5年・7年が経過した車検のタイミングで手放されることが多いです。

 

車両によって状態や価格は異なりますが、車両の状態の良さを重視するなら3年落ち、車両の状態と価格のバランスを重視するなら5年落ち、価格を重視するなら7年落ちの車両を選ぶのがおすすめだといわれています。

 

ただし、年式と走行距離とのバランスには注意が必要です。

 

走行距離は車の年式によっても異なりますが、一般的な走行距離の目安は年間1万km程度。

この基準を大きく超える車は、過走行車と判断されるでしょう。

 

ちなみに、年式が新しく、走行距離が短い車は、部品の劣化や消耗が少ないと考えられます。

 

しかし、年式が古い割に走行距離が極端に短い車両については、注意が必要です。

長期間メンテナンスされずに放置されていて、部品が劣化している可能性もあるため、車の状態を確認してから購入することをおすすめいたします。

 

詳しくは、こちらのコラムをご確認ください。

中古車の「何年落ち」とは何か確認!選ぶ際のポイントもご紹介

 

②車検の残期間を確認する

中古車を買うときは、車検がどれくらい残っているかも確認しましょう。

 

車検が切れている場合や、車検の残期間が短い場合には車検を通すための費用が必要になります。

 

車検の費用は「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用・整備費用」の合計金額として5〜10万円程度かかる可能性があります。

※車種や車検を依頼する業者によっても異なります

 

車関連のコストを予算内に収めるためにも、車検の残期間のチェックは重要です。

 

③定期点検整備記録簿の有無、内容を確認する

車両の整備記録は、定期点検整備記録簿やメンテナンスノートで確認できます。

 

中古車のメンテナンス状況をチェックするためには、まず販売店のスタッフに定期点検整備記録簿の有無について確認し、その内容を見せてもらうようにしましょう。

 

定期点検整備記録簿がなかったり、記録簿にメンテナンス歴が記載されていなかったりする車両は、法定点検やメンテナンスがきちんとされてこなかった可能性があります。

 

また、記録簿の内容から事故歴や修復歴を把握することも可能です。

 

④傷・汚れ・不具合の有無を確認する

新車と違い、中古車には傷や汚れ、性能面での不具合がある可能性があります。

 

購入を後悔しないためには、事前に以下のような点について、車両をよく確認しておくことが大切です。

  • 外装・内装に傷や汚れ、サビなどはないか
  • エンジンがスムーズにかかるか、異音や振動がないか
  • マフラーから出る煙の色や量、臭いは正常か
  • 電装品はしっかり動くか、不具合はないか
  • タイヤの劣化はどの程度か など

 

中古車はなるべく現物を実際に見て、可能であればエンジンをかけたり試乗したりして、状態を確認するようにしましょう。

 

⑤装備やグレードを確認する

新車と同じように、中古車も装備やグレードによって価格が変わります。

 

中古車を購入する際には、装備・グレードも重視しましょう。

 

自分に必要な装備、希望するグレードについてあらかじめ決めておけば、選択肢を絞ることができ、効率的に車両選びを行えます。

 

⑥保証の有無、内容を確認する

中古車購入後に車両の不具合や故障する可能性がないとは言い切れません。

 

そのため、中古車購入にあたっては、保証や購入後のサポートサービスがあるかどうかも重視する必要があります。

 

手厚い保証や返品制度があれば、安心して中古車を購入することができます。

 

⑦販売店の信頼性を見極める

安心して購入・乗車するためにも、中古車は信頼できる販売店で購入することが大切です。

 

販売されている中古車はきちんとメンテナンスされているか、スタッフは車について熟知しているか、誠意を持って対応してくれるか、保証制度は整っているかなどの点から、店舗の信頼性も見極めましょう。

 

⑧第三者機関による評価があるか

中古車は、車両の状態に対する第三者機関の評価を実施・公開している店舗で購入するのもおすすめです。

 

第三者機関による正当な評価は、中古車の購入者にとって大きな安心材料になります。

 

⑨総額費用がいくらかかるか

中古車を購入する際には、売り場に表示されている車両本体価格だけに注目するのではなく、費用総額を把握するようにしましょう。

 

中古車の購入には、車両本体価格以外に、保険料や各種税金、登録に伴う代行手数料といった諸費用も含まれます。

 

2023年10月より、中古車を販売する際の価格を「支払総額」で表示することが義務付けられるようになりましたが、不適切な費用項目がないかよく確認し、明確な見積もりを出してもらうようにしましょう。

 

詳しくは「中古車の支払総額とは?表示義務化の背景や内訳を解説」をご確認ください。

 

 

中古車の選び方で失敗しやすいケースとは?注意点を確認

車を確認する女性

次に、中古車選びでよくある失敗と注意点についてケースごとにみていきましょう。

 

ケース1:事前にどのような車を購入するか決めていなかった

中古車選びでよくあるのが、事前にどのような車を購入するか決めていなかったことによる失敗です。

 

明確な希望や判断基準をあらかじめ決めておらず価格だけで選んでしまって、後から後悔するケースは少なくありません。

 

