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2022.09.23

中古車の納車までの流れをご紹介!かかる期間や必要な書類も確認

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

皆さんは、購入した中古車が納車されるまでの流れをご存知でしょうか。

 

中古車の納車までにはいくつかの手続きを踏む必要があります。

そのため、納車までには一定の時間が必要で、車を購入してもすぐに乗ることはできません。

 

では、中古車の納車までの手続きは、どのような流れで行われるのでしょうか。

また、その手続きにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。

 

今回は、中古車の納車までの流れとかかる期間、必要な書類について解説します。

車と鍵を引き渡す

 

 

中古車の納車までの流れをご紹介

購入した中古車が納車されるまでの流れは、次のようになります。

  1. 中古車の選定・見積もり・契約
  2. 必要書類の準備
  3. 登録・名義変更手続き
  4. 納車前のメンテナンス
  5. 購入代金の振り込み
  6. 保険加入
  7. 納車

 

各手順について、詳しく見ていきましょう。

 

①中古車の選定・見積もり・契約

まずは購入する中古車を選びます。

希望する車種や価格から、車を絞り込んでいきましょう。

 

選び方のポイントは、車両の状態とともに、走行距離や年式、経歴、エンジンの状態などについてもよく確認することが大切です。

見た目の状態や価格だけで購入を決めないよう注意してください。

 

Webサイトで見つけた中古車の購入を検討する場合は、写真ではわからないポイントを確認するため、現地での実車確認を行うのが基本。

もし現地に行けないのであれば、販売店と連絡を取り、車の状態を詳しく聞くようにしてください。

 

気に入った中古車が見つかったら、見積もりを取ります。

見積もりでは、車両代金に法定費用や手数料が足された総支払い金額を提示してもらえます。

この金額に納得できれば、販売店と売買契約を交わします。

 

契約時には、代金の支払い方法や納車までのスケジュールも決定します。

必要書類についても説明を受けるはずなので、しっかり確認しておきましょう。

 

②必要書類の準備

次に行うのが、必要書類の準備です。

中古車の購入時には、印鑑証明や車庫証明などの書類が必要になります(詳しくは後の章でご紹介します)。

中には申請から発行・取得までに時間がかかる書類もあるので、手続きはなるべく早く行うようにしましょう。

 

また、販売店に代理で申請してもらえる書類もあるので、必要に応じてお願いすると良いですね。

 

ローンを利用する場合には、書類を提出してローン審査も進めていきます。

 

③登録・名義変更手続き

書類が揃ったら、車の登録・名義変更の手続きを行います。

 

中古車購入後の登録と名義変更は、普通車の場合は陸運局(地方運輸局、運輸支局)、軽自動車(名義変更)の場合は軽自動車検査登録事務所で手続きしてください。

 

この手続きは、販売店の代行サービスを利用するのが一般的。

販売店に委託すれば、不備なく手続きを進めてもらえるので安心です。

しかし、代行サービスには費用がかかるため、費用を抑えるために自分で手続きを行う方もいます。

 

④納車前のメンテナンス

上記の手続きを進める中で、販売店では契約した中古車のメンテナンスも進められていきます。

全体的な点検・整備を行い、不具合が見つかった場合には修理をし、安全に走行できる状態で納車できるよう調整します。

 

また、カーナビを付けたりライトを変えたりといったオプションの取り付け作業も、この時に行われます。

 

⑤購入代金の振り込み

購入代金または頭金の振り込みを行います。

販売店からは振り込みの期日を指定されるはずなので、必ず期日を守るようにしましょう。

 

代金の支払いについては、ほとんどの店舗で現金の受け渡しに対応していません。

振り込みでの支払いが基本となるので、注意してください。

 

⑥任意保険加入

事前に、任意保険の加入手続きも進めておきましょう。

契約の時点で自賠責保険には必ず加入しますが、それだけでは補償が十分ではないため、自身で任意保険に加入する必要があります。

 

自動車保険は各社から販売されていますが、補償内容や金額には違いがあります。

自身のニーズを確認の上、よく比較検討するようにしてください。

 

⑦納車

ご紹介した全ての手続きが完了すれば、納車となります。

納車は、自宅まで届けてもらうか、自身で販売店まで取りに行くかのどちらかの方法で行われます。

 

ただし、自宅まで届けてもらう場合には輸送のための費用がかかります。

 

納車時には、スタッフとともに、車の状態をよく確認しておくようにしてください。

 

 

中古車の納車までにかかる期間は?

