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2025.12.05

アウディ A6 アバント e-tronの電費をご紹介!走行性能・航続距離も確認

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

電気自動車の購入を検討される際、多くの方が気になるのが「電費」と「航続距離」ではないでしょうか。

 

今回は、アウディが誇るプレミアムアッパーミッドサイズのステーションワゴン「アウディ A6 アバント e-tron」の電費性能について詳しくご紹介します。

 

優れた実用性と先進の電動パワートレインが実現する、圧倒的な一充電走行距離と効率的な電費性能をぜひご確認ください。

アウディ A6 アバント e-tron

 

 

アウディ A6 アバント e-tronの特徴から確認!

アウディ A6 アバント e-tronは、ポルシェと共同開発したプレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)を採用した、次世代のステーションワゴン型電気自動車です。

 

まずは、ラインアップや特徴、基本スペックについて確認していきましょう。

 

アウディ A6 アバント e-tronのラインアップ

アウディ A6 アバント e-tronのラインアップは以下のとおりです。※2025年12月時点

  • Audi A6 Avant e-tron performance
  • Audi S6 Avant e-tron

 

標準モデルの「Audi A6 Avant e-tron performance」は、効率性と走行性能を高次元で両立したモデルです。

 

スポーツグレードの「Audi S6 Avant e-tron」は、quattro四輪駆動システムを搭載し、さらなるパフォーマンスを追求したモデルとなっています。

 

アウディ A6 アバント e-tronの特徴・魅力

アウディ A6 アバント e-tronのエクステリアは、ダイナミズム、プログレッシブ、エレガントであることに焦点を当てたクリーンなデザインです。

 

低く力強いボディと優れた実用性を兼ね備えるステーションワゴンスタイルが特徴で、Dピラーが前方に鋭角に傾斜した非常にフラットなルーフラインが美しさと先進性を表現しています。

 

そして、閉ざされたブラックマスクに囲まれたシングルフレームグリルが、アウディの電気自動車e-tronモデルであることを表現しています。

 

アウディ A6 アバント e-tronのインテリアは、3Dかつ高いコントラストを持つデザインで、乗員に最適化された空間設計となっています。

 

MMIパノラマディスプレイは、AudiバーチャルコックピットとMMIタッチディスプレイで構成され、直感的な操作を可能にします。

 

ソフトラップインテリアがドアからドアへと広がり、乗員を包み込むような心地よい空間を演出します。

 

OSには、アウディとしてはじめてAndroid Automotive OSを採用し、YouTubeなどのサードパーティアプリもダウンロードして利用可能です。

 

そして、アウディ A6 アバント e-tronには、先進の安全システムが標準装備されています。

 

アダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンデパーチャーワーニング、フロントエマージェンシーブレーキアシスト、アウディサイドアシストなど、充実した運転支援システムを備えています。

 

サラウンドビューカメラやアウディパーキングシステムにより、駐車時も安心です。

 

アウディ A6 アバント e-tronの主要スペック

「Audi A6 Avant e-tron performance」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,930mm
  • 全幅:1,925mm
  • 全高:1,530mm
  • ホイールベース:2,950mm
  • 車両重量:2,240kg
  • 駆動方式:RWD(後輪駆動)
  • 乗車定員:5名

 

ステーションワゴンスタイルでありながら、5名がゆったりと乗車できる居住性と優れた実用性を確保しています。

 

新型アウディ A6 e-tronシリーズについて詳しく知りたい方は、下記コラムをご覧ください

新型アウディ A6 e-tron・S6 e-tronシリーズが登場!走行性能・補助制度まで解説

 

アウディ A6 アバント e-tronの性能・航続距離・走行性能をご紹介

ここからは、各モデルの詳細な性能、航続距離、電動機のスペックについてご紹介します。

 

Audi A6 Avant e-tron performance

「Audi A6 Avant e-tron performance」は、効率性と走行性能を高いレベルで両立したモデルです。

 

性能

「Audi A6 Avant e-tron performance」の電力量消費率は以下の通りです。

  • 交流電力量消費率(WLTCモード):147Wh/km

 

<LMH交流電力量消費率>

  • 市街地モード(WLTCモード):132Wh/km
  • 郊外モード(WLTCモード):141Wh/km
  • 高速道路モード(WLTCモード):160Wh/km

 

「WLTCモード」は、国際的な燃費測定方法で、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

 

航続距離(一充電走行距離)

  • 一充電走行距離(WLTCモード):734km

 

電動機

  • 電動機型式:ECC
  • 定格出力:120kW
  • システム最高出力:270kW(ローンチコントロール起動時:280kW)
  • 最大トルク:565Nm

 

駆動用バッテリー種類

  • リチウムイオン電池

 

Audi S6 Avant e-tron

スポーツグレードの「Audi S6 Avant e-tron」は、さらなるパフォーマンスを追求したモデルです。

 

性能

「Audi S6 Avant e-tron」の電力量消費率は以下の通りです。

  • 交流電力量消費率(WLTCモード):152Wh/km

 

