2022.10.15
中古車を購入するメリット・デメリットをご紹介!新車との違いも解説
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
「車を持ちたい」と考えた時、新車を購入するか中古車を購入するか迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。
「どうせ買うなら新しい車がいい」と、新車一択の方もいるかもしれませんね。
確かに、まだ誰も乗っていない最新の新車に乗るのは気持ちの良いもの。
しかし、中古車にも新車にはない、中古車ならではのメリットがあります。
そこで今回は、中古車を購入するメリットとデメリットについて、新車と比較しながら詳しく解説していきます。
中古車のメリット・デメリットをご紹介
まずは、中古車を購入するメリットとデメリットについてご紹介します。
中古車のメリット
中古車を購入する大きなメリットは次の3つです。
- 価格が安い
- 選択肢が多くなる
- 納車が早い
メリット1:価格が安い
中古車は、新車よりも安く購入できる点が大きな特徴です。
1年落ち程度の中古車でも、新車にくらべると格段に価格相場は下がります。
そのため、新車と同じ予算であっても、中古車の方がよりグレードの高い車を購入できる可能性があるのです。
また、新車よりも購入価格が安い分、ローン審査のハードルも下がります。
メリット2:選択肢が多くなる
選択肢が多いのも、中古車を購入するメリットのひとつ。
中古車市場には、現在は販売されていないモデルの車も出回っています。
比較的新しいモデルや希少性の高いモデル、かなり古いレトロカーなど中古車の在庫ラインナップは幅広く、新車のラインナップ数とは比べものになりません。
幅広い選択肢があることで、購入者は自分のニーズに合った車を探すことができます。
メリット3:納車が早い
中古車は、新車にくらべて納車が早い傾向にあります。
中古車の購入から納車までにかかる期間は、早い場合で1〜2週間程度。
メンテナンスや点検、車検後、すぐに納品されます。
近年は半導体不足などの影響により、特に新車の納車が遅くなっています。
そのため、納車の早い中古車を選択肢に入れる方が増えています。
中古車のデメリット
中古車の購入にはデメリットもあります。
主なデメリットは次の3つです。
- コンディションに注意が必要
- アフターサービスに差がある
- 税負担が増える可能性がある
デメリット1:コンディションに注意が必要
中古車は、車によってコンディションに差があります。
見た目の状態はもちろん、前オーナーの乗り方の影響を受けているため、内部の状態もそれぞれ異なります。
よって、中古車購入の際にはコンディションをよく確認した上で、購入を決めなくてはなりません。
中には状態が悪く、せっかく安値で購入したのに修理が頻発して費用がかかり、結果として維持費がかさむ可能性も。
コンディションの悪さに気づかず購入してしまうことのないよう、中古車購入時には走行距離や修復歴、試乗時のエンジン音やブレーキの効き具合などにも注目し、慎重に評価を確認しましょう。
デメリット2:アフターサービスに差がある
中古車のアフターサービスの内容は、販売店によって異なります。
中には保証が極端に短かったり、まったくなかったりすることも。
アフターサービスについては、購入検討時によく確認しておく必要があります。
デメリット3:税負担が増える可能性がある
車を所有すると、自動車税や自動車重量税を支払わなくてはなりません。
これらの税は、新車登録から13年を過ぎると増額されます。
そのため、新車登録から13年経つような古い車を購入した場合、税負担が大きくなる可能性があります。
新車のメリット・デメリットもチェック!
