2025.03.14
免許なしでも車を購入できる?カーローン・自動車保険の適用や注意点も
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
現在、運転免許を取得中の方や、これから取得予定の方の中には「免許を取る前に車を購入したい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、免許を持っていない状態での車の購入について、カーローンの利用や自動車保険の加入の可否、注意点などを詳しくご説明いたします。
免許なしでも車を購入できる?
結論から言うと、運転免許証を持っていなくても車を購入することは可能です。
車の購入時に運転免許証の提示は必須ではなく、車の所有者が必ずしも運転をしなければならないという決まりはありません。
そもそも「無免許」とは、運転免許を一度も取得していない場合と、運転免許証の有効期限が切れて失効している場合の2つのケースを指します。
免許を持っていなくても車を購入できる理由は、車の購入契約において「所有者」と「使用者」という2つの立場が存在するためです。
例えば、以下のようなケースで、免許を持っていない人の車の購入が考えられます。
- 免許を持っていない親が、免許を取得した子どものために車を購入する
- 会社名義で車を所有し、ドライバーを雇用して運転させる
- コレクション目的で購入する
法人の場合は、企業自体が運転免許を持つことはありませんが、多くの車両を所有していることからもわかるように、「所有」と「運転」は別の概念として扱われています。
ただし、無免許での運転は道路交通法違反となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金という重い罰則が科せられます。
また、無免許者に車を貸す行為(無免許運転幇助)も、3年以下の懲役または50万円以下の罰金という同様の重い罰則の対象となりますので、絶対に行わないようにしましょう。
ちなみに、カーリースの場合は、免許なしで契約できる場合もありますが、リース会社によって条件が異なるため、確認が必要です。
カーリースと中古車購入で迷っている方は、「カーリースと中古車購入ならどっちが良い?メリット・デメリットを比較」をあわせてご覧ください。
ペーパードライバーの方で車の購入する際のポイントをより詳しく知りたい方は、「ペーパードライバーが車を購入する際のポイントは?選び方をご紹介」をご覧ください。
免許なしでもカーローンは組める?自動車保険に加入はできる?
カーローンについては、免許を持っていなくても契約することが可能です。
運転免許証の有無は、カーローンの審査基準には含まれていません。
ただし、審査の際には以下のような書類が必要です。
- 本人確認書類
- 収入証明書
- 見積書や売買契約書
運転免許証の代わりとなる本人確認書類として、マイナンバーカード、パスポートなどが必要です。
写真付きでない身分証明書の場合は、受付が不可となるケースや、もしくは住民票の提出を求められることもあります。
また、返済能力を審査するために、収入を証明する書類が必要です。
会社員の場合は源泉徴収票や給与明細書、自営業の場合は確定申告書や納税証明書、年金受給者は年金振込通知書などを用意しましょう。
さらに、借入金の使途を証明するため、見積書や売買契約書などが必要となる傾向ですことも多いです。
車販売店のカーローンを使用する場合は販売店に任せられますが、銀行系カーローンを使用する際は、契約希望者にて銀行へ書類の提出が必要となります。
自動車保険は免許がなくても加入可能?
自動車保険については、必ず加入が義務付けられている自賠責保険と、任意で加入する任意保険の2種類が存在します。
自賠責保険は車に対して締結される保険のため、所有者と使用者のどちらの名義でも加入が可能です。
そのため、免許がなくても自賠責保険には加入できます。
一方、任意保険は保険会社や商品によって加入条件が異なります。
主に以下のような契約形態があります。
- 運転者を限定するタイプ
- 家族に限定して契約するタイプ
- 契約者と記名被保険者が同一であることが必須のタイプ
- 契約者と記名被保険者が異なっていても契約可能なタイプ
任意保険は契約形態によっては、免許なしでも加入が可能です。
インターネットで申し込む保険の場合、加入者と所有者が同一であることを求められることが多いため、注意が必要です。
中古車購入時の必要書類について詳しく知りたい方は、「中古車購入時の必要書類とは?取得方法や注意点も解説!」をご参考ください。
免許なしで車を購入する際の注意点
車の購入契約を結ぶ際は、所有者と使用者の関係について十分に注意する必要があります。
車検証上の使用者は車を使用するのみとなりますが、所有者には以下のような責任や義務が発生します。
自動車税の支払い義務
税金に関しては、ディーラーや信販会社に所有権がある場合でも、契約上の所有者に支払い義務が生じます。
支払い通知は契約者のもとへ届くため、使用者と所有者が異なる場合は、支払い方法について事前に相談しておく必要があります。
車検・メンテナンスの管理責任
車の所有者には、車検・メンテナンスの管理責任義務が生じます。
車の所有者は、車の状態を常に把握し、安全に運行できる状態を維持する責任があるからです。
車の所有者は、直接運転していなくても、車の運行によって生じた損害に対して責任を負う場合があります。
車検を行なっているか、安全に運行できる状態になっているかを確認することは、所有者の義務です。
事故や違反があった場合の最終的な責任
車の所有者になると、事故や違反があった場合の最終的な責任についても、さまざまな義務が生じます。
交通違反があった場合、基本的に運転者が責任を負います。
しかし、駐車違反など、運転者が特定できない場合は、車の所有者が責任を問われることがあります。
売却や廃車、名義変更などの権限
車の売却や廃車、名義変更などの権利は、登録上の所有者のみが持っています。
使用者の独断でこれらの行為をすることはできません。
カーローンの返済期間中は、ディーラーや信販会社が所有権を持つ「所有権留保」の状態となります。
この場合、契約上の所有者(購入者)であっても、売却や名義変更には制限がかかります。
ローン完済後に所有権が契約者に移行されてから、売却や名義変更などの手続きが可能です。
また、「所有権留保」の場合、ご自身が使用者として車検証には記名されますが、先に挙げた「自動車税の支払い義務」「車検・メンテナンスの管理責任」「事故や違反が合った場合の最終的な責任」は使用者に発生します。
こちらのコラムもあわせてご確認ください。
車のローン完済後は所有権留保の解除を行い車検証の名義変更を!
車の購入は免許なしでも可能!注意点を把握しておこう
免許を持っていなくても車を購入することは可能です。
車の免許なしでも車を購入できる理由としては、「所有者」と「使用者」という2つの立場があるためです。
免許なしでも車を購入するケースとして、「免許を持っていない親が免許を取得した子どものために車を購入する」「会社名義で所有しドライバーを雇用して運転させる」などが当てはまります。
免許なしで車を購入できたからといって、無免許での運転は重大な違法行為となりますので行なってはいけません。
さらに、免許なしでもカーローンの契約や保険への加入も可能ですが、所有者と使用者の関係や責任の所在については、十分に理解しておく必要があります。
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