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2025.10.17

日本の気候に合う輸入車・外車は?アウディ車の魅力も紹介

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

輸入車・外車の購入をお考えの方の中には、「日本の気候に合っているのだろうか?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

 

美しい四季が魅力の日本の気候ですが、高温多湿な夏や厳しい冬に対して、海外で生産された輸入車・外車が適応できるのか気になるのは当然です。

 

しかし、近年の輸入車・外車は日本市場向け仕様として設計されており、性能も大幅に向上しています。

 

今回は、日本の気候に合う輸入車・外車について詳しくご紹介し、アウディの魅力もあわせて解説します。

日本の水田と住宅地が広がる田園風景

 

 

日本の気候の特徴は?近年の輸入車・外車の性能も確認

日本の気候は、四季が比較的はっきりしている点が特徴です。

 

一般的には、春は3月~5月、夏は6月~8月、秋は9月~11月、冬は12月〜2月とされ、季節ごとに気温や湿度が大きく変化します。

 

ただし、地域によって季節の始まりや気候の変化には違いがあります。

 

特に車にとって厳しい気候は、夏の高温多湿な環境です。

 

地域によっては気温が40度に迫ることもあり、湿度も非常に高くなります。

 

また、6月から7月にかけての梅雨の時期には長期間雨が降り続き、車の電装系や塗装面に大きな負担をかけます。

 

日本の冬季は、地域によっては氷点下まで気温が下がり、積雪や路面の凍結が発生します。

 

特に日本海側の地域では、季節風の影響で雪が多く降り、車にとっては塩害と呼ばれる問題も生じます。

道路に撒かれる融雪剤に含まれる塩分が車体の金属部分に付着し、錆びの原因となるのです。

 

また、湿気による錆びや夏の熱対策など、日本特有の課題も存在します。

 

輸入車・外車は日本の気候に合わせて進化している

近年の輸入車・外車は、日本市場向け仕様で設計されており、日本の気候に対応できるように改良が加えられています。

 

耐候性については、塗装技術の向上により錆びにくい車体が実現。

 

従来問題となっていた湿気による電装系の不具合も、防水性能の強化により大幅に改善されました。

 

エアコン性能についても、日本の高温多湿な夏に対応できるよう冷却能力が強化されています。

 

輸入車・外車メーカーも日本市場の重要性を認識し、日本の気候に適した仕様で車両開発を進めています。

 

そのため、安心して快適なカーライフを送ることができるでしょう。

 

 

日本の気候に合うアウディ車の魅力をご紹介

アウディは日本の気候条件に対応できる、優れた性能や魅力を数多く備えています。

 

アウディの日本仕様ラインアップ

アウディでは、日本市場向けにコンパクトカー、セダン、4ドアクーペ(Sportback/Coupe)、ステーションワゴン(Avant)、スポーツカー、SUV(Qシリーズ)、電気自動車(e‑tron)など、多彩なボディタイプのラインアップを展開しています。

 

これらの車両はすべて日本の道路事情や気候条件を考慮して仕様が決められており、安心してドライブを楽しめます。

 

空調性能については、日本の高温多湿な夏を想定した強力なエアコンシステムを搭載。

 

室内の快適性を保つための技術が各所に取り入れられており、長時間のドライブでも疲労を軽減できるよう設計されています。

 

冬季走行での安心感

冬季に走行する場合は、最低地上高が高めのSUVモデルを選ぶと、積雪路面でも安心して運転できます。

 

アウディのSUVラインアップには、以下のモデルが展開されています。※2025年10月時点

  • Q2、SQ2(コンパクトSUV)
  • Q3、Q3 Sportback(都市型SUV)
  • Q4 e-tron、Q4 Sportback e-tron(電気自動車)
  • Q5、Q5 Sportback、SQ5、SQ5 Sportback(プレミアムミドルSUV)
  • Q6 e-tron、Q6 Sportback e-tron、SQ6 e-tron、SQ6 Sportback e-tron(電気自動車)
  • Q7、SQ7(3列シート搭載の大型SUV)
  • Q8、SQ8、RS Q8、RS Q8 performance(フラッグシップSUV)
  • Q8 e-tron、Q8 Sportback e-tron、SQ8 Sportback e-tron(電気自動車)

 

アウディのSUVには、雪道や凍結路に強い4WDシステム「quattro(クワトロ)」標準装備※するモデルが多く、冬季の走行にもおすすめです。

 

※一部グレードを除きます。例えば、アウディ Q2のガソリンモデルには前輪駆動(FWD)、アウディ Q4 e-tronには後輪駆動(RWD)が設定されています。

 

quattroシステムは、路面状況をリアルタイムで監視し、前後輪へのトルク配分を自動で最適化します。

 

滑りやすい路面でも安定した走行が可能で、冬季の運転に大きな安心感をもたらすでしょう。

 

アウディのSUVについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご確認ください。

アウディSUVが人気な理由とは?特徴・性能・魅力を徹底解説

アウディQ3・Q5・Q7の違いとは?人気SUVの特徴・性能を比較!