新車を購入するメリットとデメリットについても確認していきましょう。
新車のメリット
新車を購入するメリットとしては、次の2点が挙げられます。
- 安心感が大きい
- アフターサービスが手厚い
メリット1:安心感が大きい
新車はまだ誰も乗っていない状態なので、コンディションが劣化しているということがありません。
故障するリスクも少ないため、中古車とくらべて購入の安心感は大きいといえます。
メリット2:アフターサービスが手厚い
新車は、アフターサービスが手厚い点も大きな特徴です。
重要部品は5年、一般部品は3年などのメーカー保証がついていることが多く、購入後の故障にも備えることができます。
新車のデメリット
一方のデメリットは次の3点。
- 価格が高い
- 選択肢が限られる
- 納車に時間がかかる
デメリット1:価格が高い
先ほどもご紹介した通り、新車は中古車よりも価格が高くなります。
そのため、中古車なら手が届くグレードの車も、新車で購入する場合には予算オーバーになり、好みの車を購入できなくなる可能性があります。
デメリット2:選択肢が限られる
各メーカーで新車として販売している車種は限られます。
中古車にくらべると選択肢が圧倒的に狭くなる点は、新車購入のデメリットです。
デメリット3:納車に時間がかかる
新車は、納車に時間がかかります。
特に近年は世界的な半導体不足の影響で車の生産が遅れ、納車までに数ヶ月〜1年程度かかることも。
人気車種であれば、数年の納車待ちも発生しています。
中古車が早くて1〜2週間ほどで納車できることを考えると、新車の納車にかかる時間の長さは購入者にとって大きなデメリットでしょう。
中古車と新車の違いは?どちらが向いている?
ここまでのメリット・デメリットをもとに、中古車と新車の大きな違いを一覧表にまとめました。
中古車 | 新車 | |
価格 | 安い | 高い |
選択肢 | 多い | 少ない |
納車 | 早い | 遅い |
コンディション | 注意が必要 | 安心 |
アフターサービス | 店舗による | 手厚い |
中古車と新車には、上記のような大きな違いがあるため、ニーズにあわせて選ぶと良いでしょう。
例えば、価格の安さや納車の早さにこだわるのであれば中古車が向いているでしょうし、価格は少々高くてもコンディションやアフターサービスの安心感を重視するのであれば新車が向いています。
また、欲しい車が新車での販売が終了している古いモデルである場合は、中古車から探すしかありませんし、登場したばかりの最新車が欲しいのであれば新車で購入することになるでしょう。
1点注意しておきたいのが、車購入後の乗り換えについて。
車種にもよりますが、車は購入して1年目にもっとも価格が下落するといわれています。
そのため中古車は安く購入できるわけですが、もし新車で購入してすぐに乗り換えを検討する場合には、急激な価格の下落に注意する必要があります。
このように、中古車と新車は一長一短。
車の購入にあたっては、自身のニーズを明確にし、それに合ったほうを選ぶことをおすすめします。
中古車を購入するならどこがおすすめ?
最後に、中古車を購入する店舗の選び方のポイントをご紹介します。
中古車は、次のような店舗・方法で購入できます。
- ディーラー(正規代理店)
- 中古車販売店
- 中古車検索ポータルサイト
- 個人売買・オークション
正規代理店ではメーカーの基準をクリアし認定された「認定中古車」が多くラインナップされています。
中古車販売店やポータルサイトでは、メーカーを限定せず多様なラインナップから購入する中古車を探すことができますね。
また、近年はオークションなどを利用した個人売買で、中古車を購入する例も見られます。
とはいえ、中古車販売店や個人売買では、修復履歴を詐称したりメーターを改ざんしたりするような悪質な業者も存在し、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。
被害を避けるためには、中古車はディーラーをはじめとした信頼できる販売店で購入することがおすすめです。
また、中古車販売店で購入する場合には、店舗に置かれている車の状態やスタッフの対応、口コミなどを事前に確認するようにしましょう。
中古車の購入方法については「中古車はどこで買うのがおすすめ?購入方法や選ぶ際のポイントも解説」で詳しくご紹介しています。
こちらも参考にしてくださいね!
中古車にも新車にも購入のメリット・デメリットはある!
中古車の購入には、価格が安い・選択肢が多い・納車が早いというメリットがあります。
しかし、コンディションや販売店によるアフターサービスには注意が必要であり、選ぶ車によっては税制面での負担が増えるというデメリットも忘れてはなりません。
一方の新車は、コンディションやアフターサービスの安心感が大きなメリットで、価格の高さや選択肢の少なさ、納車の遅さがデメリット。
中古車を購入するか新車を購入するか決める際には、それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、自身のニーズに合った方を選ぶ必要があります。
また、中古車販売店や個人売買では対応に差があり、トラブルに巻き込まれるリスクも。
トラブルを避けるためには、メーカーディーラーの認定中古車を選ぶことや信頼できる販売店で購入することをおすすめします。
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