中古車購入は、ボディサイズ、ボディカラー、車種(SUV、コンパクトカーなど)、価格、燃費性能、安全性能など、ご自分のライフスタイルにあわせて、ある程度の条件やビジョンを持って選ぶことが大切です。

 

どんなタイプの車を選べば良いか迷ったときは、以下のコラムも参考にしてください。

後悔しない車の色の選び方は?人気色や色別の特徴・メリットを確認

車の購入の決め手とは?悩んだときに選ぶポイントも紹介

 

ケース2:試乗せずに購入してしまった

中古車購入では、試乗せずに購入してしまったことによる失敗も多いです。

 

ご紹介してきた通り、中古車は一台一台状態が異なります。

 

乗り心地はもちろん、エンジンやステアリング、アクセル・ブレーキの効き具合、電装品の動作などは、実際にエンジンをかけたり試乗をしたりしなければ、しっかり把握することはできません。

 

最近ではオークションなどを通して情報だけで中古車をやり取りする例もあるようですが、中古車を購入する際には、実際に目で見て試乗し、検討することをおすすめします。

 

どうしても試乗できない場合にチェックすべきポイントについては、「試乗しないで車を購入する際のポイントは?試乗の重要性も確認」でご紹介しています。

 

ケース3:事故歴や修復歴のある中古車を選んでしまった

事故歴・修復歴のある車や過走行車、冠水車などを選んでしまったという失敗も考えられます。

 

事故歴といっても事故の程度はさまざまですが、特に注意したいのが修復歴のある車両。

修復歴とは、「車の骨格部分を修理した履歴」のことです。

骨格は車の基礎となる部分であるため、たとえ損傷した部分が交換され修復済みであっても、故障しやすく、走行の安定性や乗り心地にも悪影響が出やすい傾向にあります。

 

中古車を選ぶときは、整備記録簿を通して自身でも確認するようにしましょう。

 

修復歴車と過走行車のリスクについては、以下のコラムもご確認ください。

修復歴ありの中古車とは?事故車との違いやリスクも解説

過走行車を購入する際の注意点は?メリット・デメリットも確認

 

修復歴ありの中古車や過走行車を購入することに不安がある場合は、修復歴ありの中古車や過走行車を取り扱っていない販売店で購入することもご検討ください。

 

ケース4:支払総額に含まれない費用が別途かかることを想定しておらず、予算をオーバーしてしまった

支払総額(車両本体価格と諸費用を加えた価格)だけを見て車を選び、別途費用が発生することを想定しておらず、予算を大きくオーバーしてしまったという失敗例も見られます。

 

中古車の支払総額に含まれない費用は、以下のとおりです。

  • (購入者希望の)オプション費用
  • 希望ナンバー申請費用
  • 管轄外登録(届出)費用
  • 店頭以外の納車(配送)費用
  • 下取り関連費用
  • 任意加入の自動車保険料
  • リサイクル料

 

具体的にいくら費用がかかるかは、早めに販売店のスタッフに確認しておくようにしましょう。

 

 

中古車購入時の注意点については、「中古車購入の注意点を解説!チェックすべきポイントをご紹介」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

中古車の選び方に不安があるなら販売店選びが重要

中古車選びについてポイントはわかっても、自分で判断できるか不安だという人は多いのではないでしょうか。

 

そのような場合には、安心して購入できるディーラーや販売店で車を選ぶのがおすすめです。

 

アウディの正規ディーラーであるヤナセアウディでは、厳しい認定中古車制度にもとづいてアウディの中古車を販売しています。

 

  • Audi正規輸入車であること
  • 新車登録時からの正規メンテナンスノートがあること
  • 初年度登録日から10年以内であること
  • 走行距離が10万km以下であること
  • 修復歴車・改造車でないこと

ヤナセアウディで取り扱うのは、以上の条件をクリアした車両のみ。

 

認定資格を持つ技術者が100個にもおよぶ項目について点検・整備を実施しているため、安心してアウディの中古車をお選びいただけます。

 

 

中古車は選び方が大切!目視・試乗で状態をよく確認し、納得の一台を

中古車の選び方でチェックすべきポイントは、年式、走行距離、車検の残期間、定期点検整備記録簿の内容、車本体の傷・汚れ・不具合の確認などがあります。

 

車両の状態に加え、販売店の信頼性や保証の有無、費用総額についてもよく確認しておくと良いでしょう。

 

中古車選びで失敗しないためには、ご自分のライフスタイルにあわせて、あらかじめ購入したい車の条件を明確にすることが大切です。

そして、車両の状態を知るためにも、実際に試乗することをおすすめいたします。

 

車両や費用の不明点については、販売店のスタッフに確認するようにしましょう。

 

 

ヤナセアウディでは、上質なコンディションのアウディの中古車を多数取り揃えております。

厳しい認定中古車制度を通過した車両のみを販売し、保証も充実しているので、安心して車を選ぶことが可能です。

 

公式サイトからは、全国の中古車を検索し、気になる車をお近くの店舗に取り寄せることもできます。

 

アウディの中古車をお探しの方、車の買い替えをご検討の方は、ぜひご利用ください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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