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2022.09.08

アウディ S4の年式は?モデルごとの特徴・変遷もご紹介!

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

スポーティなドライビングを愉しめる、ハイパフォーマンスなSモデル「アウディ S4」。

1993年2月に日本に登場し、現行のモデルはフルモデルチェンジを経て6代目となっています。

 

今回は、「アウディ S4」の年式について、詳しくご紹介。

初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴も説明します。

アウディ S4 MY22

 

 

アウディ S4とは?特徴や魅力をご紹介!

現行モデルの「アウディ S4」は、プレミアムミッドサイズセダンである「アウディ A4 セダン」をベースとしています。

※日本登場は1993年2月で、現行モデルはフルモデルチェンジを経て6代目を展開。

 

アウディ S4は、ダイナミックかつ洗練されたエクステリア・デザインで見る人全てを魅了するモデルです。

Sモデル特有のクローム仕立てのダブルエキゾーストパイプやリヤスポイラーを配し、後ろ姿にもスポーティさが溢れています。

 

高性能なSモデルならではの刺激的な走りを楽しめるところもポイント。

現行モデルのエンジンは、V型6気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー(3.0TFSIエンジン)を搭載し、最高出力260kW、最高トルク500Nmものパワフルな走りを堪能できます。

 

アウディ独自の4WDシステム「quattro」を搭載し、高性能なエンジンの圧倒的なパワーを伝達。

さらに、加速性能と快適性を両立する「8速ティプトロニックトランスミッション」を組み合わせることにより、スムーズなシフト動作が可能です。

 

快適なスポーティドライブを実現するために、室内空間も特別なものとなっています。

ダイナミカ/レザー仕立てのSスポーツシートや、デコラティブパネル カーボンアトラスといった高級感のある装備をぜひ実際にご確認ください!

 

また、アウディ S4にはアウディの先進テクノロジー「バーチャルコックピットプラス」を標準装備。

ドライバーアシスタンスシステムも充実しており、安全なドライブをサポートします。

 

「アウディ S4」について詳しくは、下記のコラムをご確認ください。

Audi A4シリーズがモデルチェンジ!新型A4の見どころやポイント

Audi S4は高性能でスポーティーなハイパフォーマンスカー!

 

 

アウディ S4の年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も

アウディ S4 MY20

「アウディ S4」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。

 

初代アウディ S4の特徴

1992年、アッパーミドルクラス「アウディ 100」をベースとして発表された初代アウディ S4。

日本では、1993年2月からセダンタイプの「アウディ S4」が発売されました。

 

ちなみに、アウディ S4のボディタイプはセダンとアバント(ステーションワゴン)の2種類がありますが、日本で初代アウディ S4 Avantは1999年10月に登場しています。

※「アウディ S4 Avant」の年式については「アウディ S4 Avantの年式をご紹介!モデルごとの特徴・変遷も」をご覧ください。

 

初代アウディ S4のエンジンは直列5気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力230ps、最高トルク31.6kgmのパワーを発揮します。

組み合わせるのは、アウディ独自の4WDシステム「quattro」と4速AT(オートマチックトランスミッション)です。

 

1993年11月に一部改良(マイナーチェンジ)があり、快適なドライブを愉しむための安全装備がさらに充実しました。

 

初代「アウディ S4」基本モデルのスペック

初代「アウディ S4」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,795 mm
  • 全幅:1,805 mm
  • 全高:1,415 mm
  • 車両重量:1,710kg
  • 最高出力:256PS/5,900rpm
  • 最大トルク:33.7kgm/1,800rpm

 

2代目アウディ S4の特徴

1999年5月、フルモデルチェンジして2代目となった「アウディ S4」が発売されました。

 

2代目アウディ S4は、アウディ A4 セダンをベースとし、パワートレインがさらにパワーアップしているところがポイントです。

V型6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力195kW(265ps)、最高トルク400Nm(40.8kgm)を発揮。

トランスミッションは、6速MT(マニュアルトランスミッション)を組み合わせます。

 

