2025.05.30
車2台持ちで広がる快適カーライフ!メリット・デメリットを徹底解説
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
車を1台所有していると、「もう1台あったら便利なのに…」と考えたことはありませんか?
特に公共交通機関が充実していない地域では、家族で車を共有することに不便さを感じる場面も多いでしょう。
一般社団法人日本自動車工業会が発表した「2023年度 乗用車市場動向調査」によると、乗用車を保有している77.6%の世帯のうち、約半数である35.7%が複数台を乗用車を所有している結果が出ています。
今回は、車の2台持ちを検討されている方に向けて、メリットやデメリット、維持費の目安など、気になる情報を解説します。
また、アウディの多彩なラインアップと、おすすめの組み合わせもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
車を2台持ちするメリットから確認!
車を2台所有することで、カーライフがより快適で便利になります。
ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのかをご紹介します。
ライフスタイルに合わせた柔軟な車選びが可能
車を2台持つ最大のメリットは、用途に応じて車を使い分けられる点です。
例えば、「通勤や買い物などの日常使いには、小回りの利くコンパクトカー」「家族とのレジャーや旅行には、荷物が多く積めるSUV」といったように、シーンに応じて最適な車を選ぶことができます。
平日は燃費の良い車で通勤し、週末はゆったりとした車でお出かけする、といった活用方法もできますし、それぞれの車の特性を活かしながら快適なカーライフを送ることができます。
メンテナンスやトラブルにも安心
車を2台所有していれば、1台が故障や車検でも、もう1台を使えるため普段通りの生活を続けられます。
緊急時の移動手段としても心強く、安心感が大きく高まります。
さらに、車検やメンテナンスのタイミングをずらすことで、一度に多額の出費が発生するのを避けやすくなり、家計への負担も平準化できます。
また、災害時などに避難が必要な場合にも、選択肢が広がる点は意外と見逃せない利点です。
それぞれの車の負担を軽減できる
車を2台で使い分けることで、1台あたりの走行距離や使用頻度が抑えられ、車両の劣化や消耗を軽減できます。
その結果、車をより長く良好な状態で使い続けやすくなります。
また、走行距離が少ないなど良好な状態を保つことで、将来の売却時に査定額が高くなる可能性もあります。
このように、車の2台所有は単なる利便性だけでなく、資産価値の保全にもつながる選択肢です。
車を2台持ちする際のデメリットは?注意点も確認
車の2台持ちには多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
これから2台持ちを検討されている方は、事前にデメリットを把握しておきましょう。
車2台分の維持費がかかる
車を2台所有すると、それぞれの車両に維持費がかかります。
自動車税、車検費用、自賠責保険料、任意保険料、ガソリン代などが2台分必要です。
ただし、2台持ちによって1台あたりの走行距離が減ることで、ガソリン代や消耗品の交換頻度が下がる可能性もあります。
また、保険によってはセカンドカー割引を利用すると、任意保険料を抑えられる場合もあるので、上手に活用しましょう。
輸入車・外車と国産車の維持費について詳しく知りたい方は、「輸入車・外車と国産車の維持費はどう違う?費用を抑えるポイントも確認」をご参考ください。
車2台分の駐車スペースの確保が必要
車を2台持つ場合は2台分の駐車スペースを確保しなければなりません。
持ち家で駐車スペースに余裕がある場合は問題ありませんが、アパートやマンションにお住まいの方は2台分の駐車場代がかかることを考慮する必要があります。
地域によって駐車場の月額料金は大きく異なるため、事前の確認が重要です。
管理の手間がある
2台の車を所有すると、それぞれの車に関する管理やメンテナンスが必要になります。
保険の更新、車検、定期点検、消耗品の交換など、さまざまな手続きが発生します。
しかし、計画的に車の管理を行うことで、管理の手間やメンテナンスの負担を軽減できます。
車の2台持ちを検討する前に確認すべきポイント
車の2台持ちを決断する前に、いくつかのポイントを確認しておくことをおすすめします。後悔のない選択をするためにも、以下の点をチェックしてみましょう。
ライフスタイルに合っているか確認する
まず、ご自身のライフスタイルに2台持ちが合っているかを確認しましょう。
通勤や趣味など、用途によって異なる車を使い分けることで、より快適なカーライフが実現できるかもしれません。
