2022.05.31
「アウディ Q7」の年式は?モデルごとの特徴や変遷もご紹介
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
最大7人乗りが可能なプレミアムSUV「アウディ Q7」は、2006年10月に日本に登場しました。
フルモデルチェンジを経て、現行のモデルは2代目となっています。
今回は、「アウディ Q7」の年式について、詳しくご紹介。
初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴も説明します。
アウディ Q7とは?特徴や魅力をご紹介!
スポーティでスタイリッシュなデザインで魅了するプレミアムSUV「アウディ Q7」。
日本では2006年10月に登場し、現行モデルは2代目を展開しています。
標準2列シート5人乗り仕様ですが、オプションで最大7人乗りが可能な3列シートを選べるところがポイント。
居住性や実用性が抜群で、乗員数やラゲッジに合わせて室内のアレンジが可能なところも、アウディ Q7の魅力のひとつです。
2020年8月のマイナーチェンジで、エクステリア・インテリア・パワートレインともに生まれ変わり、存在感がさらに増しました。
パワートレインは、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたガソリンエンジンを搭載し、卓越したパフォーマンスを発揮。
12.3インチディスプレイの「アウディバーチャルコックピット」や、「MMIタッチレスポンス」といった最新のテクノロジーを惜しみもなく搭載し、洗練された室内空間となっています。
「アダプティブドライビングアシスタント(ADA)」をはじめとする、安全運転支援システムにもご注目ください!
アウディ Q7について詳しくは、下記のコラムをぜひご確認ください。
アウディ Q7の年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も
「アウディ Q7」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。
初代アウディ Q7の特徴
初代アウディ Q7は、2006年10月に日本に登場しました。
ラインアップは、4.2L V型8気筒FSIガソリン直噴エンジンを搭載した「アウディ Q7 4.2 FSI quattro」のみを設定。
最高出力257kW(350ps)、最大トルク440Nm(44.9kgm)ものパワーを発揮します。
エクステリアには、ひと目でアウディだと分かるシングルフレームグリルが採用されているところもポイントです。
全長5m以上のボディサイズで圧倒的な存在感があり、7人乗りが標準となっています。
2007年4月、ラインアップに「アウディ Q7 3.6 FSI quattro」を追加。
最高出力206kW(280ps)、最大トルク360Nm(36.7kgm)を発揮する、3.6L V型6気筒FSIガソリン直噴エンジンを搭載しています。
ちなみに、「アウディ Q7 3.6 FSI quattro」は標準仕様で5人乗りとなっており、オプションで7人乗りを選択可能です。
2008年7月には、オプション設定が追加。
スポーティなS-lineパッケージとパノラマサンルーフの組み合わせが選択可能となりました。
2009年9月、マイナーチェンジでエンジン細部の改良と新機構の採用があったため、環境性能がさらに向上しています。
10・15モード燃費は「アウディ Q7 4.2 FSI quattro」の場合、6.7km/Lから7.2km/Lに。
「アウディ Q7 3.6 FSI quattro」では、7.1km/Lから7.6km/Lへと向上しました。
エクステリア・デザインが一新され、シングルフレームグリルには縦方向のクロームバーが加わり、フロントヘッドライトユニット内部に配列された視認性の高いLEDポジショニングランプといった装備により、さらにスタイリッシュになっています。
2010年7月にラインアップを一新し、「アウディ Q7 3.0 TFSI quattro」へと一本化されました。
低燃費と高出力を両立した3.0L V型6気筒3.0リッターTFSIエンジンは最高出力200kW(272ps)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生。
さらに、新開発の8速ティプトロニックトランスミッションを組み合わせ、10・15モード燃費は8.6km/Lを実現しています。
初代「アウディ Q7」基本モデルのスペック
初代「アウディ Q7」の「アウディ Q7 3.0 TFSI quattro」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:5,090 mm
- 全幅:1,985 mm
- 全高:1,740 mm
- 車両重量:2,300kg
- 最高出力:200kW[272PS]/6,500rpm
- 最大トルク:400Nm[40.80kgm]/2,150rpm
2代目アウディ Q7の特徴
2015年1月、フルモデルチェンジを果たした2代目アウディ Q7がデトロイトモーターショーで発表されました。
日本での発売は2016年3月から開始されており、ラインアップは以下のとおりです。
- Q7 2.0 TFSI quattro
- Q7 3.0 TFSI quattro
「アウディ Q7 2.0 TFSI quattro」には、最高出力185kW(252ps)、最大トルク370Nmのパワーを発揮する2.0L 直列4気筒DOHCターボチャージャーを搭載。
3.0L V型6気筒DOHCスーパーチャージャーを搭載した「アウディ Q7 3.0 TFSI quattro」は、最高出力245kW(333ps)、最大トルク440Nmもの卓越したパフォーマンスを発揮します。
初代モデルと比較すると、車両重量が大幅に削減されたことがポイント!