1999年10月にはマイナーチェンジにより、ヘッドレベル・エアバッグシステムやプリテンショナー付きシートベルトなどが標準装備となりました。

 

2000年9月のマイナーチェンジで、ESP(エレクトリック・スタビリティ・プログラム)、テンショナー&フォースリミッター付きシートベルトなどが採用されています。

 

2代目「アウディ S4」基本モデルのスペック

2代目「アウディ S4」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,495 mm
  • 全幅:1,735 mm
  • 全高:1,410 mm
  • 車両重量:1,590kg
  • 最高出力:195kW[265PS]/5,800rpm
  • 最大トルク:400Nm[40.8kgm]/1,850rpm

 

3代目アウディ S4の特徴

2003年9月、フルモデルチェンジした3代目アウディ S4が登場しました。

V型8気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力253kW(344ps)、最高トルク410Nm(41.8kgm)もの優れたパワーを発揮。

トランスミッションは、電子制御6速ティプトロニックATです。

 

インテリアには、前後席ともに専用レザーとアルカンタラの組み合わせとなるレカロスポーツシートが採用されています。

 

これまで発売されていた「アウディ S4」は左ハンドル仕様のみでしたが、2004年8月から右ハンドルが設定されました。

 

3代目「アウディ S4」基本モデルのスペック

3代目「アウディ S4」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,585 mm
  • 全幅:1,780 mm
  • 全高:1,410 mm
  • 車両重量:1,750kg
  • 最高出力:253kW[344PS]/7,000rpm
  • 最大トルク:410Nm[41.8kgm]/3,500rpm

 

4代目アウディ S4の特徴

2005年2月、フルモデルチェンジし3代目となった「アウディ A4」をベースとした、4代目アウディ S4が登場しました。

 

4代目アウディ S4の注目ポイントは、個性的なフロントエンドのシングルフレームグリル。

Sモデル専用のグリッドパターンを配することで、アウディ A4と一線を画しています。

 

2005年9月にはアダプティブヘッドライトが、2006年7月にはHDDナビゲーションシステムが標準装備されました。

 

2007年1月、外国為替相場で ユーロ高が続き、車両価格の見直しが行われています。

 

4代目「アウディ S4」基本モデルのスペック

4代目「アウディ S4」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,585 mm
  • 全幅:1,780 mm
  • 全高:1,410 mm
  • 車両重量:1,750kg
  • 最高出力:253kW[344PS]/7,000rpm
  • 最大トルク:410Nm[41.8kgm]/3,500rpm

 

5代目アウディ S4の特徴

アウディ A4 シリーズのフラッグシップモデルとなるアウディ S4は、2009年5月にフルモデルチェンジし、5代目となりました。

 

アウディ S4専用にチューンが施されたスーパーチャージャー付きのV型6気筒直噴ガソリンエンジン(3.0TFSI エンジン)を搭載。

最高出力245kW(333ps)、最高トルク440Nm(44.9kgm)となり、圧倒的なパフォーマンスはもちろんのこと、高効率も実現しています。

トランスミッションは、7速Sトロニックトランスミッションが採用されました。

 

さらに、アウディ初となる「リヤスポーツディファレンシャル」や「アウディドライブセレクト」が標準装備されたところもポイント。

カーボン製のデコラティブパネルといったSモデルにふさわしい装備も備えています。

 

一目で「アウディ S4」だと分かる、空力特性に優れた専用デザインのエアロパーツも必見です!