使い分けによる利便性が見込める場合は、2台目の導入を前向きに検討しても良いでしょう。
駐車場の確保ができるか確認する
車を2台所有するには、駐車スペースの確保が必要です。
駐車場が確保できない場合、車の購入自体が難しくなってしまいます。
購入前に、自宅や周辺に2台分の駐車スペースを確保できるかを確認しておきましょう。
年間の維持費を試算してみる
車の2台持ちにかかる年間の維持費を事前に試算することも重要です。
車検費用、自動車税、任意保険料、燃料代などを含めて、無理のない範囲で維持できるかを確認しておきましょう。
維持費を抑える3つのポイントを知る
2台目の維持費を抑えるために、以下のようなポイントを意識すると良いでしょう。
①燃費の良い車を選ぶ
燃費性能の高い車を選べば、日常のガソリン代を抑えることができます。
近年の車は燃費が向上しており、古い車から買い替えるだけでも経済的な効果があります。
②中古車も選択肢の一つに
中古車は新車に比べて購入費用が抑えられる上、初年度の価格下落が少ないため、コストパフォーマンスの良い選択肢です。
③セカンドカー割引を活用する
任意保険では、2台目に対して保険料を割引する「セカンドカー割引」を適用できる場合があります。
加入条件を確認し、うまく活用しましょう。
これらのポイントを押さえておくことで、2台持ちをより現実的な選択肢にすることができます。
車の2台持ちが向いているケース
車の2台持ちが特に向いているケースを考えてみましょう。
家族で別々に移動する機会が多い家庭
例えば、夫が仕事で車を使っている間に、妻が子どもの送迎や買い物に別の1台を使うといった使い分けが可能です。
趣味やレジャーと日常用途を分けたい場合
SUVやミニバンで家族旅行を楽しみつつ、通勤や日常の買い物には燃費の良いコンパクトカーを使うなど、シーンに合わせた車選びができます。
公共交通機関が少ない地域にお住まいの方
地方など交通手段が限られる地域では、移動の自由度を高めるために2台持ちを検討する価値があります。
このようなケースに該当する方は、維持費などを事前にシミュレーションし、無理のない範囲で2台持ちが実現できるか確認してみましょう。
車購入で2台同時ローンについて詳しく知りたい方は、「車購入で2台同時にローンは組める?ポイントや注意点を紹介」をご覧ください。
車の2台持ちでおすすめの組み合わせ例は?アウディ車の多彩なラインアップもご紹介!
車の選択肢は多岐にわたりますが、2台持ちを考える際には、用途に応じて適切な車種を選ぶことが重要です。
ここでは、おすすめの組み合わせ例と、アウディ車の多彩なラインアップについてもご紹介します。
実用性重視の組み合わせ
実用性を重視する場合、「日常使いのコンパクトカー」と「家族でのお出かけ用のSUV、またはアバント(ステーションワゴン)」という組み合わせが人気です。
通勤や買い物などの日常使いには、小回りが利き、燃費に優れたコンパクトカーが便利です。
一方、週末のレジャーや旅行には、広い室内空間と高い収納力を備えたSUVやアバントが役立ちます。
SUVは、見晴らしの良い高めのアイポイントや悪路走破性の高さが魅力。
アバントは、低重心による優れた走行安定性と、利便性の高い荷室を兼ね備えています。
どちらも広々とした室内空間、実用性に優れた荷室がポイントです。
アウディのおすすめモデル
実用性を重視する場合、1台目には街乗りや通勤に最適なコンパクトモデルを選ぶのがおすすめです。
「Audi A1 Sportback」「Audi A3 Sedan」「Audi A3 Sportback」といったモデルは、都市部での取り回しに優れ、コンパクトなボディサイズながら、アウディらしいラグジュアリーな走りを楽しめます。
家族でのお出かけや週末のレジャーなどには、SUVやアバントが活躍します。
アウディのSUVシリーズは全てアルファベットの「Q」の文字を冠しており、「Q2」「Q3」「Q5」「Q7」「Q8」に加え、スポーティな「SQ2」「SQ5」「SQ7」「SQ8」なども展開。
※アウディのQシリーズではこの他にも、電気自動車のラインアップがございます(後ほど詳しくご紹介します)。
SUVは、悪天候時や長距離ドライブでも安定して走行できます。
また、「Audi A5 Avant」「Audi A6 Avant」といったアバントモデルは、低重心で安定した走りと広いラゲッジスペースを両立し、ロングドライブや荷物の多い移動にも最適です。
これらのモデルを組み合わせることで、日常からレジャーまで、さまざまなシーンに対応できる理想的なカーライフを実現します。
経済性重視の組み合わせ
「維持費をできるだけ抑えたい」「経済性を重視したい」と考えている場合は、「燃費の良いコンパクトカーと多目的に使えるセダン」という組み合わせはどうでしょうか?
