2022.10.06
アウディ RS4 Avantの年式は?モデルごとの特徴・変遷も確認
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
2001年6月に日本に登場した「アウディ RS4 Avant」。
アウディ A4シリーズの頂点を極めるモデルで、現行モデルはフルモデルチェンジを経て4代目となっています。
今回は、「アウディ RS4 Avant」の年式について、詳しくご紹介。
初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴も説明します。
アウディ RS4 Avantとは?特徴や魅力をご紹介!
アウディ A4シリーズの頂点に立つ「アウディ RS4 Avant」。
RSとは「Racing Sport(レーシングスポーツ)」の頭文字をとった名称です。
モータースポーツで鍛えられた最先端のテクノロジーを投入した、アウディのレーシングスポーツモデルのことを指します。
「アウディ RS4 Avant」の現行モデルはフルモデルチェンジを経て、4代目を展開。
パワートレインは、2.9L V型6気筒DOHCターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力331kW(450ps)、最大トルク600Nm(61.2kgm)と、圧倒的なパワーを発生します。
アウディ独自の4WDシステム「quattro」と、スムーズかつ快適な走りを実現する「8速ティプトロニックトランスミッション」を組み合わせ、0-100km/h加速はなんと4.1秒!※メーカー測定値
さらに、DRC(ダイナミックライドコントロール)付スポーツサスペンションプラスを搭載し、スポーティなハンドリングを実現します。
凄まじい走行性能を誇るスポーツカーでありながら、日常のドライブシーンに溶け込む洗練されたエクステリア・デザインも特徴です。
フロントマスクには、RSモデル専用のシングルフレームグリルやバンパーなどを採用し、スポーティな印象がさらに高められています。
伝説のマシン「Audi quattro」を彷彿とさせる存在感のあるブリスターフェンダーにもぜひご注目ください!
上質さとスポーティさの両方を兼ね備えたインテリアには、Sスポーツシート※を装備しており、快適なドライブを愉しめます。※フロント
Sスポーツシートのファインナッパレザーにはダイヤモンドステッチが施され、高級さが増しているところもポイントです。
また、「バーチャルコックピット」「Audi connect」をはじめ、アウディが誇る独自の先進機能を多数装備。
セーフティシステム「アウディプレセンスリヤ」、フロントアシスト「アウディプレセンスシティ」、ドライバーアシスト「アウディサイドアシスト」など安全性能も充実しています。
アウディ RS4 Avantについては、こちらのコラムもご覧ください。
Audi RS 4 AvantはAudi A4シリーズのトップモデル!その特徴をご紹介
アウディ RS4 Avantの年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も
「アウディ RS4 Avant」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。
初代アウディ RS4 Avantの特徴
「アウディ S4 Avant」をチューニングして誕生した初代「アウディ RS4 Avant」。
日本では、2001年6月に限定50台で発売されました。
2.7L V型6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力280kW(380ps)、最大トルク440Nm(44.9kgm)という驚異的なパフォーマンスを発揮。
アウディ独自の4WDシステム「quattro」と、専用の6速MT(マニュアルトランスミッション)を組み合わせ、0-100km/h加速は4.9秒を達成します。
18インチアルミホイール、大型バンパーをはじめとする専用装備を備えているところもポイントです。
内装はハーフレザー、ピアノブラックパネルとなっており、左ハンドルのみの設定です。
初代「アウディ RS4 Avant」基本モデルのスペック
初代「アウディ RS4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,540 mm
- 全幅:1,800 mm
- 全高:1,425 mm
- 車両重量:1,680kg
- 最高出力:280kW[380ps]/7,000rpm
- 最大トルク:440Nm[44.9kgm]/2,500rpm
2代目アウディ RS4 Avantの特徴
2006年6月、2代目となる「アウディ RS4 Avant」が発表されました。
2代目アウディ RS4 Avantは、高性能な4.2L V型8気筒DOHCエンジンを搭載。
最高出力309kW(420ps)、最大トルク430Nm(43.8kgm)ものパワーを発揮します。
「ダイナミックライドコントロール」も組み合わせ、ドライビング・ダイナミクスをさらに向上させています。
トランスミッションは6速MTで、日本には左ハンドル仕様だけでなく、右ハンドル仕様も導入されました。
2007年7月、期間限定特別仕様車「アウディ RS4 Avant ホワイトスタイルリミテッド」「アウディ RS4 Avant ブラック スタイルリミテッド」を発売。
モデル名の通り、ボディカラーはアイビスホワイト(白)・ファントムブラックパールエフェクト(黒)の2色をご用意。
フロントグリルのシングルフレームの縁取りは、ボディカラーにあわせた特別仕様のペイントとなっています。
※2006年6月にセダンタイプの「アウディ RS4」も同時に発表されましたが、惜しまれながら2008年1月発売モデルをもって生産終了となりました。
2代目「アウディ RS4 Avant」基本モデルのスペック
2代目「アウディ RS4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,585 mm
- 全幅:1,830 mm
- 全高:1,445 mm
- 車両重量:1,780kg
- 最高出力:309kW[420ps]/7,800rpm
- 最大トルク:430Nm[43.8kgm]/5,500rpm
