車の買い替えの流れを解説！スムーズに進めるポイントも

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

車の買い替えにあたっては、いくつかの手続きが必要になります。

 

「買い替え後の車に早く乗りたい！」ということなら、ポイントを押さえてスムーズに手続きを進めましょう。

 

今回は、車の買い替えの流れと手続きをスムーズに進めるためのポイントについて、わかりやすく解説します。

車の買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

車の買い替えの流れを解説！

車を買い替える際には、次の流れで手続きを進めていきます。

1. 乗っている車の売却金額を確認する
2. 買い替える車を選ぶ
3. 見積もりを取る
4. 書類を用意する
5. 契約を行う
6. 名義変更する
7. 自動車保険の車両入替を行う

 

新しい車選びにかかる時間や手続きのタイミングにもよりますが、以上の手続きを完了させるまでには、一般的に1カ月程度の時間がかかります。

 

車を買い替える判断の目安については、以下のコラムでご説明しています。

車の買い替えサイクルをご紹介！お得に買い替えるタイミングも確認

車が故障したら買い替え・修理のどっちが良い？判断する基準を確認

 

ここでは、車の買い替えの流れをステップごとに詳しくみていきましょう。

 

①乗っている車の売却金額を確認する

乗っている車の売却価格がわかれば、買い替える車の予算が立てやすくなります。

 

まずはディーラーや買取業者に連絡し、愛車がいくらで売れるのか査定見積もりを取りましょう。

 

このとき、査定は複数店舗で取るのがおすすめ。

買取価格の相場を把握し、より高額で車を売却することが可能になります。

 

複数店舗に対し簡単に査定を取るなら、専門サイトの無料一括査定を利用するのも一つの方法でしょう。

 

また、対象の車にローンの支払いが残っているケースでは、売却関連の手続きは少し複雑になります。

 

詳しい手続きは、以下のコラムでご紹介しています。

ローンが残っている車を買い替える方法は？流れやタイミングもご紹介

車のローン残債を上乗せして車を買い替える方法は？注意点も解説

 

②買い替える車を選ぶ

次に、買い替える車の選定に入ります。

 

ライフスタイルに合った車、デザインが好きな車、走行性能や乗り心地が良い車、燃費が良い車など、選ぶポイントはさまざま。

 

「車の購入の決め手とは？悩んだときに選ぶポイントも紹介」も、あわせてご確認ください。

 

新車だと予算オーバーになってしまったり、好みの車が見つからなかったりする場合には、中古車を選択肢に入れるのもおすすめです。

 

中古車であれば、新車よりもお手頃な価格で購入でき、車両の選択肢も広がります。

 

ただし、中古車を購入する場合には、車の状態や走行距離などをよく確認することが大切です。

 

走行距離を確認するときのポイントについて詳しくは、こちらのコラムをご覧ください。

中古車購入前に走行距離をチェック！距離の目安や選ぶポイントを解説

 

③見積もりを取る

購入を希望する車が見つかったら、ディーラー・販売店に依頼して見積もりを取ります。

 

車の購入には諸費用がかかるため、実際に支払うのは車体価格に1〜2割プラスした金額になることが多いです。

購入の価格交渉は、このタイミングで行うと良いでしょう。

 

また、車の買い替えの場合、ディーラー・販売店から下取りを提案されることがあります。

できるだけ高く売却したいと考えているなら、事前に取ったほかの買取業者の見積もり情報と比較し、より高く買い取ってもらえるところで売却を行うようにしましょう。

 

中古車の場合は、こちらのコラムもあわせてご覧ください。

中古車購入時の見積もりを確認する際の注意点は？依頼方法も確認

 

④書類を用意する

車の購入を決めたら、契約やその後の手続きに必要な書類の用意を始めます。

 

必要な書類は、購入する車が普通自動車か軽自動車かによって異なります。

 

また、売却・購入どちらの手続きにも、複数の書類が必要です。

取得に時間がかかる書類もあるため、書類準備は早めに始めておきましょう。

 

手続きに必要な書類の種類については、次章でご紹介します。

 

⑤契約を行う

書類の準備が整ったら、ディーラー・販売店や買取業者との間で、購入および売却の手続きを行います。

 

購入と売却を別々の店舗で行う場合には、納車と売却のタイミングに注意しましょう。

 

場合によっては、数週間〜1カ月程度、手元に車がない期間ができる可能性があるためです。

 

会社への通勤や日常的な買い物に車を使用している方は、使用できない期間をなるべく減らすために、ディーラーや販売店、もしくは買取業者と調整を行うようにしましょう。

 

⑥名義変更する

車の購入・売却にあたっては、それぞれの車の名義変更登録が必要です。

名義変更を行うには、必要書類を用意して運輸局に出向かなければなりません。

 

とはいえ、ほとんどのディーラー・販売店・買取業者は、名義変更手続きの代行サービスを受け付けています。

 