<LMH交流電力量消費率>

  • 市街地モード(WLTCモード):138Wh/km
  • 郊外モード(WLTCモード):148Wh/km
  • 高速道路モード(WLTCモード):163Wh/km

 

航続距離(一充電走行距離)

  • 一充電走行距離(WLTCモード):706km

 

電動機

  • 電動機型式:ECF-ECC
  • 定格出力:フロント170kW
  • システム最高出力:370kW(ローンチコントロール起動時:405kW)
  • 最大トルク:フロント275Nm、リヤ580Nm

 

駆動用バッテリー種類

  • リチウムイオン電池

 

アウディA6シリーズの燃費を知りたい方は、下記コラムをご参考ください。

アウディ A6の燃費をご紹介!走行性能・燃料費も確認

アウディ A6 アバントの燃費をご紹介!走行性能・燃料費も確認

 

アウディ A6 アバント e-tronの電費(電気代)の目安は?

アウディ A6 アバント e-tron

電気自動車の購入を検討する際、気になるのが実際にかかる電気代です。

ここでは、電費の概要と電気代の目安について詳しくご説明します。

 

電気自動車の電費とは、走行距離に対する電力消費量を示す指標で、主に2つの単位で表されます。

  • Wh/km:1km走行するのに必要な電力量
  • km/kWh:1kWhの電力量で走行できる距離

 

「アウディ A6 Avant e-tron performance」の電費は、WLTCモードで147Wh/kmです。

 

市街地モードや高速道路モードや郊外モードなどの、走行モードによっても電費は異なります。

市街地では回生ブレーキが効果的に作用するため、電費が良くなる傾向があります。

 

アウディ A6 アバント e-tronの電気代の目安

アウディ A6 アバント e-tronの電気代の目安を紹介します。

 

電気代の目安

実際にかかる電気代を、具体的な数値で算出してみましょう。

 

使用する前提条件は以下の通りです。

  • 電気料金:日本の平均的な電気料金の相場をもとに30円/kWhと仮定
  • 電費:「アウディ A6 Avant e-tron performance」の場合、WLTCモードで147Wh/km

1km走行するのにかかる電気代は、以下の計算式で求められます。

  • 1kmあたりの電気代 = 電力量消費率(Wh/km)÷ 1,000 × 電気料金(円/kWh)

 

「アウディ A6 Avant e-tron performance」の電力量消費率・走行モード別に電気代を算出すると、以下のとおりです。

  • WLTCモード(147Wh/km)の場合:約4.4円
  • 市街地モード(132Wh/km)の場合:約4.0円
  • 郊外モード(141Wh/km)の場合:約4.2円
  • 高速道路モード(160Wh/km)の場合:約4.8円

 

「アウディ A6 Avant e-tron performance」で1km走行するのにかかる電気代は、4.0~4.8円程度となります。

走行環境によって異なりますが、非常に経済的なランニングコストを実現していることがわかります。

 

航続距離と満充電時の走行コストの目安

「アウディ A6 Avant e-tron performance」の一充電走行距離は、734km(WLTCモード)です。

一度の充電で長距離ドライブも十分に可能です。

 

では、満充電時の走行コストを計算してみましょう。

  • 満充電時の走行コスト = 車両のバッテリー容量(kWh)× 電気料金(円/kWh)

 

「アウディ A6 Avant e-tron performance」の場合、一充電走行距離は734km(WLTCモード)で電費がWLTCモード147Wh/kmなので、車両のバッテリー容量は約108kWhです。

 

上記内容を満充電時の走行コストを計算する式に当てはめると以下のようになります。

  • 108kWh × 30円/kWh = 3,240円

 

つまり、満充電で734km走行できて、電気代は約3,240円です。

 

※一充電走行距離は、定められた試験条件での値です。

※電力量消費率、走行モード、使用環境、運転方法によっても電費は異なるため、目安としてご参考ください。

 

アウディ A6 スポーツバック e-tronの電費や航続距離について詳しく知りたい方は、下記コラムをご覧ください。

アウディ A6 スポーツバック e-tronの電費をご紹介!走行性能・航続距離も確認

 

 

アウディ A6 アバント e-tronは優れた電費で長い航続距離を実現

アウディ A6 アバント e-tronは、先進の電動パワートレインと優れた実用性により、圧倒的な電費性能と航続距離を実現したステーションワゴン型電気自動車です。

 

エクステエリアではクリーンなデザインを採用し、インテリアでは、心地良い空間を演出しています。

 

「アウディ A6 Avant e-tron performance」は、WLTCモードで147Wh/kmという優れた電費性能を誇り、一充電走行距離は734kmを達成しています。

 

そして、1km走行あたりの電気代は約4.0円~4.8円と非常に経済的で、満充電で734km走行しても電気代は約3,240円程度です。

 

スポーツグレードの「アウディ S6 Avant e-tron」は、圧倒的なパフォーマンスを発揮しながらも、電費はWLTCモードで152Wh/km、一充電走行距離706kmという実用性を兼ね備えています。

 

アウディ A6 アバント e-tronについて詳しく知りたい方、試乗をご希望の方は、ぜひお近くのヤナセアウディショールームへお気軽にお越しください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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