3代目アウディ RS4 Avantの特徴
フルモデルチェンジし3代目となった「アウディ RS4 Avant」は、2013年4月に登場しました。
先代モデルからさらに強化された4.2L V型8気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力331kW(450ps)、最大トルク430Nm(43.8kgm)という圧倒的なパワーを発揮します。
トランスミッションは7速Sトロニックを組み合わせ、0-100km/h加速は4.7秒を達成。
RS4専用のスポーツサスペンションを採用しており、「アウディ A4 Avant」よりも車高が20mm低い設定となっています。
ハニカムメッシュのシングルフレームグリルは、つや消しアルミニウム仕上げのフレームに囲まれています。
ブラック基調でまとめられた高級感のある室内には、ファインナッパレザーのSスポーツシートが標準装備されているところもポイントです。
また、通常490Lのラゲッジ容量は、後席を倒せば最大1,430Lにまで拡大し、日常でも活躍するスポーツカーとして利便性が追求されています。
2014年11月、1994年に発売されたRSモデルの第1号車である「アウディ Avant RS 2」の誕生から20周年を記念した17台の限定車「アウディ RS4 Avant Nogaro selection(ノガロセレクション)」を発売しました。
モデル名の「ノガロ」とは、フランス南西部にあるサーキットの名前です。
ボディカラーは「アウディ Avant RS 2」を彷彿とさせる、鮮やかなノガロブルーを設定。
ノガロセレクション専用のシフトレバーやドアシルプレート、レッドブレーキキャリパーを装着するなど、プレミアム性の高い装備を加えた限定車となっています。
2015年1月に、車両価格の改定を行いました。
3代目「アウディ RS4 Avant」基本モデルのスペック
3代目「アウディ RS4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,720 mm
- 全幅:1,850 mm
- 全高:1,435 mm
- 車両重量:1,860kg
- 最高出力:331kW[450ps]/8,250rpm
- 最大トルク:430Nm[43.8kgm]/4,000rpm
4代目アウディ RS4 Avantの特徴
2019年1月、フルモデルチェンジした4代目アウディ RS4 Avantが登場しました。
搭載している2.9L V型6気筒DOHCターボチャージャーエンジンは先代モデルと同じ最高出力331kW(450ps)ですが、最大トルクは600Nm(61.2kgm)と先代モデルから170Nm(17.4kgm)も向上しています。
トランスミッションは8速ティプトロニックを組み合わせ、0-100km/h加速は4.1秒をマーク!
エクステリアはレーシングマシン「アウディ 90 quattro IMSA GTO」からインスピレーションを得てデザインされており、モータースポーツの伝統を引き継いでいます。
RSモデル専用のシングルフレームグリルや前後バンパーをはじめ、リヤディフューザーといったスポーティさを際立たせるスタイリングも特徴。
さらに、全幅がベースモデル「アウディ A4 Avant」より25mm拡大しているところもポイントです。
上質さとスポーティネスが融合した室内空間には、ファインナッパレザーを採用したSスポーツシート(フロント)や、イルミネーション付きドアシルトリムといった豪華な装備を備えています。
様々な情報を表示できるアウディバーチャルコックピットを標準装備しており、利便性も高められました。
2020年10月、アウディのRSモデル4車種(アウディ RS4 Avant、アウディ RS5 Coupe、アウディ RS5 Sportback、アウディ TTRS Coupe)の一部改良を発表。
「アウディ RS4 Avant」は、エクステリアデザインを大幅に刷新し、フロントサイドにアコースティックガラスの採用や、新たにヒーター付きのステアリングを標準装備しています。
また、2020年10月にはRSモデルの誕生25周年を記念した限定モデル「アウディ RS4 Avant RS 25 years」も発表されました。
アウディのRSモデルの第1弾として登場した「アウディ RS 2 Avant」へのオマージュとして、ボディカラーは限定車専用のノガロブルー・パールエフェクトを採用。
世界限定モデルとして多数の特別装備を備え、日本では35台限定で発売しています。
「アウディ RS4 Avant」について詳しくは、こちらのコラムをご確認ください。
Audi RS 4 AvantはAudi A4シリーズのトップモデル!その特徴をご紹介
アウディのレーシングスポーツモデルとして優れた性能を発揮し、日常的な実用性も高い「アウディRS4 Avant」。
ぜひ、ショールームで実際に体感してみませんか?
4代目「アウディ RS4 Avant」基本モデルのスペック
4代目「アウディ RS4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,780 mm
- 全幅:1,865 mm
- 全高:1,435 mm
- 車両重量:1,810kg※
- 最高出力:331kW[450ps]/5,700-6,700rpm
- 最大トルク:600Nm[61.2kgm]/1,900-5,000rpm
※パノラマサンルーフ装備車の場合+30kg
アウディのレーシングスポーツモデル「アウディ RS4 Avant」に注目!
アウディ A4シリーズの頂点を極める「アウディ RS4 Avant」。
日本では2001年6月に登場し、現行モデルはフルモデルチェンジを経て4代目となっています。
アウディ RS4 Avantは、日常のドライブシーンに溶け込む洗練されたエクステリア・デザイン、レーシングスポーツモデルにふさわしい驚異的な走行性能、上質さとスポーティさの両方を兼ね備えたインテリアなど、魅力が詰まった一台です。
アウディ独自の先進機能や安全性能にもぜひご注目ください!
今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?
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