2022.07.31
中古車の納車が遅い原因を知ろう!納車を早める方法はある?
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
中古車を購入した時に気になるのが、「車がいつ納車されるか」ということ。
「せっかく車を購入したのだから1日も早く乗りたい!」と考える方は多いのではないでしょうか。
中古車を購入してから納車されるまでの期間は、数週間程度です。
しかし、状況によっては納車が遅れることもあります。
では、どのような場合に納車が遅れる可能性があるのでしょうか。
今回は、中古車の納車が遅れる原因を、通常の納車までの期間の目安とともにご紹介します。
中古車の納車を早める方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
中古車が納車されるまでの流れ・期間の目安を確認!
「中古車は購入したらすぐに納車される」とお考えの方はいませんか?
実は、中古車を購入してもすぐに納車されるわけではありません。
車の購入に必要な書類の取得や納車前の車の整備に、一定の時間がかかるからです。
まずは、中古車が納車されるまでの流れや、納車までにかかる一般的な期間について見ていきましょう。
中古車が納車されるまでの流れ
購入した中古車が納車されるまでの流れは、次のようになります。
- 契約
- 代金の支払い
- 書類の用意・提出
- 車の整備
- 納車
購入したい中古車が見つかったら、まず販売店と契約を交わし、代金を支払います。
支払い方法は現金一括払いとローン払いから選べることが多いので、自分に合った支払い方法を選択しましょう。
※中古車の支払いは現金一括払い・ローンのどちらが向いている?もあわせてご覧ください。
その後、車庫証明や印鑑証明など、車購入に必要な書類を揃えていきます。
車庫証明の取得には申請から数日かかるため、なるべく早く納車してほしい場合には早めに手続きをしておくと良いでしょう。
契約後、購入した車両は販売店側で点検・整備を受けます。
走行に問題がないか、メンテナンスを受けた上で納車されるのです。
納車後安心して走行するためにも、この作業は欠かせません!
また、ここで故障や不具合が見つかった場合には、その修理にさらに数日を要する可能性があります。
このように中古車は、購入後即納車とはならないのが通常です。
納車までにかかる一般的な期間は?
では、中古車を購入してから納車までには、どれくらいの期間を要するのでしょうか。
中古車購入後、納車までにかかる期間は1カ月程度であることが多いです。
とはいえ、これはあくまで目安であり、手続きや整備の進み方によっては、1カ月よりも納車が早いケースも、反対に納車までに1カ月以上かかるケースもあります。
購入した車に乗る予定がある場合、余裕を持って納車までの期間を設定し、スケジュールを組むことが大切です。
中古車の購入の流れや期間については、「中古車の納車までの期間はどれくらい?期間を短くするポイントも」でも詳しく解説しています。
世界的な半導体不足により新車の納期が長期化
最近ニュースでもよく報道されているのが、半導体不足。
米中間の経済摩擦や新型コロナウイルスの影響で、世界的な半導体不足が続いています。
半導体不足は車市場にも大きな影響を与えることとなりました。
半導体不足により新車が今まで通り生産できず、新車購入後から納車までの期間が長期化しているのです。
中には購入後半年待ち・1年待ちになっている人気の高い車種も存在します。
そこで需要が高まっているのが中古車!
そもそも中古車は新車よりも納車が早い傾向にありますが、近年の半導体不足を受け、その差はより顕著に。
新車よりも納期の早い中古車を選ぶ人が増えています。
しかし、新車の納車数が少ないということは、新車が消費され売買されることによって生まれる中古車の数も減っていくということ。
今は納車の早い中古車が人気ですが、やがて中古車流通のバランスが崩れることも懸念されています。
車の納車時期については、このような社会情勢からの影響も事前に確認しておきたいですね。
中古車の納車が遅い原因は?
