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2024.02.23

中古車ローンの金利相場は?金利を抑えるコツや注意点も紹介

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

中古車を購入する際、カーローンを利用する方も非常に多いです。

 

カーローンで気になるのが、やはり金利。

中古車ローンの金利はいくらくらいなのか、事前に知っておきたいですよね。

 

そこで今回は、中古車のカーローンの金利について詳しくご紹介!

金利を抑える方法や金利以外に費用で注意するポイントなども解説しますので、ぜひチェックしてくださいね。

車購入の計画

 

 

中古車ローンの金利相場は?返済金の支払額のシミュレーションも

中古車ローンの金利の相場は1〜15%ほどと幅広いです。

なぜかというと、金利はカーローンの種類によって異なります。

 

カーローンには、次の種類があります。

  • 銀行系ローン
  • 信販系ローン(ディーラーローン)
  • 中古車販売店の独自ローン(自社ローン)

 

銀行系ローンは、その名のとおり銀行(金融機関)で取り扱っているカーローン。

金利は1〜4.5%ほどと最も低い傾向にありますが、その分審査が厳しいというデメリットがあります。

 

信販系ローン(ディーラーローン)は、車を販売しているディーラー(中古車販売会社)が提携している信販会社や保険会社などで取り扱っているカーローンです。

金利は3.5〜10%ほどで、銀行系ローンにくらべて審査が通りやすいです。

 

なお、信販系ローン(ディーラーローン)はローンを完済するまで、車の所有者は車を購入したディーラー(中古車販売会社)となることを覚えておきましょう。

 

中古車販売店の独自ローンとは、中古車販売店と契約するカーローンです。

独自の審査基準を設けているため、ほかのカーローンに比べると審査に通りやすいといえます。

 

しかし、金利は15%ほどと高く設定されている傾向にあります。

 

このほかに、中古車販売店によっては「残価設定ローン」が利用できる場合もあります。

 

残価設定ローンとは、車の購入時に設定した残価を車両の代金から差し引き、その金額を契約月数で割って返済するローン。

残価設定ローンの金利は、一般的に3〜5%ほどです。

 

※車のローン審査の基準について、詳しくは「車のローン審査の基準は?審査に通らない原因や対処法も解説」をご確認ください。

 

カーローンの種類別にチェック!返済金の支払額のシミュレーション

実際に、返済額や利息はいくらくらいになるのか、「銀行系ローン」「信販系ローン」「中古車販売店の独自ローン」の3種類のカーローンについて、種類別に返済金の支払額のシミュレーションをしてみましょう。

 

例として、2,500,000円の中古車を購入し、3年間(36カ月)同じ金額を返済した場合は次のとおりです。

 

銀行系ローン

  • 金利:1%の場合
  • 1カ月の返済額:70,521円
  • 返済金の総額:2,538,756円
  • 利息の総額:38,756円

 

信販系ローン(ディーラーローン)

  • 金利:3.5%の場合
  • 1カ月の返済額:73,256円
  • 返済金の総額:2,637,216円
  • 利息の総額:137,216円

 

中古車販売店の独自ローン

  • 金利:15%の場合
  • 1カ月の返済額:86,664円
  • 返済金の総額:3,119,904円
  • 利息の総額:619,904円

 

このように、金利が変わることで返済金の総額が大幅に変わります。

 

カーローンを利用する際は金利をしっかり確認し、返済金の支払額がいくらになるのか、チェックすることが大切です。

 

 

中古車ローンの金利を抑える方法はある?

金利を下げる

中古車を購入するときにカーローンを利用する場合は、できるだけ金利を抑えたいですよね。

金利を抑える方法をご紹介します。

 

キャンペーンを利用する

ディーラー(中古車販売会社)の信販系ローンの場合、時期によっては金利引き下げのキャンペーンを行うことがあります。

 

キャンペーン時期にあわせて車を購入すれば、カーローンの総支払額を少なくすることができるでしょう。

 

優遇金利を受ける

銀行系ローンでは、同じ金融機関で別のローンを組んでいるなどの理由から、金利の優遇制度を利用できることも。

金融機関の住宅ローンや教育ローンを利用している場合は、確認してみると良いでしょう。

 

相見積もりをとる

車を購入する際に、複数の中古車販売会社で相見積もりをとるのもおすすめです。

 

相見積もりをとることで、金利が低いカーローンを選ぶことができますし、他社の見積もりをもとに金利交渉などができることもあります。

 

 

中古車ローンの金利以外で注意すべきことは?

中古車の購入でカーローンを利用する際は、金利を抑えるだけでなく、総支払額についても考えることが大切です。

 

カーローンの返済回数(返済期間)を短くしたり、頭金を多く支払ったり、ボーナス時期に多めに返済(ボーナス払い)したりすることで、結果的に総支払額を抑えることができます。

 

また、2023年10月1日から中古車の販売価格の表示が「車両価格」に「諸費用」を加えた「支払総額」となりました。

 

支払総額には保険料、税金、登録などに伴う費用が含まれていますが、中には支払総額に含まれない諸費用(任意保険料、リサイクル料金など)もあります。

 

店頭以外の場所に納車する場合には別途費用がかかる場合もありますので、必ず総支払額を確認しましょう。

 

中古車を購入する際の支払いのタイミングや支払い方法については、下記コラムでご紹介していますので、あわせてご覧ください。

中古車購入時の支払いタイミングは?納車までの流れもご紹介

中古車の支払いは現金一括払い・ローンのどちらが向いている?

 

 

中古車ローンの金利の相場は1〜15%とローンの種類によって異なる

中古車ローンの金利の相場は1〜15%ほどと幅広く、カーローンの種類によって異なります。

 

カーローンは主に3種類あり、銀行系ローンの金利は1〜4.5%ほど、信販系ローン(ディーラーローン)の金利は3.5〜10%ほど、中古車販売店の独自ローンの金利は15%ほど。

また、中古車販売店によっては残価設定ローンが利用できる場合もあり、金利は3〜5%ほどです。

 

金利が変わることで返済金の支払額が大幅に変わります。

カーローンを利用する際は金利をしっかり確認し、返済金の支払額がいくらになるのかもチェックしましょう。

 

そして、カーローンを利用する際は、金利を抑えるだけでなく、総支払額について考えることが大切です。

カーローンの返済回数(返済期間)を短くする、頭金を多く支払うなどの方法をとることで、結果的に支払額を抑えることができます。

 

 

ヤナセアウディでは、上質なコンディションのアウディの中古車を多数取り揃えているほか、中古車の購入サポートを幅広く行なっております。

 

詳しくはお近くのショールームへお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来店をお待ちしております!

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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