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2024.04.12

中古車の陸送費の相場は?納車費用との違いはある?

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

中古車を購入すると自宅などの指定した場所に納車してもらえるサービスがありますが、気になるのは陸送費です。

 

陸送費は、車を運ぶ距離や中古車販売店によって異なります。

 

「中古車の陸送費の相場は?」や「納車費用と何が違うの?」と疑問を持つ方もいらっしゃることでしょう。

 

今回は、中古車の陸送費とは何か、その相場をご紹介。

 

また、陸送費と輸送費の違い、陸送費と納車費用との違いも解説します。

陸送費を抑える方法についても紹介するので、ぜひご参考ください。

乗用車の運送

 

 

陸送費とは?納車費用との違いも確認

そもそも「陸送」とは「陸上輸送」の略です。

 

車の陸送で必要となる費用が「陸送費」で、車を目的地(指定場所)へ届ける際に発生する費用のこと。

車を積載車といった専用車両などを用いて、陸地経由で輸送する費用を指します。

 

輸送に関する費用としては、「陸送費」のほかに「輸送費」や「納車費用」と呼ばれる費用もあります。

それぞれ陸送費との違いについても解説していきます。

 

陸送費と輸送費の違い

陸地での輸送(陸送)ができないときに、陸送以外の方法で車を運ぶ場合「輸送費」という項目になることが多いです。

 

陸地を専用車両で運ぶ場合は「陸送費」、航空便・船便といった陸地以外も使用して運ぶ場合は「輸送費」となることが大きな違いです。

 

また、特殊な車両を専用の輸送用トレーラーで運ぶ場合、「輸送費」となることもあります。

 

陸送費と納車費用との違い

従来の「納車費用」は、「納車する車を商品として仕上げる(納車までの)費用」という考え方で、販売店によっては洗車やルームクリーニングなども含まれる場合がありました。

 

しかし、2023年10月に「一般社団法人 自動車公正取引協議会」により、中古車の販売価格の表示を「支払総額」とするように規制の改正が発表され、納車費用の扱い方が変わっています。

 

従来の納車費用に含まれていることが多い、洗車やルームクリーニングといった「販売店が中古車を販売するにあたり、(納車前に)当然行うべき作業にかかる費用」は、車両価格に含めて表示することとなりました。

 

これに伴い、現在の「納車費用」は「購入者の指定する場所まで配送する際の費用」となり、陸送費・輸送費の定義と似た内容になっています。

 

 

中古車の陸送費の相場は?陸送にかかる日数の目安もご紹介

中古車の陸送費は運ぶ場所が「近隣」や「遠方」など、輸送距離で費用が異なり、中古車販売店によって料金を算出する移動時間や距離が異なります。

 

では、一般的な中古車の相場は、いくらなのでしょうか。

一般的な中古車の相場を紹介します。

 

中古車の陸送費の相場

中古車の陸送費の一般的な相場は以下の通りです。

  • 近隣(同一都道府県・隣接する都道府県、または1~3時間ほどの移動距離):2万~3万円
  • 遠方(5~10時間ほどの移動距離):3万~10万円

 

近隣への陸送では、時間にすると1時間~3時間の距離となり、同一都道府県や隣接する都道府県などへの移動が対象となります。

 

一方、遠方への陸送では、5時間~10時間の移動時間が目安となっています。

 

上記の移動時間内でも、陸送する地域によって料金が変動することもあるので、注意が必要です。

 

正確な陸送費を知りたい場合は、中古車の購入前に確認しておきましょう。

 

陸送にかかる日数の目安

陸送にかかる日数の一般的な目安は以下の通りです。

  • 近隣への陸送の場合:1日~2日程度
  • 遠方への陸送の場合:4日~5日程度

 

近隣への陸送では1日~2日程度で陸送してもらえる傾向です。

 

遠方への陸送の場合、「関東から九州まで」といった複数の県をまたぐ長距離移動では5日以上かかる可能性があります。

 

全国から取り寄せできる販売店の場合は、陸送にかかる日数も事前に確認しておきましょう。

 

県外で購入した車の名義変更について知りたい方は、「県外で購入した車の名義変更をするには?他府県登録についても確認」もご覧ください。

 

 

中古車の陸送費を抑える方法はある?

車を購入する計算

中古車の陸送費を抑える方法は、「自分で取りに行く」や「最寄りの販売店まで陸送してもらう」という方法があります。

 

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

 

自分で取りに行く

中古車を購入した販売店へ自分で取りに行くことで、陸送費を抑えられる可能性があります。

 

しかし、自分で取りに行く場合は交通費だけでなく、時間と労力が発生します。

場合によっては、陸送費を支払って指定の場所へ届けてもらうほうが良いケースもあるでしょう。

 

自分で取りに行く場合の注意点を知りたい方は、「県外の中古車を購入して乗って帰ることは可能?注意点も確認!」も、ご参考ください。

 

最寄りの販売店まで陸送してもらう

全国各地に販売店があるディーラーなどの場合は、最寄りの販売店まで購入車両を陸送してもらい、その店舗で納車してもらう方法もあります。

 

自宅に近い店舗まで陸送してもらうことで、車を取りに行く手間も最小限にできるでしょう。

 

 

中古車の陸送費は輸送距離によって相場・日数が変わる

車の陸送で必要な費用である「陸送費」は、車を目的地(指定場所)へ届ける際に発生する費用のことで、主に陸地経由で輸送する際に使用されます。

 

近隣や遠方など、「どこからどこまで」輸送するのかで費用が異なり、一般的な陸送の相場は近隣の場合で「2万円~3万円程度」、遠方の場合だと「5万円~10万程度」と、大きく異なります。

 

また、輸送日数の目安も異なり、1日~2日程度で届く近隣への陸送に比べ、遠方への陸送では4日~5日ほど、場合によっては5日以上かかることも。

 

輸送する地域や車販売店によって陸送費や陸送にかかる日数が異なるので、事前に確認しましょう。

 

ヤナセアウディでは、上質なコンディションのアウディの中古車を多数取り揃えており、全国どこからでも取り寄せが可能です。

 

中古車情報は随時更新しているので、ヤナセ公式 アウディ情報サイトをご確認ください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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