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2023.05.31

車の売却時は個人情報に注意!? 気をつけるべきポイントは?

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

「車を売却した後、次のオーナーに自分の個人情報が知られてしまうのではないか」と、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

結果から言いますと、適切に情報が管理されていれば個人情報が漏れることはありません。

 

ですが、買取業者がどのように個人情報を管理しているのか、自分でも気をつけるべき点はあるのか、気になってしまいますよね。

 

今回は、車の売却時に個人情報はどのように扱われるのか、どのように注意したら良いかを中心にご紹介。

 

査定時の個人情報の要否についても解説します。

車を売却する際の個人情報が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

車の鍵を渡す

 

 

車の売却時に個人情報を守るポイントは?

まず最初に、個人情報は適切に管理されていれば漏洩することはないため、安心してくださいね。

 

車の売却の際に必要な個人情報が記載されている提出物は、自動車検査証(車検証)、自動車種別割税納税証明書(納税証明書)、自賠責保険証明書、印鑑証明登録証明書、自動車リサイクル券など。

 

このような書類は車の買主側には渡らず、車を売却をした業者(お店)で保管されます。

 

日本では「個人情報保護法」が施行されており、2015年の改正以降は会社の規模にかかわらず、事業を営んでいて個人情報を取り扱っている場合は、個人情報保護法の対象となりました。

 

また、売った車の名義はすぐに買取を行った業者名義に変更されることと、自賠責保険の名義も購入した所有者の名義に変わるため、個人情報は車の買主側には渡りません。

 

このように、買取業者が個人情報をしっかりと管理しているため、過度に不安にならなくても大丈夫です。

 

ただ、車の売却時に個人情報を守るために、自分でもできることはいくつかあります。

 

安心感をさらに高めるためにも、これからご紹介するポイントをチェックしましょう。

 

メンテナンスノートの個人情報は切り取り、不要な書類を確認!

お伝えしたように車の売却の際には、さまざまな書類を提出する必要がありますが、さらに個人情報が記載されている可能性があるものとして、査定額をアップさせるために提出する「メンテナンスノート(点検整備記録+メーカーの保証書)」があります。

 

近年では点検管理記録に個人情報は記載されなくなりましたが、車を購入した時期によっては記載されていることも。

個人情報の記載がある場合は切り取ることができるようになっているため、心配な方は、買取業者に提出する前に該当部分を切り取っておきましょう。

 

そのほか、必要な書類に紛れて任意保険証など売却に必要のない書類を提出してしまうケースもあるため、売却に不要な書類が含まれていないかを事前に確認しておく必要があります。

 

また、誤って提出してしまった場合には業者に破棄または返却を依頼しましょう。

 

カーナビの位置情報は削除し、車内に忘れ物がないかもチェック

カーナビに、ご自宅や職場の住所を登録していらっしゃる方も多いと思います。

このような個人情報が残ったままだと、行き先の検索履歴から行動範囲もわかってしまいます。

 

情報を一つ一つ削除することも可能ですが、多くのカーナビでは画面上から初期状態に戻すことが可能です。

 

売却する際には、あらかじめ初期状態に戻しておきましょう。

 

また、車内に忘れ物がないかも確認することも大切。

特にポケットの奥などは物を残しがちなので、ご注意ください。

 

売却前には個人情報が記載されたものがないか、車内を隅々までチェックしてから業者に引き渡しましょう。

 

そのほかの車を引き渡す際の注意点に関しては、こちらのコラムでも詳しく紹介していますので、ぜひご確認ください。

車の引き渡しの注意点は?必要な書類や引き渡しの流れもご紹介

 

 

車の査定にも個人情報の提出が必要?不要?