 

2009年8月、アウディ A4シリーズの装備内容に一部変更があり、アウディ S4は新たに小型ドアミラーが採用されるといった変更がありました。

 

2009年12月には、アウディ A4シリーズ・アウディ A5シリーズの全モデルに最新世代のHDDナビゲーションシステムを搭載した「MMI(マルチメディアインターフェイス)」が標準装備されました。

 

2012年4月、アウディ A4シリーズがマイナーチェンジ。

それに伴いアウディ S4も他のモデルと同様に、シングルフレームグリルが上部の角を落としたデザインになるといった、エクステリアデザインの変更がありました。

 

サッカー日本代表のサポートを行うアウディジャパンは、2014年5月に応援モデル「アウディ S4 SAMURAI BLUE 11 Limited Edition」を限定1台で発売しました。※アウディ各モデル1台ずつの受注

 

2015年1月、車両価格の見直しがありました。

 

5代目「アウディ S4」基本モデルのスペック

5代目「アウディ S4」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,730 mm
  • 全幅:1,825 mm
  • 全高:1,420 mm
  • 車両重量:1,780kg
  • 最高出力:245kW[333PS]/6,500rpm
  • 最大トルク:440Nm[44.9kgm]/2,900rpm

 

6代目アウディ S4の特徴

2016年10月、「アウディ S4」はフルモデルチェンジし6代目となりました。

 

エンジンは、V型6気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー(3.0TFSIエンジン)を搭載しています。

最高出力260kW(354ps)、最高トルク500Nm(51.0kgm)、0-100km/h加速は4.7秒※と圧倒的なパフォーマンスを発揮。※欧州仕様車測定値

トランスミッションは、8速ティプトロニックトランスミッションを組み合わせています。

 

ハイパワーエンジンを搭載しながら、燃料消費を低く抑えているところもポイントです。

 

Sモデルにふさわしい「トラフィックジャムアシスト付きアダプティブクルーズコントロール」といった先進のドライバーアシスタンスシステムも搭載。

アウディ S4としては初めて「バーチャルコックピット」や「ヘッドアップディスプレイ」がオプション設定されました。

 

2019年1月、アウディ A4シリーズの仕様と価格の一部変更がありました。

アウディ S4にも、新デザインのフロントバンパーが採用されることとなり、アルミホイールデザインも一新するなど、エクステリアがさらに精悍なデザインとなっています。

 

2020年10月、アウディ A4シリーズの大幅アップグレード(マイナーチェンジ)があり、アウディ S4のエクステリア(前後バンパー、エアインレット、サイドシルなど)に専用デザインが採用されました。

 

また、数々のレースを席巻した「Audi quattro」を彷彿とさせるスリットがボンネットの先端にあしらわれ、上質さが増したところもポイントです。

 

高級感のある室内には、「S」のロゴが施されたレザー仕立ての専用スポーツシートを装備し、スポーティなドライビングでも乗員をしっかりとホールドします。

 

さらに、現行モデルのアウディ S4では、革新的なマトリクスLEDヘッドライトを標準装備。

他にも、運転をサポートする最先端のインフォテインメントシステムやドライバーアシスタンス、セーフティシステムを多数備えています。

 

詳しくは「Audi A4シリーズがモデルチェンジ!新型A4の見どころやポイント」をご覧ください。

 

パワフルなエンジンを搭載し、スポーティなドライビングを愉しめるSモデル「アウディ S4」。

この機会に、ショールームで実際に体感してみませんか?

 

6代目「アウディ S4」基本モデルのスペック

6代目「アウディ S4」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,770 mm
  • 全幅:1,845 mm
  • 全高:1,410 mm
  • 車両重量:1,700kg※
  • 最高出力:260kW[354PS]/5,400-6,400rpm
  • 最大トルク:500Nm[51.0kgm]/1,370-4,500rpm

※サンルーフ装着車の場合:+10kg

 

 

ハイパフォーマンスモデル「アウディ S4」に注目!

プレミアムミッドサイズセダン「アウディ A4」をベースとした、ハイパフォーマンスなSモデル「アウディ S4」。

1993年2月に日本に登場し、現行モデルはフルモデルチェンジを経て6代目となっています。

 

パワフルなエンジンを搭載した「アウディ S4」は、スポーティなドライビングを愉しめるだけでなく、ダイナミックかつ洗練されたエクステリアもポイント。

Sモデルならではの装備や、快適なドライブをサポートするテクノロジーも多数備えています。

 

今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?

 

詳しくはお近くのショールームへお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来店をお待ちしております!

 

※一部、基本性能等は変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお問い合わせください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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