 

 

日本の気候で輸入車・外車に長く乗るためのメンテナンス方法は?

日本の気候条件の中で輸入車・外車を長く愛用するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。

 

定期点検は車の状態を把握する上で最も重要です。

 

エンジンオイルの交換、エアコンフィルターの清掃・交換、ブレーキ液の点検など、基本的なメンテナンスを怠らないことが、長く乗り続けるコツです。

 

防錆処理については、特に塩害が懸念される沿岸地域や積雪地域にお住まいの方にとって重要となります。

 

車体の下回りや金属部分への防錆コーティングにより、錆の発生を大幅に抑制できます。

 

エアコンケアも忘れてはいけません。

高温多湿な日本の夏を快適に過ごすためには、エアコンシステムの定期的な点検と清掃が必要です。

 

フィルター交換やガス補充を適切なタイミングで行うことで、常に最適な冷房性能を維持できます。

 

正規ディーラーの安心サポートを活用

正規ディーラーでは、メンテナンスプランや保証サービスが充実しています。

 

純正パーツを使用した整備により、車本来の性能を維持しながら、長期間安心してドライブを楽しむことができます。

 

また、アウディの正規ディーラーの場合は、アウディ独自の技術や部品に精通したメカニックによる専門的な整備により、一般的な整備工場では対応が困難な部分まで適切にメンテナンス・アフターサービスが受けられます。

 

正規ディーラーについて詳しく知りたい方は、「正規ディーラーとは?基本的な役割と特徴を解説!購入するメリットも確認」をご覧ください。

 

中古車を長く乗るための方法を知りたい方は、以下コラムをご覧ください。

中古車に長く乗るには?愛車を大切に維持するコツを解説

 

 

日本の気候に合う輸入車・外車を選ぶ際のチェックポイント

選ぶ際のチェックポイント

輸入車・外車選びで失敗しないためには、購入前のチェックポイントを押さえることが重要です。

 

新車購入時の確認ポイント

新車購入時には、ディーラーサポートの充実度を必ず確認しましょう。

 

購入後のメンテナンス体制、保証内容、緊急時のサポート体制などが整っているかが重要です。

 

そして、輸入車・外車の購入は、正規輸入車を取り扱っている「正規ディーラー」がおすすめです。

 

正規ディーラーでは、日本市場向け仕様の車両を取り扱っており、購入後のアフターサービスも充実しています。

 

また、日本の法規制に適合した車両のみを販売しているため、安心して購入可能です。

 

こちらのコラムもあわせてご確認ください。

正規輸入車と並行輸入車の違いとは?購入前に知っておきたいポイント

 

中古車購入時のポイント

中古車を検討する場合は、整備記録や主要部品の交換履歴を必ず確認することが大切です。

 

特に日本の気候によって影響を受けやすい部品であるエアコンシステム、電装系、ゴム部品などの状態や交換時期を把握しておくことをおすすめします。

 

アウディでは独自の基準をクリアした車だけを「Audi認定中古車(Audi Approved Automobile)」として認めています。

 

アウディの認定中古車の車両が満たす5つの条件

  1. Audi正規輸入車であること
  2. 新車登録時からの正規メンテナンスノート(準備記録)があること
  3. 初年度登録日から12年以内であること
  4. 走行距離10万km以下であること
  5. 修復歴車、改造車でないこと

 

アウディの認定中古車をお探しの方は、アウディの正規ディーラーである「ヤナセアウディ」にぜひご相談ください。

 

認定中古車について詳しく知りたい方は、「認定中古車とは?通常の中古車との違い・メリット・注意点を詳しく解説」を合わせてご覧ください。

 

輸入車・外車選びのポイントや注意点について詳しく知りたい方は、以下コラムをご参考ください。

初めての輸入車・外車選びのポイントは?メリット・デメリットも確認

中古の輸入車・外車購入の注意点を解説!購入方法やメリットも紹介

 

 

日本の気候に合う輸入車・外車でより豊かなカーライフを!アウディ車もおすすめ

日本の気候は四季の変化が美しい一方で、車にとっては厳しい環境といえます。

 

高温多湿な夏や積雪・凍結のある冬、さらに梅雨の長雨など、さまざまな気候条件に対応できる車が求められます。

 

しかし、近年の輸入車・外車は日本市場向けの仕様開発により、これらの課題に対応できる設計になっています。

 

特にアウディでは、優れた耐候性や強化されたエアコン性能、そして雪道に強い4WDシステム「quattro(クワトロ)」など、日本の気候に適応した技術を数多く採用しています。

 

さらに、適切なメンテナンスや正規ディーラーでのサポートにより、日本の気候でも輸入車・外車を長く安心して楽しむことができるでしょう。

 

アウディの正規ディーラーであるヤナセアウディでは、車の品質や安全性の確保に加え、購入後のアフターサポートも充実しています。

 

上質なコンディションのアウディの中古車を探している方は、ヤナセアウディにぜひご相談ください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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