車を売却する前の査定段階で、個人情報を提示する必要があるのでしょうか。

ここでは、査定で個人情報が必要になる場合と不要な場合についてご説明します。

 

査定で個人情報が必要となる場合

売却の意思が強く、正確な査定金額が必要な場合は個人情報が必要となります。

正確な査定は、車体の確認やメンテナンスノートの有無を確認した上で査定を行うためです。

 

また、出張査定の場合は自宅に業者が訪問するため、住所や連絡先を伝える必要があります。

 

先ほどご紹介しましたが、メンテナンスノートに個人情報がもし記載されていた場合は、切り取ってから渡せばOKです。

 

査定で個人情報が不要な場合

まだ車を売却すると決めたわけではない、おおよその査定額が知りたいという場合には個人情報は不要です。

 

以下の方法を利用することで、個人情報を提示することなく車の査定額を知ることができます。

  • 類似の中古車の販売価格から相場を計算する
  • メーカーサイトの下取りシミュレーションを利用する
  • 中古車買取業者の買取シミュレーションを利用する
  • オークションサイトの落札価格を参考にする

 

ただし、上記の方法での査定はあくまで概算です。

実際に売却を行う際には変動する可能性が高いことに注意しましょう。

 

ヤナセアウディでは、しっかりと個人情報を管理した上で中古車の買取を行っています。

 

詳しくは、下記のページをご確認ください。

Audiの売却をお考えなら弊社が高価買取いたします

 

 

車の売却時の個人情報を守るためには業者選びも重要!

車の状態を確認

車の売却時に個人情報を適切に管理している業者を選ぶには、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。

 

業者を選定する際、注意するべきポイントもご紹介します!

 

信頼できる買取業者かホームページをチェック

車の売却時の個人情報の取り扱いについては、明確なルールは定められていません。

そのため各業者は、それぞれで取り扱い方針を策定・実施しています。

 

買取業者選定の際には、個人情報の取り扱い・管理に関しての規定をチェックしましょう。

 

ホームページに個人情報の取り扱いに関する明確なポリシーが記載されている買取業者が安心です。

 

一括査定サイトはデメリットも考えて利用する

一括査定は車をできるだけ高値で売却したい場合に有効な手段です。

 

しかし、査定の際に実際に取引を行わない業者にも個人情報を送付することになります。

特定の業者に依頼した場合と比較すると、安心感がやや下がってしまうのが一括査定サイトのデメリットです。

 

一括査定サイトを利用する際には、複数の業者に個人情報が提示されるということを念頭に置いた上で利用しましょう。

 

自動車買取団体に加盟している業者・サイトの方針を確認すると安心!

中古車の売買において安心して取引ができるよう活動している団体があります。

これらの団体は独自に個人情報保護方針(プライバシーポリシー)を定めています。

 

査定を依頼する業者や、一括査定サイトが以下のような団体に加盟している場合、個人情報保護方針を定めており、個人情報の取り扱いが適切に行われていると考えられます。

  • 一般社団法人日本自動車購入協会 (JPUC)
  • 一般社団法人日本自動車流通研究所(JADRI)
  • 一般社団法人日本中古自動車販売協会連合会(JU)

 

一括査定サイトを利用する場合は、こういった団体に所属しているかどうかを確認ポイントの一つにするのも良いでしょう。

 

 

個人情報を守るためのポイントを確認し、安心して車の売却を!

車の売却時の個人情報は買取業者がしっかりと管理をしていますが、さらに安心するために自分でもできる方法があります。

車の売却前にできることとしては、メンテナンスノートに個人情報があれば切り取る、カーナビの位置情報を削除する、車内に忘れ物が残っていないかもチェックしましょう。

 

信頼できる買取業者を選ぶことでも、個人情報を守ることができます。

 

また、査定額を正確に出すためには、査定の段階から個人情報をある程度提示する必要があるため、査定を依頼する業者の選定にも気をつけましょう。

 

ヤナセアウディでは、個人情報の取扱いに関する「個人情報保護方針」を定め、お客様からお預かりしている大切な個人情報を適切に管理しております。

アウディ車の売却をお考えなら、ぜひヤナセアウディにお気軽にご相談ください。

 

また、ヤナセアウディでは、アウディの基準をクリアし認定中古車と認められた上質なコンディションのアウディの中古車を多数取り揃えております。

気になる車は全国どこからでも最寄り店舗まで取り寄せることが可能です。

 

アウディへの乗り換えや車の買い替えをお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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