手数料はかかりますが、手間を減らしながらよりスムーズに手続きを進めるためにも、手続きは店舗側に任せるのが安心です。

 

⑦自動車保険の車両入替を行う

新しい車の納車日が決まったら、自動車保険の車両入替を行います。

 

加入している保険会社に連絡し、買い替えにより登録している車を切り替えたい旨と新しい車の車両番号を伝えましょう。

 

任意保険の内容については、車両入替のタイミングで見直しておくのも良いでしょう。

 

 

ここまでの手続きが終われば、あとは納車を待つだけとなります。

 

ただし、状況によっていつ車が納車されるかには違いがあります。

人気車種や修理・整備が必要な中古車など、車によっては納車時期が遅くなることもあるので、忘れずに確認しておくようにしましょう。

 

中古車の納車時期については「中古車の即日納車は可能？納車期間目安と早く納車するポイントをご紹介」で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

車の買い替えに必要な書類

車の買い替えに必要な書類を、売却時と購入時の2ケースに分けてご紹介します。

 

車の売却時に必要な書類

車の売却には、以下の書類が必要になります。

• 車検証
• 自賠責保険証明書
• 自動車税納税証明書（軽自動車納税証明書）
• 印鑑証明
• リサイクル券
• 譲渡証明書
• 委任状

 

上記以外にも、普通自動車を売却する場合には実印が必要です。

 

一方、軽自動車を売却する場合には、印鑑は認印で構わず、印鑑証明も必要ありません。

 

車の購入時に必要な書類

車の購入には、以下の書類が必要になります。

• 車検証
• 自賠責保険証明書
• 車庫証明
• 印鑑証明（普通自動車の場合）
• 住民票（軽自動車の場合）
• 委任状

 

普通自動車を購入する場合には、印鑑証明と実印が必要になります。

 

軽自動車を購入する場合には、印鑑証明の代わりに住民票が必要で、印鑑は認印で構いません。

 

車の買い替え手続きをスムーズに進めるコツは、これらの書類を速やかに揃えること。

 

ただし、購入する車の種類（普通自動車か軽自動車か）による必要書類の違いには注意しましょう。

 

車庫証明の申請方法については、「車の買い替え時にも車庫証明は必要？申請方法や必要書類は？」でご紹介しています。

 

 

車の買い替えの注意点もチェック

車の買い替えでは、次の注意点に気をつけるようにしましょう。

 

書類には有効期限がある

車の売却・購入に必要な書類には、有効期限があるものがあります。

 

印鑑証明や住民票には発行から3カ月の有効期限が定められており、この期限を過ぎた書類は使用することができません。

 

再取得の手間を避けるためにも、書類は有効期限に余裕を持って提出するようにしましょう。

 

ケースによって必要な印鑑証明の枚数は異なる

車の売却・購入で必要になる印鑑証明は、ケースによって必要な枚数が異なります。

 

例えば、現金による購入の場合は1通、車の下取りがある場合は4通など。

印鑑証明が必要な枚数は、事前にディーラー・販売店の担当者に確認しておくようにしましょう。

 

車庫証明は即日取得できない

警察署で発行してもらう車庫証明は、即日取得することができません。

申請から車庫証明の取得までには1週間程度の時間がかかります。

 

また、警察署で車庫証明を発行する場合、窓口の受付時間は各警察署でそれぞれ定められているため、ご自身で取りに行かれる場合は確認をしてから行きましょう。

 

保険の車両入替は納車日が決まってから

任意保険の車両入替は、納車日が決まってから行います。

保険未加入のまま走行するリスクを避けるためには、速やかに保険会社へ連絡を行うようにしましょう。

 

また、納車前の車両入替では、以下の情報が必要になります。

• 型式
• 初度登録年月
• メーカー、車名
• 車の登録番号
• 車両所有者
• 車両使用者
• 車台番号

 

必要な情報を保険会社にスムーズに伝えられるよう、これらの項目はしっかりメモしておくようにしましょう。

 

保険の切り替え手続きについては「車を買い替えるなら保険の切り替えも！手続き方法や注意点も解説」もチェックしてみてください。

 

また、車買い替え時の注意点については「車の買い替えで後悔したくない！失敗しないポイントと対処法を解説」でもご説明しています。

 

 

車の買い替えの流れをスムーズに進めるには書類準備が重要

車の買い替え手続きは、愛車の査定、車選び、見積もり、書類準備、契約、名義変更、任意保険の車両入替という流れで進みます。

 

買い替えにはさまざまな書類が必要になります。

 

書類の提出遅れは諸々の手続きに影響するため、書類準備は速やかに行うようにしましょう。

 

ただし、ケースによって必要な書類の種類や枚数は異なります。

 

必要書類は、事前にディーラーや販売店、または買取業者に確認し、書類の有効期間も意識しておくことが大切です。

 

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