中古車の納車までは、先ほどご紹介したような流れで、約1カ月かかるのが一般的です。
しかし、場合によっては納車が遅れるケースも。
納車が通常よりも遅れるケースには、販売者側に原因がある場合と購入者側に原因がある場合があります。
ここでは中古車の納車が遅くなる原因を、販売者側と購入者側に分けてご紹介しましょう。
販売者側の原因
まずは、販売者側の原因によって納車が遅くなるケースを見ていきましょう。
整備に時間がかかっている
納車の遅れについて販売者側に原因がある場合には、整備に時間がかかっていることが考えられます。
車両に不具合が多く整備自体に時間を要していることもあるでしょうし、他の車の整備が詰まっていたり人員が足りなかったりして、すぐに整備スケジュールを確保できない場合もあるでしょう。
また、オプションを追加したことによるカスタム作業に時間がかかることもあります。
きちんとしたメンテナンスを受けるためにも、整備に時間をかけてもらうことは大切です。
この時間を短縮することは難しいですが、事前に整備にかかる期間の確認は取っておくと良いですね。
購入者側の原因
次に、購入者側の原因によって納車が遅くなるケースを見ていきます。
書類の不備・不足している
中古車購入後に行う車の登録には、印鑑証明や車庫証明など複数の書類が必要です。
これらの書類は販売店に提出して登録手続きをしてもらうのが一般的ですが、書類を揃えるのに時間がかかったり、また書類に不備があったりといった購入者側の原因によって手続きが遅れ、これにより納車も遅れるというケースが見られます。
特に準備に時間がかかるのが、車庫証明。
車庫証明は管轄の警察署に申請してから、取得までに数日〜1週間ほどかかります。
申請受付は平日のみで受付時間も限られているため、仕事などでなかなか申請に行けないという方も多く、納車前の手続きが停滞する例は少なくありません。
車庫証明の取得手続きについては「車の買い替え時にも車庫証明は必要?申請方法や必要書類は?」で解説していますので、参考にしてみてください。
ローン審査に時間がかかっている
購入する車の代金をローンで支払う場合には、金融機関や信販会社の審査を受けることになります。
このローン審査に時間がかかったり、なかなか審査に通らず複数の会社の審査を受けなければならなかったりしてローンの手続きが進まず、結果として納車が遅れることもあります。
遠方で車を購入したため輸送に時間がかかっている
中古車を購入する場合には、欲しい車両が遠方の店舗にしかなく、そこから取り寄せることもあるでしょう。
この場合、車を遠方から輸送するのに時間がかかるため、近隣の店舗で購入した場合と比べ、納車までの期間も長くなるのが通常です。
中古車の納車が遅れる理由としては、上記のような複数の原因が考えられます。
とはいえ、納車が早すぎる販売会社にも注意。
念入りなメンテナンスが行われていない恐れがあります。
中古車購入の際には、極端な納車の早さにもご注意ください。
中古車の納車を早める方法はある?
中古車を購入後には、できるだけ早い納車を希望される方が多いと思います。
中古車の納車を少しでも早めたい場合には、次のような方法が効果的です。
これらの方法を取ることにより納車までの手続きがスムーズになるため、納車が早まる可能性があります。
- 車検が残っている車両を選ぶ
- 軽自動車を選ぶ
- 近隣の店舗で購入する
- 書類を早めに揃え、不備をなくす
- ローンの事前審査を利用する
- 混み合う日の納車を避ける(納車日を指定しない)
- 車を自身で取りに行く
車検が残っている車両を選べば、あらためて車検を通す必要がなく、納車までの期間を早められる可能性があります。
また、車庫証明不要の軽自動車を選んだり、輸送に時間のかからない近隣の店舗で購入したりすることも、納期短縮に効果的でしょう。
また、購入者は書類を早めに揃えて不備をなくした上で提出することが大切です。
ローンを組む場合には、事前審査を利用して、審査期間を短縮するのもひとつでしょう。
さらに、納車の日付を指定しなかったり車を自分で取りに行ったりすれば、他の納車予定に影響を受けづらくなります。
中古車の納車目安は1カ月!遅い原因は購入者にある場合も
中古車を購入してから納車までの間には、書類の準備や車両の整備などといった手続きが行われます。
そのため、購入から納車までには1カ月程度の時間を要するのが一般的です。
しかし、中には納車が通常よりも遅くなるケースも。
原因としては、整備、書類の用意、ローン審査、輸送などに時間がかかってしまっていることが考えられます。
なるべく早く納車してほしい場合には、書類を早く不備なく揃えたり、納車日を指定しなかったりと、納車までの円滑な手続きを助ける購入者側での対応も重要です。
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