2022.09.13
アウディ S4 Avantの年式をご紹介!モデルごとの特徴・変遷も
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
プレミアムステーションワゴン「アウディ A4 Avant」をベースとした、高性能なSモデル「アウディ S4 Avant」。
1999年10月に日本に登場し、現行のモデルはフルモデルチェンジを経て5代目となっています。
今回は、「アウディ S4 Avant」の年式について、詳しくご紹介。
初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴も説明します。
アウディ S4 Avantとは?特徴や魅力をご紹介!
プレミアムミッドサイズクラスを代表するモデルである、アウディ A4シリーズ。
1999年10月に日本に登場したハイパフォーマンスなSモデル「アウディ S4 Avant」は、プレミアムステーションワゴン「アウディ A4 Avant」をベースとしています。
現行モデルはフルモデルチェンジを経て、5代目を展開。
アウディ S4 Avantのエクステリアは、スポーティなスタイリングとクーペのような美しいフォルムの両方を兼ね備えています。
高性能なV型6気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー(3.0TFSIエンジン)を搭載しており、最高出力260kW、最高トルク500Nmものハイパワーを発生します。
組み合わせるのは、アウディ独自の4WDシステム「quattro」とスムーズな走りを実現する「8速ティプトロニックトランスミッション」です。
アウディ S4 Avantの魅力は、Sモデルならではの圧倒的な走行性能だけに留まりません。
洗練された室内空間は広々としていて、快適にドライブを愉しむことができます。
実用性も高く、トランク容量は通常時でも495Lと大容量!
オートマチックテールゲート機能を標準で備えており、荷物が積み込みやすいのはもちろんのこと、3分割のリヤシートを折りたたむことで最大1,495Lに拡大します。
また、タッチスクリーン式で直感的な操作が可能なMMIナビゲーションや、高解像度モニターを搭載した「バーチャルコックピットプラス」など、アウディが誇る先進のテクノロジーを標準装備。
安全性能も抜群で「アダプティブクルーズコントロール」や「アウディプレセンスリヤ」など、ドライバーアシスタンスシステムを搭載しています。
「アウディ S4 Avant」について詳しくは、下記のコラムをご確認ください。
Audi A4シリーズがモデルチェンジ!新型A4の見どころやポイント
Audi S4 Avantは優れた高性能スポーツワゴン!魅力をご紹介
アウディ S4 Avantの年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も
「アウディ S4 Avant」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。
初代アウディ S4 Avantの特徴
「アウディ S4」のボディタイプは、セダンとAvantの2種類があります。
日本でセダンタイプの初代アウディ S4は、1993年2月に登場しました。
※「アウディ S4」の年式については「アウディ S4の年式は?モデルごとの特徴・変遷もご紹介!」をご覧ください。
1999年10月、「アウディ A4 Avant」をベースとした「初代アウディ S4 Avant」が日本に登場しました。
V型6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力265ps、最高トルク40.8kgmという圧倒的なパフォーマンスを発揮。
アウディ独自の4WDシステム「quattro」と6速MT(マニュアルトランスミッション)を組み合わせます。
17インチホイールといった専用装備を備えており、ハンドル位置は左のみの設定です。
スポーティなドライブをサポートする安全装備を多数備えているところもポイントとなっています。
2000年9月にマイナーチェンジがあり、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、テンショナー&フォースリミッター付きシートベルトなどが採用されました。
初代「アウディ S4 Avant」基本モデルのスペック
初代「アウディ S4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,495 mm
- 全幅:1,735 mm
- 全高:1,435 mm
- 車両重量:1,640kg
- 最高出力:195kW[265PS]/5,800rpm
- 最大トルク:400Nm[40.8kgm]/1,850rpm
2代目アウディ S4 Avantの特徴
フルモデルチェンジして2代目となった「アウディ S4 Avant」は、2003年9月から発売されました。
エンジン性能に優れたV型8気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力253kW(344ps)、最高トルク410Nm(41.8kgm)を発揮します。
トランスミッションは、6速ティプトロニックAT(オートマチックトランスミッション)です。
インテリアには、専用レザーとアルカンタラを組み合わせたレカロスポーツシートが前後席ともに採用されています。
また、これまで発売されていた「アウディ S4 Avant」は左ハンドル仕様のみでしたが、2003年9月から右ハンドルの設定となりました。
2代目「アウディ S4 Avant」基本モデルのスペック
2代目「アウディ S4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,585 mm
- 全幅:1,780 mm
- 全高:1,435 mm
- 車両重量:1,800kg
- 最高出力:253kW[344PS]/7,000rpm
- 最大トルク:410Nm[41.8kgm]/3,500rpm
3代目アウディ S4 Avantの特徴
2005年2月、フルモデルチェンジした3代目アウディ S4 Avantが日本に登場しました。
3代目アウディ S4 Avantのフロントエンドは「アウディ A4 Avant」と同じく、シングルフレームグリルが採用。
Sモデル専用のグリッドパターンを配することで、特別なモデルであることを強調しています。
2005年9月にはヘッドライトの変更があり、アダプティブヘッドライトが標準装備されました。
2006年7月、新たにHDDナビゲーションシステムが設定されています。
