2019.11.06
アウディの「TFSI」とは?ベストエンジン9年連続受賞の理由
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
アウディの数ある魅力の一つといえば、パワフルで軽快な走り!
アウディが誇る「TFSI」といわれる優れた性能のエンジンがそれを支えています。
アウディの「TFSI」は、世界各国から優れたエンジンを選出する「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」受賞も果たした高性能エンジン!
「TFSI」とはどんな特徴や性能があるのか?じっくりお伝えします。
アウディの超高性能エンジン「TFSI」とは?
「TFSI」とは、直噴システムと過給機を装着したアウディのガソリンエンジンの総称で、Turbo Fuel Stratified Injectionの略です。
アウディで元々採用していた直噴エンジン(FSI)が、2005年デビューのAudi A3でさらに進化し、そこからこの名称が使われ始めました。
当時のTFSIの技術テーマは「ダウンサイジング(小排気量化)」と「ダウンスピード(低速化)」。
効率的な過給システムを採用することで、低速時から豊かなトルクが実現しました。
TFSIは小排気量、低燃費に加え、優れたドライバビリティで高く評価される高性能ガソリンエンジンなのです。
さらに今日、アウディは「ライトサイジング」という「進化した」コンセプトを掲げ、TFSIの新たな発展を図っています。
バルブタイミングの設定により、低~中負荷領域において圧縮工程を短縮する、いわゆる「ミラーサイクル」と、過給ガソリンエンジンとしては異例に高い圧縮比、ポート噴射と気筒内噴射を組み合わせたデュアルインジェクション、高負荷領域では圧縮工程を通常に戻して排気量に見合ったパワーを発生させる可変バルブタイミングといった機構を組み合わせることで、燃費効率と出力性能をかつてない高いレベルで両立させています。
今後もこの新技術を搭載するモデルを増やしていく予定です!
アウディの「2.5 TFSIエンジン」は9年連続受賞!?
1999年から開催されている、カテゴリー別に各国のベストエンジンを選出する「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」。
2L~2.5L部門において、アウディの技術が詰まった「2.5 TFSIエンジン」はベストエンジン賞を受賞しています。
なんと9年連続の受賞、アウディとしては14回目の栄誉です!
480Nm(48.9kgm)を1,700rpm〜5,850rpmという広範囲で発生するフラットなトルク特性と、出力294kW(400ps)という世界で最もパワフルな5気筒エンジン、1-2-4-5-3という特徴的なエンジン点火順序が生み出す独特のリズム感を持つ排気音が高く評価されています。
このエンジンのユニットはアウディRS3セダン・スポーツバックにも搭載され、同車種での0-100km/h加速タイムは4.1秒もの速さを誇っています。
アウディA4、A4アバントも「2.0 TFSIエンジン」に!
アウディの中核車種として高い人気を誇るA4。
日本では1995年の販売開始後から順調に販売台数を伸ばして、現在では日本の道路を走るアウディの3台に1台がA4と言われるほどの高人気車種です。
そんなアウディA4/A4アバントも、最新のFFモデルでは搭載エンジンがミラーサイクル方式の2.0TFSIにグレードアップ。
先代の2.0TFSIエンジンから10psパワフルになりながらも、燃費は13.8km/Lから16.6km/Lにアップしました!
【アウディA4 2.0TFSIエンジンスペック】
エンジン:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ
排気量:1984cc
最高出力:190ps/4200-6000rpm
最大トルク:32.6kgm/1450-4200rpm
JC08モード燃費:16.6km/L
「TFSI」とはアウディの技術が詰まった高性能エンジン!
世界の高性能エンジンを選出する「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」で9年連続ベストエンジン賞を受賞しているアウディの「2.5 TFSIエンジン」。
TFSIとは直噴システムと過給機を装着したアウディのガソリンエンジンの総称で、小排気量、低燃費ながらもパワフルな出力と効率的なトルク、優れたドライバビリティで高い評価を得ています。
アウディの人気車種、A4/A4アバントにも「2.0 TFSIエンジン」が搭載され、さらにパワフルで軽快な走りが実現しました!
アウディの技術が詰まったTFSIエンジン、ぜひカタログや店頭での試乗で魅力を堪能してみてくださいね!
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