2026.01.30
中古車の点検記録簿とは?あり・なしの違いや確認ポイントをご紹介
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
中古車の購入を検討する際、「点検記録簿あり」「点検記録簿なし」という表示を目にしたことはありませんか。
点検記録簿は車の整備履歴を知る上で重要な書類ですが、その役割や見方について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、中古車の点検記録簿について、役割や重要性から、あり・なしの違い、確認すべきポイントまで詳しくご紹介します。

中古車の「点検記録簿」とは?役割と重要性から確認
中古車購入を検討する際、点検記録簿がどのような書類なのか、まずは基本的な知識を押さえておきましょう。
点検記録簿の正式名称は「定期点検整備記録簿」といいます。
車両の点検や整備の結果、修理内容などが記録された書類で、12カ月点検や24カ月点検といった法定点検、車検時の整備内容が記載されています。
別称として「記録簿」「点検記録簿」「メンテナンスノート」などと呼ばれることもあります。
点検記録簿には、点検項目およびチェック欄、所有者の情報、点検を実施した整備工場、点検を行なった整備主任の情報などが記録されています。
このように、点検記録簿は車の整備履歴を知ることができることから、「車の履歴書」や「カルテ」とも呼ばれています。
ただし、点検記録簿は法律上「必須書類」ではありません。
車検証や自賠責保険証明書とは異なり、点検記録簿がなくても車を購入したり運転したりすることは可能です。
点検記録簿の役割や重要性
点検記録簿の重要性として、整備履歴の確認ができることが挙げられます。
前の所有者がどの程度メンテナンスを行なっていたか、車検や法定点検を適切に受けてきたかを知ることができます。
また、エンジンオイルやブレーキパッドなどの消耗部品が定期的に交換されているかを確認できれば、丁寧に扱われてきた車であるかどうかの判断材料になります。
さらに、定期的なメンテナンスや点検を受けてきたことが確認できれば、購入後のトラブルリスクを軽減できるでしょう。
車検整備付の中古車について知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
点検記録簿がない中古車でも購入できる?点検記録簿あり・なしの違いや注意点もご紹介
点検記録簿がある中古車とない中古車では、どのような違いがあるのでしょうか。
点検記録簿「あり」中古車の場合
点検記録簿「あり」の中古車は、整備履歴を把握しやすいことが大きなメリットです。
適切な点検整備が行われてきたか、修復歴の有無などを確認できるため、車両状態の判断材料として活用できます。
消耗部品が定期的に交換されていることが確認できれば、前の所有者が車を大切に扱ってきたという安心感にもつながります。
アウディの認定中古車をご紹介
アウディでは独自の基準をクリアした車だけを「Audi認定中古車(Audi Approved Automobile)」として認めています。
Audi認定中古車の車両が満たす5つの条件は以下の通りです。
- Audi正規輸入車であること
- 新車登録時からの正規メンテナンスノート(整備記録)があること
- 初年度登録日から12年以内であること
- 走行距離10万km以下であること
- 修復歴車、改造車でないこと
アウディの認定中古車をお探しの方は、アウディの正規ディーラーである「ヤナセアウディ」にぜひご相談ください。
点検記録簿「なし」中古車の場合
点検記録簿「なし」の中古車は、点検整備の頻度や内容を確認することができません。
整備状況が不明確であるため、購入前に車の状態を正確に把握することが難しくなります。
ただし、点検記録簿がない中古車でも購入できるケースは多くあります。
点検記録簿がない主な理由として、前の所有者が紛失してしまったケースや、個人情報保護の観点から販売店が記録簿を破棄したケース、整備記録がシステムで別管理されているケースなどがあります。
点検記録簿がない中古車の注意点
点検記録簿なし中古車の注意点として、整備状況が不明確であることが挙げられます。
どのような整備が行われてきたかを確認できないため、購入後に予期せぬ修理が必要になる可能性があります。
点検記録簿がない中古車を購入する場合は、納車前のメンテナンスがしっかり行われているか、販売店保証が充実しているかを確認することが大切です。
中古車購入前に点検記録簿で確認すべきポイントは?