2007年1月、外国為替相場でユーロ高が続いたことから、車両価格の見直しが行われました。
3代目「アウディ S4 Avant」基本モデルのスペック
3代目「アウディ S4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,585 mm
- 全幅:1,780 mm
- 全高:1,435 mm
- 車両重量:1,800kg
- 最高出力:253kW[344PS]/7,000rpm
- 最大トルク:410Nm[41.8kgm]/3,500rpm
4代目アウディ S4 Avantの特徴
2009年5月にフルモデルチェンジし、4代目となった「アウディ S4 Avant」。
エンジンも新しくなり、アウディ S4専用のスーパーチャージャー付きV型6気筒直噴ガソリンエンジン(3.0TFSI エンジン)が搭載されています。
先代モデルと比較するとトルクが向上し、最高出力245kW(333ps)、最高トルク440Nm(44.9kgm)となりました。
トランスミッションは、7速Sトロニックトランスミッションが採用されています。
さらに、アウディとして初めて「リヤスポーツディファレンシャル」が採用され、ドライビングプレジャーだけでなく、車両の挙動安定性も向上しました。
先進技術である「アウディドライブセレクト」の標準装備や、カーボン製のデコラティブパネルといったSモデルならではの装備もポイントです。
2009年8月、アウディ A4シリーズの装備内容が一部変更されています。
アウディ S4 Avantには小型ドアミラーの採用や、オートマチックテールゲートがオプション設定されるといった変更がありました。
2009年12月には、アウディ A4シリーズ・アウディ A5シリーズの全モデルラインアップの装備が充実。
最新世代のHDDナビゲーションシステムを搭載した「MMI(マルチメディアインターフェイス)」が標準装備され、直感的に操作が可能となりました。
2012年4月、アウディ A4シリーズがマイナーチェンジ。
アウディ S4 Avantも他のモデルと同様に、シングルフレームグリルが上部の角を落としたデザインになり、バンパーをはじめエクステリア・デザインも変更されました。
2014年5月には、サッカー日本代表応援モデル「アウディ S4 Avant SAMURAI BLUE 11 Limited Edition」を限定1台で発売。
※アウディジャパンはサッカー日本代表のサポートを行っており、アウディ各モデル1台ずつの限定車となっています。
2015年1月、車両価格の改定が行われました。
4代目「アウディ S4 Avant」基本モデルのスペック
4代目「アウディ S4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,730 mm
- 全幅:1,825 mm
- 全高:1,445 mm
- 車両重量:1,830kg
- 最高出力:245kW[333PS]/6,500rpm
- 最大トルク:440Nm[44.9kgm]/2,900rpm
5代目アウディ S4 Avantの特徴
フルモデルチェンジし5代目となるアウディ S4 Avantは、2016年10月に登場しました。
ハイパワーなV型6気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー(3.0TFSIエンジン)を搭載し、最高出力260kW(354ps)、最高トルク500Nm(51.0kgm)を発生。
組み合わせるトランスミッションは、8速ティプトロニックトランスミッションです。
0-100km/h加速はなんと、4.9秒をマーク!※欧州仕様車測定値
ドライブの快適性を高めるため、先進のドライバーアシスタンスシステムを多数搭載しています。
また、最新のナビゲーション機能を備えた「MMIシステム」を搭載するだけでなく、「バーチャルコックピット」や「ヘッドアップディスプレイ」といった先進機能がオプション設定されたこともポイントです。
2019年1月、アウディ A4シリーズの仕様と価格が一部変更され、発売されることとなりました。
アウディ A4シリーズのS lineパッケージと「アウディ S4 Avant」には、新デザインのフロントバンパーが採用。
アルミホイールデザインを一新することで、エクステリアがさらに精悍なデザインとなっています。
2020年10月には、アウディ A4シリーズの大幅アップグレード(マイナーチェンジ)がありました。
「アウディ S4 Avant」にもフルモデルチェンジ並みの変更があり、ブリスターフェンダーを備えたことで全幅が5mm拡大。
エクステリアの上質さが増し、伝説の「Audi quattro」を彷彿とさせるスリットがボンネットの先端にあしらわれるといった、エクステリアの至るところに専用デザインが採用されています。
最先端のインフォテインメントシステム、ドライバーアシスタンス、セーフティシステムを備えているところにも、ぜひご注目ください。
詳しくはこちらのコラムでもご紹介しています。
Audi A4シリーズがモデルチェンジ!新型A4の見どころやポイント
この機会に、Sモデルならではの走りが愉しめる「アウディ S4 Avant」をショールームで実際に体感してみませんか?
5代目「アウディ S4 Avant」基本モデルのスペック
5代目「アウディ S4 Avant」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:4,770 mm
- 全幅:1,845 mm
- 全高:1,435 mm
- 車両重量:1,740kg※
- 最高出力:260kW[354PS]/5,400-6,400rpm
- 最大トルク:500Nm[51.0kgm]/1,370-4,500rpm
※サンルーフ装着車の場合:+30kg
高性能なSモデル「アウディ S4 Avant」に注目!
「アウディ S4 Avant」は、プレミアムステーションワゴン「アウディ A4 Avant」をベースとした高性能なSモデルです。
日本では1999年10月に登場し、現行モデルはフルモデルチェンジを経て5代目となっています。
アウディ S4 Avantは、スポーティでありながら美しさも兼ね備えたエクステリア、Sモデルならではの優れたパフォーマンス、広々とした快適な室内空間など、見どころ盛りだくさん!
アウディが誇る先進的なテクノロジーやドライバーをサポートする装備も多数備えています。
今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?
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