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2023.11.23

中古車購入時の見積もりを確認する際の注意点は?依頼方法も確認

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

見積もり書にはさまざまな項目があり、分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

 

中古車購入時に見積もりを確認する際には、いくつか注意点があります。

 

今回は、中古車購入時の見積もり書の見方や確認する際の注意点を解説します。

見積もりを依頼する方法もご紹介しますので、ぜひご確認ください。

中古車の見積もり

 

 

中古車購入時に見積もりを依頼する方法から確認

中古車購入時に見積もりを依頼する方法は2つあります。

「中古車販売店のWebサイトから見積もりを依頼する方法」と「販売店に訪問し直接見積もりを依頼する方法」です。

 

それぞれの依頼方法について、ご紹介します。

 

中古車販売店のWebサイトから見積もりを依頼する方法

中古車販売店のWebサイトから見積もりを依頼することが可能です。

Webサイトなら来店せずにご希望の車両をチェックできますし、遠方の店舗の車両を確認できるメリットもあります。

 

Webサイトで購入したい車を見つけたら、そのまま見積もりを依頼できますのでお手軽です。

 

ヤナセアウディの公式情報サイトの場合、気になる認定中古車がありましたら「在庫確認・見積もり」から無料でお問い合わせいただけます。

ぜひアウディの中古車一覧ページをご確認ください。

 

販売店に訪問し直接見積もりを依頼する方法

お近くの中古車販売店、または希望車種を販売している店舗へ訪問し、見積もりを依頼する方法です。

 

在庫があれば実車の確認ができますし、可能であれば試乗もできるというメリットもあります。

 

 

中古車購入時の見積もり書の見方や注意点は?「支払総額」を詳しくご紹介

見積もり書をもらったら、項目を1つずつチェックして間違いがないか、もしくは分かりにくい点がないかを確認する必要があります。

 

こちらでは、中古車購入時の見積もり書の見方や注意点を解説。

 

2023年10月より中古車の販売価格の表示が「支払総額」に変更となりましたので、詳しくご紹介します。

 

支払総額(車両価格+諸費用)とは?

自動車を販売する際のルールとして「公正競争規約」があります。

 

2023年10月1日、自動車公正競争規約および施行規則の改正があり、中古車の販売価格の表示が「支払総額」に変わりました。

 

それにより、中古車の販売価格の表示方法が以下のようになっています。

  1. 販売価格を表示する場合は「車両価格」に「諸費用」を加えた価格を「支払総額」の名称を用いて表示
  2. 内訳として「車両価格」および「諸費用の額」を表示
  3. 「価格には保険料、税金、登録等に伴う費用が含まれている」旨を表示
  4. 「当該価格は、登録等の時期や地域等について一定の条件を付した価格である」旨を表示

(参照:自動車公正取引協議会「中古車の販売価格の表示が、「支払総額」に変わりました」)

 

「支払総額」は、販売店の管轄の運輸支局などで登録(届出)をし、店頭で納車する場合の価格になります。

 

以下の場合は、別途費用が発生することを知っておきましょう。

  • 店頭以外の場所に納車する、または県外登録となる場合
  • お客様のご要望に基づき、別途オプションなどを付けた場合

 

支払総額の内訳について確認すべきポイント①車両価格

「車両価格」とは、販売店の店頭において車両が引き渡される場合の価格のことで、車両価格には消費税も含まれています。

 

ちなみに、展示時点で装着されている装備の価格も全て含まれた価格となっています。

 

また、「定期点検整備」や「保証」が付帯されている場合、その費用は「車両価格」に含まれていますので、購入前に必ずご確認ください。

 

支払総額の内訳について確認すべきポイント②諸費用

支払総額に含まれている「諸費用」は、保険料、税金、登録などに伴う費用(登録等手続代行費用)となります。

 

<支払総額に含まれる諸費用の例>

  • 自賠責保険料
  • 自動車重量税
  • 自動車税種別割
  • 自動車税環境性能割(軽自動車税環境性能割)
  • 法定費用
  • リサイクル預託金相当額 ※「車両価格」に含まない場合
  • 検査登録手続代行費用 ※販売店が代行する場合に発生
  • 車庫証明手続代行費用 ※販売店が代行する場合に発生

 