中古車を購入してから納車までにかかる期間は、約1週間〜2週間が目安です。

ただし、書類の準備やローン審査の進み具合、必要なメンテナンスの程度によっては、納品が目安よりも早くなることも遅くなることもあります。

 

新車を購入する場合には、通常納品までに1カ月はかかります。

人気のモデルの場合には、3カ月以上かかるケースも。

それを考えると、中古車の納車は比較的早いといえるでしょう。

 

納車までにかかる期間については、「中古車の納車までの期間はどれくらい?期間を短くするポイントも」でも詳しく解説しておりますので、ぜひご一読ください。

 

 

中古車購入から納車されるまでに必要な書類も確認!

契約書の受け渡し

ここからは、中古車の購入から納車までに必要な書類をご紹介していきましょう。

必要書類は、普通自動車を購入するのか軽自動車を購入するのかによって、次のように異なります。

 

【普通自動車の場合】

  • 印鑑登録証明書(印鑑証明)
  • 自動車保管場所証明書(車庫証明)
  • 自動車検査証(車検証)
  • 自賠責保険証明書
  • 委任状
  • 実印

 

【軽自動車の場合】

  • 住民票の写し
  • 自動車検査証(車検証)
  • 自賠責保険証明書
  • 委任状
  • 印鑑

 

車庫証明は警察署で申請手続きを行いますが、取得は後日になります。

取得までには3~7日程度かかるので、余裕を持って手続きを行うようにしてください。

 

また、印鑑証明や住民票の写しは、有効期限が3カ月であることが多いので、期限切れのものを提出しないよう気をつけましょう。

 

 

中古車の納車を早めるためのポイントは?

中古車の納車が遅くなる原因としては、書類の準備やローン審査、車のメンテナンス、輸送に時間がかかることが挙げられます。

 

これを受け、なるべく納車を早めるためのポイントを7つご紹介しましょう。

  • 書類を不備なく、早く準備する
  • 軽自動車を購入する
  • ローンの事前審査をしておく
  • 車検が残っている中古車を購入する
  • 近くの店舗で購入する
  • 納車時に車を自分で取りに行く
  • 納車日を指定しない

 

書類の準備が遅かったり不備があったりすると、その分納車のための手続きは遅れてしまいます。

必要書類はなるべく早く揃え、不備のないよう気をつけましょう。

特に、書類の中でも車庫証明の取得には時間がかかりますが、軽自動車を選べば車庫証明の用意は不要です。

 

また、ローンの事前審査を利用したり車検が残っている車を選んだりすることで、契約後のローン審査や車検の時間を短縮することもできます。

遠い場所で購入すると輸送に時間がかかるので、なるべく近隣の店舗で購入するのも良いでしょう。

 

さらに、納車日を指定せず販売店の都合に合わせたり、自分で販売店まで取りに行ったりすることで、納車の日程を早められることもあります。

 

納車を早める方法については「中古車の納車が遅い原因を知ろう!納車を早める方法はある?」も参考にしてください。

 

 

中古車の納車までの流れは事前確認を!工夫次第で納車が早まるケースも

購入した中古車は、契約や必要書類の準備、登録、メンテナンスなどといった複数の手順を経て納車されます。

これらの手続きは法律に従い安全に車に乗るために必要で、欠かすことはできません。

そのため、中古車の納車までには1〜2週間程度の期間がかかります。

 

少しでも納車までの期間を短くしたい場合には、必要書類を早く準備することや納車に柔軟に対応すること、ローンを利用する場合には事前審査を行なっておくことなどが有効です。

また、車両の選び方も工夫すると良いでしょう。

 

 

ヤナセアウディでは、アウディの認定中古車を多数ラインナップしております。

全国の店舗からの取り寄せにも対応しておりますので、気になる車を見つけたらお気軽にお問い合わせください!

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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