2.0 TFSI quattroの場合は2,000kg、3.0 TFSI quattroは2,080kgとなり、走行抵抗を減らすことに貢献しています。
全長・全幅が若干小さくなりましたが室内長は拡大し、居住スペースがさらに快適となりました。
2018年8月、限定モデル「アウディ Q7 samurai edition(サムライ エディション)」を発売。
「アウディ Q7 3.0 TFSI quattro」がベースとなっており、専用色のサムライグレーや特別装備を多数備え、70台限定となっています。
2018年9月、モデル名が「出力レベル(kW)を表す2桁の数字」へと変更され、ラインアップが以下のようになりました。
- Q7 45 TFSI quattro
- Q7 55 TFSI quattro
2019年2月には、ブラックスタイリングパッケージといった黒基調のオプションを特別装備した125台の限定モデル「アウディ Q7 black styling」を発売しました。
2019年8月、アウディ Q7のデザイン性と装備をさらに強化した50台限定モデル「アウディ Q7 urban black」を発売。
ブラックスタイリングパッケージや、5ツインスポークモジュールインレイの21インチホイールを備えており、大胆ながらも精悍な装いとなっています。
2020年8月、アウディ Q7はマイナーチェンジにより生まれ変わりました。
ラインアップも一新し、「55 TFSI quattro」「55 TFSI quattro S line」の2種類となっています。
同じく、2020年8月には新型アウディ Q7の発売を記念した特別仕様車「アウディ Q7 45 S line limited」が310台限定で発売されました。
※2022年5月のラインアップは「55 TFSI quattro」「55 TFSI quattro S line」から変更ありません。
エンジンは、ツインスクロールターボが採用された3.0L V型6気筒DOHCターボエンジンを搭載。
48V電源とマイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステムを組み合わせることでのさらなる効率化を追求し、最高出力250kW(340PS)、最大トルク500Nm(51.0kgm)のパフォーマンスを発揮します。
エクステリアは、縦のクロームバーが施されたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルを採用し、存在感を強めています。
インテリアには、12.3インチディスプレイの「アウディバーチャルコックピット」を装備。
「MMIタッチレスポンス」といった新しいユーザーインターフェースにより、直感的な操作が可能となりました。
「アダプティブドライビングアシスタント(ADA)」をはじめとする、安全運転支援システムを多数備えているところもポイント。
乗車定員は標準5人乗りとなっていますが、オプションで電動格納式7人乗り3列シート仕様の「7シーターパッケージ」をご用意しています。
室内のアレンジをすることで、5人乗り仕様車の場合は最大2,075L、7人乗り仕様車の場合は最大1,955Lの収納が可能です。
スポーティでスタイリッシュなプレミアムSUV「アウディ Q7」を、ぜひ実際にショールームで体感してみませんか?
アウディ Q7について下記のコラムでも詳しくご紹介しています。
2代目「アウディ Q7」基本モデルのスペック
2代目「アウディ Q7」の「アウディ Q7 55 TFSI quattro」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:5,065 mm
- 全幅:1,970 mm
- 全高:1,735 mm
- 車両重量:2,120kg ※
- 最高出力:250kW[340PS]/5,200-6,400rpm
- 最大トルク:500Nm[51.0kgm]/1,370-4,500rpm
※パノラマサンルーフ装着車の場合:+40kg
※7人乗り仕様車の場合:+60kg
プレミアムSUV「アウディ Q7」にご注目ください!
プレミアムSUV「アウディ Q7」は、標準2列シート5人乗り仕様ですが、オプションで最大7人乗りが可能な3列シートを選べるところがポイント。
スタイリッシュなデザイン、卓越したパフォーマンス、先進の安全運転支援システムなど、魅力あふれる一台です。
2006年10月に登場し、現行モデルは2代目を展開しています。
今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?
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