2022.02.08
中古車の予算の決め方を詳しく解説!無理なく購入するポイント
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
皆さんは、中古車を購入する時に予算をどのように決めていますか?
車を購入し、使用していくには、さまざまな費用がかかります。
車を購入する際は、本体価格だけでなく維持費がいくら位かかるのかも確認した上で、無理のない範囲で予算を決めることが大切です。
そこで今回は、中古車を購入する際の予算の決め方について詳しく解説していきます。
車の購入を検討中の方は、ぜひご一読ください!
中古車の予算の決め方は?無理のない予算にするポイント
一般的に、無理なく購入できる車の金額は、年収の半分程度だと言われています。
とはいえ、車の購入にかかるのは、車の本体価格だけではありません。
車を購入し維持していくには諸費用や維持費がかかり、ローンを組む場合には金利も上乗せされることになります。
車を購入する際には、他にかかる費用を踏まえ、無理のない返済額や貯蓄額で予算を組む必要があります。
まずは、購入する中古車の予算を決める際のポイントを3つご紹介しましょう。
ポイント①本体価格ではなく購入総額で検討する
中古車の購入時に必要になるお金は、車の本体価格だけではありません。
車両本体価格に諸費用をプラスした金額を支払う必要があります。
この諸費用には、以下のようなものがあります。
- 自賠責保険料
- 自動車税(軽自動車税)
- 自動車重量税
- 自動車取得税
- リサイクル預託金
- 消費税
- 法定預かり費用(検査登録印紙代、車庫証明申請証紙など)
- 登録等費用(検査・登録手続代行費用、車庫証明書代行費用など)
- 納車手数料
- 洗車、クリーニング費用
- 保証サービス費(加入した場合)
このような諸費用の金額は、車両や購入時期、販売店によって異なります。
最低でも、車両本体価格に10万円以上は上乗せされると考えておいた方が良いでしょう。
また、販売店によっては車両本体価格ではなく、諸費用を含めた「総額」で価格が記載されていることもあります。
ポイント②貯蓄額や毎月のローン返済額をチェック
中古車購入の予算は、貯蓄額や毎月のローン返済額を確認した上で決定するようにしましょう。
現金一括で中古車を購入する場合でも、貯蓄の残高には注意しておかなくてはなりません。
一般的には、何かあった時のためにも「生活費の3カ月程度の貯蓄は必要だ」と言われているので、車購入で手元に現金が全くないというような状況にならないよう気をつけましょう。
また、ローンを組む場合には、手取り年収に対するローンの比率(返済比率)を確認しておいてください。
返済比率は、年収400万円未満の場合は25%、400万円以上の場合は35%が目安とも言われています。
とはいえ、住宅ローンがあったり家族が多かったりと、家庭の状況によって適した返済比率は異なります。
ローンを組むことで、月々いくら返済しなくてはならないのか、返済総額はいくらになるのか、しっかりとシュミレーションし、ご自分にとって無理のない予算を組むことが大切です。
ポイント③維持費を念頭に置く
中古車は、購入した後にも、燃料代や車検代などといった維持費がかかります。
維持費を把握していないと、思った以上にお金がかかって、せっかく買った車を手放すことにもなり兼ねません。
中古車購入前には、車をメンテナンスしながら使用し続けていくためにかかる維持費についても把握しておきましょう。
①燃料代
車に乗るためにまず必要になるのが、燃料代。
2020年の総務省の調査では、世帯あたりの年間のガソリン代は52,096円と発表されています。
ただし、これは平均値。
車両によって燃費は大きく異なり、排気量の多い車ほど燃費は悪くなるため、燃料代も高くなります。
中古車購入時には、目当ての車両の排気量や燃費、月の走行距離とガソリン代についても確認しておきましょう。
また、低燃費モデルの車両に絞って車を探すのもおすすめ。
近年では電気自動車やハイブリッドタイプも人気になっています。
②車検代
車検済みの中古車を購入したら、その後は2年に1回車検を受けることになります。
車検は車を安全に走らせるために必ず受けなければならないメンテナンス。
費用は車種やその状態、車検を受ける店舗によって大きく異なりますが、1,500kg以下の車両でも10万前後は見ておいた方が良いでしょう。
