2022.12.28
車検と住所変更は同時にできる?手続き方法や必要な書類もチェック
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
保有している車が保安基準を満たしていることを証明する「車検証(自動車検査証)」。
車検証には車の所有者の住所も記載されているため、転勤や引っ越しで住所が変わった場合には住所変更の手続きを行わなければいけません。
中には、「車検の更新のときに住所変更の手続きをしよう」と思っている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、問題はないのでしょうか?
そこで今回は、車検と住所変更を同時に行う際の手続き方法や必要な書類を解説!
住所変更手続きにかかる費用や、車検証の住所変更をしておかないと困ることなども紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
車検と住所変更は同時にできる?手続き方法・必要な書類も確認!
「車検と住所変更の手続きは同時に行えるの?」といった疑問をよく耳にしますが、車検の更新と車検証の住所変更は同時に行うことが可能です。
実際、引っ越した際に住所変更をするのを忘れていて、次の車検時に住所変更の手続きを同時に行う方も珍しくありません。
ただし、本来は引っ越しをしてから原則15日以内に車検証の変更が必要です。
ここで紹介するのは、あくまでも住所変更を忘れていた際に取るべき手段だということを理解しておきましょう。
それでは、車検時に住所変更を行う2つの方法を詳しく解説していきます。
車検と住所変更を自分で行う際の手順・必要書類
車検と住所変更の手続きを自分で行う場合は、以下の書類を用意し、普通自動車の場合は陸運局、軽自動車の場合は軽自動車検査協会に行きましょう。
- 車検証
- 住民票(発行日から3カ月以内のもの)
- 車庫証明書(発行日から1カ月以内のもの)
- 手数料納付書(350円分の印紙を貼り付けたもの)
- 自動車税・自動車取得税申告書(普通自動車の場合)
- 軽自動車税申告書(軽自動車の場合)
- 申請書
「手数料納付書」「自動車税・自動車取得税申告書」「申請書」の3つについては、当日窓口で受け取ることも可能です。
必要書類を窓口に提出すれば、申請は完了です。
運輸支局内の自動車税事務所に変更内容を申告すると新しいナンバープレートをもらえるため、付け替えましょう。
書類提出の際に忘れてしまいがちなのが、「車庫証明書」です。
車庫証明とは車の保管場所を証明するための書類で、車を保有する際には必ず取得することが義務付けられています。
車庫証明書は通常の車検時には必要ありませんが、車検と住所変更の手続きを同時に行う際には必要です。
車検証がないと自動車登録が行えず、引越し先で車を運転することができません。
詳しくは「単身赴任先で車庫証明の変更は必要?変更手続き方法もご紹介!」でも解説しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
車検と住所変更を業者に依頼する際の手順・必要書類
車検と住所変更の手続きは自分で行えますが、中には忙しくて時間を取れない方もいるでしょう。
そんな場合には、業者(ディーラー・自動車販売店・整備工場・行政書士など)に依頼して手続きを済ませてもらうことも可能です。
車検と住所変更の手続きを業者に依頼する際に必要な書類は、以下のとおり。
- 車検証
- 住民票(発行日から3カ月以内のもの)
- 車庫証明書(発行日から1カ月以内のもの)
- 委任状(所有者の押印があるもの)
なお、業者に依頼する場合も自分で手続きをする場合と同じく、車庫証明書は必ず必要になるため、忘れないように注意しましょう。
車検証の住所変更手続きにかかる費用は?
車検証の住所変更には、以下の費用がかかります。
内容 | 費用の目安 |
登録手数料(印紙代) | 350円 |
住民票発行手数料 | 300円 |
車庫証明書発行手数料 | 2,500〜3,000円 ※地域によって異なる |
ナンバープレート代 ※管轄の運輸支局が変更になる場合に必要 |
約1,500円 ※地域によって異なる ※希望ナンバーや図柄ナンバーを選んだ場合は約4,000〜15,000円かかる |
また、手続きを業者に依頼する場合は、代行料として10,000〜45,000円程度かかることが多いです。
代行料は、車検証の住所変更のみを依頼するか、変更手続きに加えて車庫証明書の取得も依頼するかによって異なります。
どこまで依頼するかを明確にしてから、依頼するようにしましょう。
車検証の住所変更をしないとどうなる?
車検証の住所変更手続きは、引っ越してから原則15日以内に行わなければいけません。
もし忘れていた場合でも、気付いた時点や次回の車検時に必ず手続きを行うようにしましょう。
最後に、車検証の住所変更を行わないと困ることについて紹介します。
自動車税を納付できなくなる
車検証の住所変更を行わないと、車を保有している人が納めるべき「自動車税」を納められません。
自動車税の納付書は、車検証に登録されている住所に届くためです。
自動車税の未納付はペナルティの対象になるため、注意してくださいね。
自賠責保険が解約されてしまう可能性も
車検証の住所変更をしないまま放置していても、すぐに自賠責保険が解約されるわけではありません。
しかし更新通知などの重要なお知らせが届かなくなり、結果として自賠責保険が使えなくなってしまう可能性もあるため注意が必要です。
自賠責保険以外にも、自動車に関するさまざまな書類が届かない可能性もあるため、車検証の住所変更は必ず行いましょう。
車検と住所変更を同時に行うことは可能!ただしできるだけ早めに
保有している車が保安基準を満たしていることを証明する「車検証」には、車の所有者の名前や住所が記載されています。
転勤や引っ越しで住所が変わった場合には、住所変更の手続きを原則15日以内に変更する必要があります。
とはいえ、手続きを忘れていたからといって罰則などがあるわけではなく、車検と同時に手続きを行うことも可能です。
手続き方法は、自分で行う方法と業者に依頼する方法の2通り。
どちらで手続きするかによって必要な書類や費用が異なるため、必ず事前に確認しましょう。
引っ越したのにも関わらず車検証の住所変更手続きを行わないと、自動車税を納付できない、重要な書類が届かないなどのデメリットがあります。
結果的にペナルティにつながる恐れもあるため、住所変更の手続きは必ず行ってくださいね。
また、車検を控えている人の中には、車の買い替えを検討している方も多いのではないでしょうか。
車を買い替えるタイミングがわからない方は、「車検前に買い替えか車検を通すか損得をジャッジ!判断ポイントを確認」を参考に判断してみてくださいね。
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