点検記録簿がある中古車を購入する場合、どのようなポイントを確認すれば良いのでしょうか。
整備を受けた場所
まず、整備を受けた場所を確認しましょう。
自動車整備工場は指定工場、認証工場、未認証の工場の3つに分類されます。
指定工場や認証工場は、地方運輸局長による認証を受けており、走行安全性に関わる部品の分解整備を行うことができます。
点検記録簿には、指定工場や認証工場であれば指定番号や認証番号が記載されているため、確認してみてください。
点検の実施時期
点検の実施時期も確認することが重要です。
12カ月点検や24カ月点検といった法定点検が定期的に実施されているかをチェックしましょう。
走行距離
走行距離も確認すべきポイントの一つです。
点検記録簿には、点検時の走行距離が記載されています。
走行距離の増え方が不自然でないか、記録簿の距離と現在の走行距離に矛盾がないかを確認することで、メーター改ざんなどのトラブルを防ぐことができます。
整備や修理の頻度
整備・修理の頻度も注目したいポイントです。
あまりにも頻繁に修理が行われている場合は、車両に何らかの問題があった可能性があります。
一般的に、点検記録簿にはさまざまな記号が使用されており、その中には「×」が交換を示す記号として使われることが多いといわれています。
また、「レ」や「済」といった記号が使用されることもあります。
交換部品の内容
交換された部品の内容も重要な確認ポイントです。
消耗部品の定期的な交換であれば問題ありませんが、エンジンやトランスミッションなどの重要部品が交換されている場合は、大きなトラブルがあった可能性があります。
特に、エンジンオイルの交換履歴は重要です。
定期的に交換されているかをご確認ください。
その他、ブレーキパッド、冷却水、ブレーキオイルなどの消耗部品の状態も確認しておくと、購入後の安心につながります。
中古車の選び方のポイントを知りたい方は、下記コラムをご覧ください。
中古車購入前に走行距離をチェック!距離の目安や選ぶポイントを解説
点検記録簿がある中古車の購入が向いている人は?後悔しないための判断基準も確認
点検記録簿「あり」の中古車購入が向いている人の特徴をご紹介します。
- 初めて中古車を購入する人
- 車の知識に自信がない人
- 長く安心して乗りたい人
- 将来的な売却も考えている人
後悔しないための判断基準として、点検記録簿の有無だけでなく、整備内容の説明、保証の有無、販売店の信頼性なども含めて総合的に判断されることをおすすめします。
点検記録簿があっても、その内容を販売店が詳しく説明できるか確認しましょう。
また、点検記録簿がない車両でも、充実した販売店保証がついていれば、購入後のトラブルに対応してもらえる可能性が高くなります。
長年営業している実績のある販売店、正規ディーラーなど、信頼できる販売店から購入することで、安心して中古車を購入できます。
中古車を大切に長く乗るためのコツを知りたい方は、下記コラムをご参考ください。
中古車の「点検記録簿」の有無は、購入前の重要な判断材料
中古車の点検記録簿は、車両の整備履歴を確認できる重要な書類です。
正式には定期点検整備記録簿といい、法定点検や車検時の整備内容が記載されており、「車の履歴書」「カルテ」とも呼ばれますが、法律上の必須書類ではありません。
点検記録簿がある中古車は、整備履歴の把握がしやすく、車両状態の判断材料として活用できます。
一方、点検記録簿がない中古車は、整備状況が不明確ですが、紛失や個人情報保護などの理由で記録簿がないケースも多く、納車前のメンテナンスや保証が充実していれば安心して購入できます。
中古車購入前に点検記録簿で確認すべきポイントは、整備を受けた場所が指定工場や認証工場であるか、点検の実施時期、走行距離、整備・修理の頻度、交換された部品の内容、エンジンオイルの交換履歴など。
点検記録簿がある中古車の購入が向いている人は、初めて中古車を買う人、車の知識に自信がない人、長く安心して乗りたい人、将来的な売却も考えている人などです。
後悔しないための判断基準として、点検記録簿の有無だけでなく、整備内容の説明、保証の有無、販売店の信頼性なども含めて、総合的に判断されることをおすすめいたします。
アウディの中古車を扱っているヤナセアウディでは、売買時に丁寧なサポートを行なっております。
アウディの中古車の購入を検討している方は、ぜひお近くのショールームでご相談ください。
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