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2019.09.28

アウディ車に給油するガソリンはレギュラー?ハイオク?

アウディヤナセオートモーティブの清水です。
これからアウディ購入をお考えの皆さまは、ガソリンはレギュラー?ハイオク?と迷われる方もいると思います。

ハイオクよりレギュラーの方が安いから、どちらも使えるのならレギュラーでもいいのでは…と考えることもあるのではないでしょうか。

 

本来使えるのはハイオクかレギュラーなのか?ハイブリット車の燃料代はどのくらいかかるのか?

今回は、アウディ車に給油するガソリンについてお話します。

ガソリンスタンドで給油

 

 

アウディの車はハイオク仕様なの?

結論から言えば、アウディのA1からA8シリーズ、Qシリーズ、TTシリーズ、R8シリーズの全ての推奨ガソリンが「ハイオク」となっています。

 

どの種類のガソリンを給油するかは、ガソリンの性質の程度を表す「オクタン価」という数字を目安に決められています。

オクタン価は数字が大きいほど性質がよいことを示しています。

 

日本のレギュラーガソリンはオクタン価90、ハイオクガソリンはオクタン価100。

ドイツのレギュラーガソリンはオクタン価95、ハイオクガソリンはオクタン価98。

 

アウディはドイツ製の車なので、ドイツ国内走行の際、オクタン価95以上のガソリンを使用することを想定して製造されています。

したがって、日本でアウディに給油する際は、オクタン価95以上にあたるハイオクガソリンを推奨しています。

 

ハイオクと聞くと、ガソリン代が高く、年間の燃料費がレギュラーと比べて高くなるような気がしますね。

しかし、アウディは燃費の改善を行いながら、今日まで改良を重ねてきました。

 

例として、アウディの中でも比較的燃費のよい「A3セダン1.4 TFSI」で燃費を見てみましょう。

ハイオクを入れた場合、1リットルあたり19.5km走行できる仕様となっています。

市場のハイオク使用車の中で、JC08モード燃費が最もよい場合は26.6km/L、最も悪い場合は5.1km/Lです。その差は21.5km/L。また該当する車種の平均は12.8km/Lです。

 

燃費19.5km/Lのアウディは、ハイオク仕様車の平均よりも優れた性能であると言えます。

ハイオクですが燃費がよいので、年間の燃料代で考えるとそれほど高くはならないでしょう。

 

 

ハイオク車にレギュラーをいれたらどうなる?

車に関する疑問

ハイオクガソリンを推奨しているアウディですが、実際、少しでも安くとレギュラーガソリンを給油したらどうなるのでしょうか。問題なく走ることができるのでしょうか。

 

ハイオク推奨の自動車に指定オクタン価外のガソリンを給油すると、走ることは可能ですが、ガソリンの着火し易さの違いから、エンジンがノッキング(異常爆発)を起こす恐れがあります。

 

近年販売された最新モデルはノッキングしづらくできておりますが、万が一のことを考えると大変危険です。

加えて、ノックセンサーが着火タイミングをずらして調整することになるため、最高出力の低下を招きます。

 

さらに、年式が2000年以前の古いモデルはノッキングを起こす可能性が高いため、アウディの中古車を購入し走行する際にはハイオクをおすすめします。

 

最新モデルでも古い年式の車でも、レギュラーガソリンを入れたことで故障した場合には、メーカー保証対象外になってしまいますのでご注意ください。

 

燃費面では、ハイオク推奨車にレギュラーを入れると燃費が10%減になるため、前述の19.5km/Lの燃費は、17.5km/L程に低下してしまいます。

そのことを加味して、年間10,000km走行する燃料代を計算してみましょう。

 

ハイオク(155円/Lとして) 10,000km÷19.5km×155円=79,487円

レギュラー(145円/Lとして)10,000km÷17.5km×145円=82,857円

※ハイオク及びレギュラーのガソリン価格は、2019年7月時点の北海道価格を参照

 

以上のように、ハイオク推奨車にレギュラーガソリンを入れても、燃費の低下を招くため、お得になるどころか、燃料代が高くなる場合もあります。

 

 

開発が進んでいるアウディの次世代エネルギー車とは?

光の中を走行するスポーツカー

アウディは、2013年に再生可能エネルギーを自力で生産する、世界初の自動車メーカーとなりました。

当時開発に成功したのは「アウディ e-Gas」。

「アウディ e-Gas」は化学合成メタンガスであり、水素と二酸化炭素から生成されます。

アウディの工場では、水を水素と酸素に電気分解して、生成された水素を二酸化炭素と化合させ、化学合成メタンガスが製造されています。

生産工程で生み出される副産物は「水と酸素のみ」という、とても環境配慮に優れた燃料と言えます。

 

この化学合成メタンガスは化石燃料である天然ガスと同等のメタンガスであるため、ドイツでは既存の天然ガス供給ネットワークを経由してCNGガス(天然ガス)ステーションへ搬送することが可能となっています。

 

生成されたメタンガスを利用すると二酸化炭素を排出しない、環境によい自動車になります。

「A3 Sportback g-tron」がそれにあたります。

 

続いてアウディは、2018年3月に、これまでの「アウディ e-Gas」の研究開発、実証実験に続く「e-ガソリン」「e-ディーゼル燃料」の可能性を確信して、化学合成技術の研究を重ね、環境に優しい燃料を生産するe-フュエル戦略をさらに進めていくことにしました。

 

「e-ガソリン」は液体イソオクタン(C8H18)です。液体イソオクタンはガス状のイソブテンに水素を加え生成されます。

この合成燃料の特徴は、硫黄やベンセンが含まれていないので、燃焼時に汚染物質がとても少ないこと。

そして最も大きなメリットは、高純度で非常に優れた耐ノッキング性があることです。

さらにエンジンの圧縮比を高めて効率を向上させる可能性も秘めています。

 

日本ではまだ発売開始していませんが、このエネルギーが拡大していけば、アウディの更なる可能性に出会うことができるでしょう。

 

 

アウディのエンジン力を発揮させる燃料は「ハイオク」

アウディの最高出力を引き出し活用するためには、レギュラーガソリンではなく、ハイオクガソリンを入れるのがベストです。

 

レギュラーガソリンを使用しても走るのに支障はなく見えますが、エンジンがノッキングする可能性が出てきたりと故障のリスクが高まります。

また、万が一レギュラーガソリンを入れて故障してしまった場合には、メーカー保証が受けられないのでご注意ください。

燃費面では、レギュラーガソリンを入れると燃費10%減となり、余計に燃料代がかかりやすくなります。

 

アウディは自社で燃料開発をして、日々新しい技術と向き合っています。

2013年の「アウディ e-Gas」から2018年の「e-ガソリン」「e-ディーゼル燃料」まで、新しい技術を開発中です。

今後も環境に配慮した燃料の開発が進むことで、日本でもより快適でお得なドライブが実現できる日もそう遠くないことといえるでしょう。

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。