例えば、燃費に優れたコンパクトカーを日常使いのメインとして活用し、必要に応じて、快適なセダンでゆったりとしたドライブを楽しむ。
そんな使い分けをすることで、経済性と快適性の両方をバランスよく実現できます。
アウディのおすすめモデル
経済性を重視するなら、取り回しが良く燃費性能に優れた「Audi A1 Sportback」と、快適性と実用性を兼ね備えたセダン「Audi A6」の組み合わせがおすすめです。
Audi A1 Sportbackは、1.0L TFSIエンジンを搭載し、低燃費とダイナミックな走りを両立したコンパクトモデルです。
通勤や買い物など、日常の移動に最適な1台といえるでしょう。
一方、Audi A6は、広々とした室内空間と上質な乗り心地が魅力。
長距離ドライブはもちろん、ビジネスシーンにもふさわしい多用途なセダンです。
環境配慮型の組み合わせ
環境に配慮したカーライフを目指す方には、「電気自動車(EV)とガソリン車」の2台持ちという組み合わせがおすすめです。
「日常の通勤や買い物など、比較的短距離の移動には電気自動車」「長距離ドライブや充電インフラが整っていない地域への移動にはガソリン車」のように、状況に応じて使い分けることで、環境への負荷を抑えながら利便性も確保できます。
アウディのおすすめモデル
アウディの完全電気自動車には、多彩なラインアップをご用意しております。
例えば、普段使いにもおすすめなコンパクト電動SUV「Audi Q4 e-tron」、 2025年登場の最新プレミアム電動SUV「Audi Q6 e-tron」、そして高いパフォーマンスとデザイン性を兼ね備えた電動グランツーリスモ「Audi e-tron GT」「Audi RS e-tron GT」などがあります。
一方、ガソリン車では、効率的なエンジンを搭載したモデルが人気です。
コンパクトで取り回しやすく、燃費性能にも優れた「Audi A3 Sedan」「Audi A3 Sportback」、快適な室内空間と積載力を兼ね備えた「Audi Q3」「Audi Q3 Sportback」「Audi Q5」「Audi Q5 Sportback」などが挙げられます。
このように、電気自動車の先進性とガソリン車の利便性を使い分けることで、環境負荷を抑えながら快適で実用的なカーライフを実現できます。
ちなみにアウディでは、卓越したパフォーマンスと優れた環境性能を兼ね備えたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルとして、「Audi A8 TFSI e」「Audi A8 L TFSI e」もラインアップ。
これらのモデルは、3.0L TFSIエンジンと電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド構成となっており、モーターのみで走行する「EVモード」、エンジンとモーターを併用する「ハイブリッドモード」など、走行シーンに応じたモードを選択できます。
例えば、短距離はEVモードでの静かでクリーンな走行、長距離は力強いハイブリッド走行と、都市部の通勤から高速道路でのロングドライブまで、1台で柔軟に対応できるのが大きな魅力です。
趣味重視の組み合わせ
趣味や週末の楽しみを重視する方には、「日常使いの実用車」と「趣味を楽しむためのスポーツカー」という組み合わせがピッタリです。
例えば、平日は燃費が良く小回りの利く実用的な車で効率良く移動し、休日には自分の好みに合ったスポーツモデルで走りの楽しさを満喫。
そんなオン・オフを切り替えたカーライフが実現できます。
また、アウトドア愛好家には「日常使いの実用車」と「アウトドアレジャーを楽しむための本格SUV」という組み合わせも好相性です。
キャンプ、釣り、スキーなどのアウトドア活動に適したSUVと、通勤や買い物に便利なコンパクトカーの組み合わせは、アクティブなライフスタイルをサポートします。
アウディのおすすめモデル
日常使いには、「Audi A1 Sportback」「Audi A3 Sedan」「Audi A3 Sportback」など、コンパクトで扱いやすく、実用性に優れたモデルがおすすめです。
また、趣味を楽しむためのスポーツモデルとしては、スポーツ性能を重視したSモデル(S3 Sportback、S3 Sedan、S5、S6など)や、スポーティな走行性能とエレガントなデザインを兼ね備えた「Audi A7 Sportback」などが挙げられます。
「Audi A7 Sportback」は、グランツーリスモとしての魅力を持ち、ドライビングの楽しさと快適性を両立したモデルです。