もちろん場合によっては、それ以上の費用がかかることもあります。
③税金
車には、税金がかかります。
まず車の購入時には、自動車税の残額や重量税などを支払い、その翌年からは、年に一度の自動車税や車検時の重量税を払うことになります。
自動車税の金額は、軽自動車であれば一律10,800円。
しかし、軽自動車以外の車は排気量が多いほど金額が高くなり、その額は排気量に応じて3万円〜11万円程度になります。
車のために支払う税金の額は決して安くはありません。
税金の額を加味した上で、車の購入や車種を決めるようにしましょう。
④保険代
車には、自賠責保険や任意保険といった保険代もかかります。
車検時に支払うことになる自賠責保険は、強制保険であり、その額は自家用乗用車で20,010円、軽自動車19,730円(2年分・離島以外の地域)です。
一方の、任意保険への加入は任意です。
しかし、万が一の事故に備え、加入するのが一般的。
その金額は車両や等級、走行距離、条件などによって大きく異なります。
⑤駐車場代
自宅に駐車スペースがなく、駐車場を借りる場合には、毎月の駐車場代も必要になります。
駐車場代は地域によって大きく異なりますが、月極駐車場の月額平均相場は8,288円。
駐車場を借りる場合には、この費用も車の維持費に換算しておく必要があります。
中古車を購入前に支払い方法とローンについても考えておこう
中古車を購入する前には、予算だけでなく、支払い方法についても検討しておく必要があります。
ここでは、支払い方法の種類とローンの組み方についてご紹介しましょう。
支払い方法の種類
中古車を購入する際の支払い方法は、以下の3種です。
- 現金
- ローン
- 現金+ローン
中古車購入では、支払いの全てを現金、またはローンで支払う方法のほかに、現金とローンを組み合わせた支払いも可能です。
ローンを組む場合には、無理のない範囲で頭金を支払い、ローン負担を軽減するようにしておきたいですね。
現金で支払う場合もローンを組む場合も、前述した「車の価格は年収の半分」「ローン返済比率は年収400万円未満の場合は25%、400万円以上の場合は35%」までに収めることを意識すると良いでしょう。
ローンはどのように組めばいいか
自動車ローンを組む場合の選択肢は3つ。
「銀行ローン」「ディーラーローン」「自社ローン」からローンを選ぶことになります。
それぞれのローンの特徴を挙げてみましょう。
- 銀行ローン:金利が低く、購入者は車の所有権を持てる。審査は厳しめ
- ディーラーローン:ディーラーでそのまま手続きが行える。所有権はディーラーが持ち、金利は高め
- 自社ローン:中古車販売店に返済を行うため金利は0だが、車両価格などに上乗せされることが多い。審査は通りやすいが、短期ローンしか組めない場合もある
ローンを組む時には、ローンの特徴や金利をよく確認した上で、自分に合ったローンを選択することが大切。
また、ローンを組んだ場合の返済総額や借入上限額もよく確認し、何社かに見積もりを取るようにしてください。
ローンの申し込みをして審査が通れば、実際にローンを組んで車を購入することができます。
予算より低い、相場より低価格な中古車を購入する場合の注意点
気に入った中古車が予算より低く手に入れば、購入車にとっては嬉しいですよね。
しかし、相場よりも低価格な中古車には、以下のような可能性があるため、購入には注意が必要です。
- 修復歴のある事故車
- 水没したことがある
- 法定整備や点検がされていない
- 後にトラブルが起きても対応してもらえない など
相場よりも安い中古車には、何らかの理由があるもの。
安い中古車を見つけたら、安いからと即決するのではなく、まずは安い理由を把握することが大切です。
そのためには、複数の中古車サイトを見比べるなどして、その車の価格相場を知っておく必要もあるでしょう。
中古車購入は維持費も含め無理のない予算で!ローン比率にも注意
中古車購入時には、諸費用や維持費を含めた総額で予算を立てることが大切です。
車には燃料代や車検代、税金など多くの維持費がかかるので、事前に概算の維持費を割り出しておくと良いでしょう。
現金で支払う場合もローンを利用する場合も、手元に残る貯蓄額や毎月の返済額を確認し、無理のない範囲で予算を設定するようにしてください。
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