2023.12.28
中古車に保証は必要?保証の種類や保証期間・保証の範囲も解説
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
中古車を購入する方の中には、中古車保証について気になっていらっしゃる方も多いと思います。
中古車の場合、中古車保証を重要視したほうが良いのか、保証期間なども知りたいですよね。
そこで今回は、「中古車に保証は必要なのか」という疑問について解説します。
保証の種類や保証期間、保証範囲も解説しますので、参考にしてみてください。
中古車に保証は必要?
中古車は新車と違い、他の所有者に使用されていた期間があります。
過去の所有者がどのような乗り方をしていて、どのようなメンテナンスをしていたかは車を見ただけでは把握できません。
購入する車の年式や走行距離など、車の状態によっても度合いは異なりますが、パーツや消耗部品が劣化している可能性もあるでしょう。
お値打ちに中古車を購入できたとしても「車の故障により修理費用が高くついた」となったら、結果的に高い買い物になってしまいます。
そのため中古車を購入する際は、故障のリスクに備え、適切な内容の保証や保証期間を選ぶことがとても重要です。
中古車における保証の種類
中古車における保証の種類としては、以下の4つがあります。
- メーカー保証
- メーカー系ディーラー保証
- 中古車販売店の保証
- 中古車検索サイトの保証
この中で最も手厚い保証は、「メーカー系保証」です。
メーカー保証は新車登録から3年までの車には必ず付帯しており、保証範囲が広いという特徴があります。
「メーカー系ディーラー保証」は、ディーラーが保証する内容となっており、全国のディーラーで利用できる保証です。
「中古車販売店の保証」は、販売店ごとに内容や期間・金額が異なり、購入オプションとして別途料金で付帯する特徴があります。
「中古車検索サイトの保証」は、中古車販売店の保証とほとんど同じ内容であることが多いです。
なお、新車登録から3年以内の高年式の中古車を購入する際は、メーカー保証を継承することが可能です。
アウディの中古車保証制度をご紹介
アウディでは、充実した保証制度をご用意しています。
「新車登録から3年以内の中古車」「新車登録から3年~10年以内の中古車」「新車登録から10年~12年以内の中古車」に対して、保証を付けられます。
保証期間は「1年保証」「2年保証」から選ぶことができ、中古車の状態に合わせて最適な保証内容を選択可能です。
保証延長プログラムも用意しているため、中古車によっては最長7年の保証を付けられます。
アウディの保証制度について詳しく知りたい方は、「あまり知られていないAudi購入後の保証とメンテナンス」もご参考ください。
保証と保険の違い
保証と保険には大きな違いがあります。
中古車の保証は、車を使用している最中に不具合が生じた場合や故障した場合に利用できます。
メーカーや車販売店が修理を行い、修理に伴う費用は発生しません。
車をぶつけて損傷させてしまった場合や、事故を起こしてしまった場合に利用するのが「自動車保険」です。
自動車保険には、法律で加入が義務づけられている「自動車損害賠償責任保険(通称:自賠責保険)」と、任意で加入する自動車保険である「任意保険」があります。
中古車の保証期間はどのくらい?年式別にご紹介
中古車の保証期間はどのくらい付けると良いのでしょうか。
おすすめは、どんな中古車でも最低限6カ月は保証を付けることです。
中古車購入後の不具合や故障に対応できるよう、備えておく必要があります。
ここからは、年式によってどのくらいの期間の保証がおすすめかを紹介します。
新車登録から2年経過した車(2年落ち)
新車登録から2年経過した車(2年落ち)の場合は、3年程度の保証期間がおすすめです。
2年落ちの車は、新車登録時のメーカー保証が1年残っており、保証継承と保証延長を組み合わせて3年の保証が付けられます。
メーカー保証と中古車の保証を上手く組み合わせて、最低限の費用で長く保証を付けましょう。
アウディの保証は2年落ちの車両であれば、新車保証にプラスして2年の保証を付けることが可能です。
合計で3年の保証を付けられるので、アウディを中古車で購入する際はぜひご活用ください。
2年~4年落ちの車
新車登録から2年から4年経過した車は、最低でも2年保証を付けておきましょう。
特に3年以上経過している場合は、これまで所有していたオーナーによっては売却することを前提とし、メンテナンスに力を入れていない可能性もあります。
また、一般的な普通自動車のバッテリーの寿命は2~3年といわれていますので、購入後にバッテリーが上がってしまう恐れもあります。
目安としては、次回車検の有効期間までカバーできる保証を付けるようにしましょう。
4年~6年落ち
4年~6年落ちの中古車は、1年~2年の保証がおすすめです。
新車登録から年数が経過していることから、経年劣化による不具合が生じる可能性が予想されます。
長く乗り続けることを前提として購入するのであれば、有料で保証期間を延長することも視野に入れましょう。
ちなみにアウディでは、10年以内の中古車なら1年、もしくは2年の保証を付けられます。
使用用途や使用年数に応じて保証期間をお選びください。
6年以上
新車登録から6年以上の年数が経過している場合は、保証は最低限の6カ月がおすすめです。
また、一般的に「車の寿命は10年」といわれており、新車登録から10年以上経過すると経年劣化から故障する可能性が高いと考えられます。
アウディでは10年~12年落ちの車にも、基本保証として1年の保証が付けられますので、ぜひご検討ください。
中古車の保証の範囲は?保証適用外のケースも確認
中古車の保証範囲は、メーカー保証なのかメーカー系ディーラー保証なのか、販売店の保証なのかによっても異なります。
一般的な中古車保証の保証範囲は以下の通りです。
- エンジン系
- ミッション系
- ブレーキ系
- ステアリング系
上記項目は、保証範囲として含まれているケースが多くあります。
しかし、エンジンオイルなどの消耗品に関しては、保証範囲外となることが多いので注意しましょう。
保証適用外となるケース
中古車保証が保証適用外となるケースとしては、事故による損傷となります。
事故によって車に新たな不具合が生じたなど、別の原因があると保証は適用されません。
中古車の保証は、あくまで乗っていて自然に故障した項目に適用されます。
故障の際の対処法
購入した車が故障してしまったら、購入した販売店へ相談してみましょう。
保証範囲内で保証が適用できるのであれば、販売店に持ち込むようにします。
販売店が遠方にある場合は、メーカー系保証やメーカー系ディーラー保証であれば、どこの店舗でも保証で修理が可能です。
そのため、万が一故障した場合はどのように対応したら良いか、購入時に販売店に相談しておくことをおすすめします。
中古車は最低でも6カ月保証がおすすめ!車の状態に合わせて選ぼう
中古車を購入する際は、故障のリスクに備え、適切な内容の保証や保証期間を選びましょう。
結論としては、中古車保証は最低限でも6カ月は付けることをおすすめいたします。
中古車は新車とは違い、経年劣化による不具合や故障のリスクなどが考えられるため、車の状態に合わせた期間の保証に加入するのがおすすめです。
また、保証の範囲も異なるので、どこまで保証を求めるのかを検討してご加入くださいね。
アウディの中古車は、最大7年の保証を付けることができ、保証範囲も幅広く充実しています。
保証が充実した中古車に乗り変えたい方は、ヤナセアウディへお気軽にご相談ください。
ヤナセアウディでは、上質なコンディションのアウディの中古車を多数取り揃えております。
アウディの中古車をご検討中の方は、ぜひお問い合わせください!
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