検査登録手続代行費用とは、車を購入者の名義に変更するための登録手続きを販売店が代行する費用のことを指します。

 

車庫証明手続代行費用は、車の駐車場を警察へ申請および届け出といった手続きを販売店が代行する際の費用です。

 

<支払総額に含まれない諸費用の例>

  • 任意保険料
  • 希望ナンバー申請費用
  • リサイクル料金
  • 下取車諸手続代行費用
  • 管轄外登録(届出)費用
  • 納車費用 ※店頭納車以外

 

<諸費用として不適切な費用の例>

  • 販売店が中古車を販売するにあたり当然行うべき作業にかかる費用(納車準備費用など)
  • 納車前の最低限必要な点検・軽整備費用、販売店が必ず実施する軽整備の費用(納車点検費用、納車整備費用など)
  • 必ず付帯して販売する費用(保証費用、定期点検整備費用など)
  • 「車両価格」に含まれるべき費用(販売手数料など)

 

自動車公正競争規約および施行規則の改正により、不当な価格表示は禁止となりました。

 

規約違反措置基準も改正となり、 違反行為を行った事業者に対して厳重警告や違約金を課すなど、違反に対する措置も厳しくなっていることを、中古車を購入される皆さまもぜひ知っていただけたらと思います。

 

中古車購入時の諸費用については「中古車購入時の諸費用にはどんな種類がある?相場もご紹介」でもご紹介しています。

 

中古車購入時の注意点を詳しく知りたい方は「中古車購入の注意点を解説!チェックすべきポイントをご紹介」をあわせてご覧ください。

 

 

ちなみに、ヤナセアウディ公式情報サイトの認定中古車ページでは、以下のように販売価格を表示しておりますのでご参考ください。※2023年11月時点

 

【認定中古車の販売価格例】

  • 支払い総額:113.0万円(税込)
  • (車両価格 98.0万円/諸費用 15.0万円)

※支払総額には、保険料、税金(法定費用含む)、登録等に伴う費用(検査登録手続代行費用、車庫証明手続代行費用)、リサイクル預託金相当額等、購入の際に必要なすべての費用が含まれております。

 

※支払総額は、◯月現在、県内登録(届出)で店頭納車の場合の価格です。お客様の要望に基づくオプション等の費用は別途申し受けます。

 

 

中古車購入時の見積もりを確認する際に注意すべきポイント

自動車とチェックリスト

中古車購入時の見積もりを確認する際に注意すべきポイントを解説しますので、ご参考ください。

 

装備やオプションの有無

2023年10月の自動車公正競争規約および施行規則の改正により、「展示時点で装着済みの装備(ナビ、オーディオ、カスタムパーツなど)」も全て含まれた価格が車両価格となりました。

 

中古車の場合、これまでに所有していたオーナーが選んだオプションなどが装備されている場合があり、車両によっても内容が異なります。

 

そのため、購入を希望する車両にどのような装備やオプションが付いているのか、もしくは付いていないのかをチェックしておきましょう。

 

納車整備費用と内容

中古車購入時には、納車整備費用とその内容を見積もりで確認しておきましょう。

 

また、整備内容について細かく説明を受け、購入者が内容を把握しておくことも大切です。

 

中古車は新車と比較すると故障のリスクがあるため、納車前の整備は念入りに行ってもらいましょう。

 

 

中古車購入前に見積もり書の内容を確認し、販売価格の表示にも注意しよう

中古車の見積もりを依頼するには、中古車販売店のWebサイトから依頼する方法、実際に店舗へ訪問し依頼する方法の2つがあります。

 

2023年10月1日に自動車公正競争規約および施行規則の改正があり、中古車の販売価格の表示が「支払総額」となりました。

 

そのため、中古車の販売価格は「車両価格」に「諸費用」を加えた価格を「支払総額」として表示されています。

 

見積もりを確認する際には、装備やオプションの有無や納車整備費用といった内容も確認しておきましょう。

 

アウディの中古車をお探しの方は、ヤナセアウディ公式情報サイトの認定中古車検索ページをご確認ください!

気になる認定中古車がありましたら、在庫確認や見積もりを無料でお問い合わせ可能です。

 

見積もり内容にご不明点があれば丁寧にご説明いたしますので、ぜひ一度お問い合わせください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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