さらに、高性能エンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「Audi RSシリーズ」は、サーキット走行にも対応。
「Audi RS 3 Sportback」「Audi RS 3 Sedan」「Audi RS 6 Avant performance」「Audi RS Q8 performance」などがあり、日常のドライブから特別なシーンまで幅広く活躍します。
アウトドアレジャー用としては、「Audi Q5」「Audi Q5 Sportback」「Audi Q7」「Audi Q8」といったラグジュアリーSUVがおすすめです。
これらのモデルには、アウディ独自の四輪駆動システム「クワトロ(quattro)」を搭載されており、雨天時の舗装路はもちろん、悪路や雪道でも優れた走破性と安定感を発揮します。
広い荷室と高い積載能力もポイントで、キャンプ用品やスポーツギアの積載にも対応。
アウトドアアクティビティを存分に楽しめるでしょう。
アウディ車のボディタイプと該当するモデル
アウディは多彩なボディタイプを展開しており、さまざまなニーズに応えています。
以下にアウディ車の主なボディタイプと該当するモデルをご紹介します。※2025年5月時点
セダン
- A3 Sedan、S3 Sedan、RS 3 Sedan
- A5、S5
- A6、S6
- A8、A8 L、S8
- A8 TFSI e、A8 L TFSI e(プラグインハイブリッド)
アバント(ステーションワゴン)
- A5 Avant、S5 Avant
- A6 Avant、S6 Avant、RS 6 Avant performance
スポーツバック
- A1 Sportback
- A3 Sportback、S3 Sportback、RS 3 Sportback
- A7 Sportback、S7 Sportback、RS 7 Sportback performance
- Q3 Sportback、RS Q3 Sportback
- Q4 Sportback e-tron(電気自動車)
- Q5 Sportback、SQ5 Sportback
- Q8、SQ8、RS Q8
- SQ8 Sportback e-tron(電気自動車)
SUV
- Q2、SQ2
- Q3、Q3 Sportback、RS Q3、RS Q3 Sportback
- Q4 e-tron、Q4 Sportback e-tron(電気自動車)
- Q5、Q5 Sportback、SQ5、SQ5 Sportback
- Q6 e-tron、SQ6 e-tron(電気自動車)
- Q7、SQ7
- Q8、SQ8、RS Q8、RS Q8 performance
- Q8 e-tron、Q8 Sportback e-tron、SQ8 Sportback e-tron(電気自動車)
EV(電気自動車)
- Q4 e-tron、Q4 Sportback e-tron
- Q6 e-tron、SQ6 e-tron
- Q8 e-tron、Q8 Sportback e-tron、SQ8 Sportback e-tron
- e-tron GT quattro、RS e-tron GT
アウディの多彩なラインアップから、ライフスタイルに合ったモデルをお選びいただけます。
ぜひお近くのヤナセアウディショールームで実際の車両をご覧になり、理想の組み合わせを見つけてください。
車購入や車種選びのポイントを知りたい方は、以下のコラムをあわせてご覧ください。
初めての輸入車・外車選びのポイントは?メリット・デメリットも確認
車を2台所有することで快適・便利なカーライフを!多彩なアウディのラインアップにも注目
車を2台所有することで、ライフスタイルに合わせた柔軟な使い分けが可能になります。
メインカーの走行距離を抑えて価値を維持できることや、メンテナンス時・トラブル時にも安心して移動手段を確保できる点も、大きなメリットです。
その一方で、2台分の維持費がかかることや、駐車スペースの確保、管理の手間などの課題もあります。
車の2台持ちを検討する際は、年間の維持費をしっかりと試算したうえで、コストを抑える工夫も検討することが大切です。
ライフスタイルに合った組み合わせを見つけて、より充実したカーライフをお楽しみください。
車の2台持ちを検討されている方は、多彩なラインアップを誇るアウディ車もぜひご検討してみませんか?
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