2022.01.20
「アウディ A8」の年式をチェック!モデルごとの特徴や変遷をご紹介
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
アウディのフラッグシップモデル「アウディ A8」。
日本で初代アウディ A8は、1995年5月から発売が開始されました。
現行のモデルは4代目です。
今回は、「アウディ A8」の年式について、詳しくご紹介。
初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴も説明します。
アウディ A8とは?特徴や魅力をご紹介!
「アウディ A8」は、ボディサイズ・エンジンサイズともに大きなハイエンドモデルです。
初代アウディ A8の日本での発売は、1995年5月から開始されました。
現行モデルは4代目となっています。
アウディ A8は、内外装ともに高品質な仕上げとなっております。
ダイナミックかつ美しいシルエット、まるで贅沢なラウンジにいるかのような室内空間がポイント。
堂々たるボディサイズは、全長5,170mm*、全幅1,945mm、ホイールベースは3,000mm*です。
*アウディ A8 Lは全長5,300mm、ホイールベース3,130mm
最先端のドライバーアシスタンスシステムや、最新世代のインフォテインメントも搭載し、安全・快適なドライブを実現します。
アウディブランドを代表するフォーマルセダン「アウディ A8」で、快適なドライブを楽しんでみませんか?
アウディ A8について詳しくは、下記のコラムをぜひご確認ください。
Audi A8 Lは最⾼級ラグジュアリーセダン!注目ポイントは?
アウディ A8の年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も
「アウディ A8」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。
初代アウディ A8の特徴
初代アウディ A8の登場は1994年。
1988年に登場したアウディ・V8の後継モデルとして発表されました。
アルミニウム素材の「アウディ スペース フレーム(ASF)」が採用され、高剛性と安全性を備えています。
アウディ A8は、内外装ともに高品質な仕上げとなっており、ラグジュアリーかつ快適な装備を多数備えた、アウディブランドを代表するプレミアム スポーティ サルーンです。
日本では、1995年5月に「アウディ A8 4.2 quattro」の発売が開始。
最高出力221kW(300ps)を発生する4.2L V型8気筒エンジンを搭載し、駆動方式はフルタイム4WDとなっています。
1998年1月、駆動方式FF(前輪駆動)の「アウディ A8 3.7」がラインアップに追加。
アウディ A8 3.7は、最高出力169kW(230ps)の3.7L V型8気筒エンジンを搭載しています。
1999年8月にマイナーチェンジされ、グレードは「アウディ A8 4.2 quattro」のみとなりました。
エンジンにも変更があり、4.2L V型8気筒DOHC5バルブエンジンを搭載し、最高出力は228kW(310ps)へと向上しました。
初代「アウディ A8」基本モデルのスペック
初代「アウディ A8」の「アウディ A8 4.2 quattro」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:5,035 mm
- 全幅:1,880 mm
- 全高:1,435 mm
- 車両重量:1,820kg
- 最高出力:228kW[310PS]/6,200rpm
- 最大トルク:410Nm[41.80kgm]/3,000rpm
2代目アウディ A8の特徴
2代目アウディ A8は、日本で2003年10月に発表されました(販売開始は2004年2月)。
ラインアップは「アウディ A8 4.2 quattro」の1グレード。
エンジンは、最高出力246kW(335ps)の4.2L V型8気筒DOHC5バルブエンジンを搭載しています。
2004年9月にラインアップが強化され、下記のラインアップとなりました。
- アウディ A8 3.7 quattro(最高出力:206kW(280ps))
- アウディ A8 4.2 quattro(最高出力:246kW(335ps))
- アウディ A8 L 4.2 quattro(最高出力:246kW(335ps))
新しく登場した「アウディ A8 L 4.2 quattro」は、ロングホイールベース車です。
「L」がロングボディであることを表しており、ホイールベースは3,075mmとなっています。
アウディ A8 4.2 quattroよりもホイールベースが130mm延長されているところが特徴です。
2005年3月に「アウディ A8 6.0 quattro」「アウディ A8 L 6.0 quattro」が追加されています。
エンジンは、6L W型12気筒エンジンを搭載。
最高出力331kW(450ps)を発生します。
新たにシングルフレームグリルが採用されたところがポイントです。
2005年8月、最高出力191kW(260ps)の3.2L V型6気筒FSIエンジンを搭載した「アウディ A8 3.2FSI quattro」がラインアップに加わりました。
2006年8月に発売されたラインアップは以下のとおりです。
- アウディ A8 3.2FSI quattro
- アウディ A8 4.2FSI quattro
- アウディ A8 L 4.2FSI quattro
- アウディ A8 L 6.0 quattro
「アウディ A8 4.2FSI quattro」には、4.2L V型8気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力257kW(350ps)を発生します。
2008年1月、マイナーチェンジを発表。
ラインアップは2006年8月と変更はありませんが、エクステリアのデザイン変更や装備の改良がありました。
また、国内で初めて地上デジタルTV 放送(フルセグ)チューナーを搭載した「マルチメディア インターフェース(MMI)」が標準装備されています。
2008年8月、後席の快適性をより向上させた特別仕様車「アウディ A8 L 4.2FSI quattro ショーファーリミテッド」を設定しました。
2代目「アウディ A8」基本モデルのスペック
2代目「アウディ A8」の「アウディ A8 3.2FSI quattro」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:5,055 mm
- 全幅:1,895 mm
- 全高:1,450 mm
- 車両重量:1,890kg
- 最高出力:191kW[260PS]/6,500rpm
- 最大トルク:330Nm[33.60kgm]/3,250rpm
3代目アウディ A8の特徴
2009年12月に欧州で発表された3代目アウディ A8。
「The Art of Progress (アート・オブ・プログレス:革新の美学)」をコンセプトに、エレガントなデザイン、傑出したドライビング エクスペリエンス、安全・快適な室内空間を実現しています。
日本では、2010年12月に発表されました。
ラインアップは以下のとおりです。
- アウディ A8 3.0TFSI quattro
- アウディ A8 4.2FSI quattro
- アウディ A8 L 4.2FSI quattro
「アウディ A8 4.2FSI quattro」「アウディ A8 L 4.2FSI quattro」に搭載される4.2L V型8気筒ガソリン直噴(FSI)エンジンは、細部に渡り改良を受けており、出力が向上しました。
「アウディ A8 3.0TFSI quattro」は、スーパーチャージャー付き3.0L V型6気筒ガソリン直噴(TFSI)エンジンを搭載。
最高出力213kW(290ps)を発生します。
2011年6月、ロングホイールベース仕様「アウディ A8L」に、「アウディ A8 L W12 quattro」が追加。
最高出力368kW(500ps)、最大トルク625Nm(63.7kgm)を生み出す、6.3L W12気筒直噴ガソリン (FSI)エンジンを搭載しています。
大きな開口部を持つパノラマサンルーフを装備しているところもポイントです。
2012年9月、一部仕様変更でラインアップにも変更がありました。
4.0L V型8気筒ガソリン直噴(FSI)ターボエンジンを搭載した「アウディ A8 4.0TFSI quattro」「アウディ A8 L 4.0TFSI quattro」が追加。
最高出力、最大トルクともに大幅に向上し、最高出力309kW(420ps)、最大トルク600Nm(61.2kgm)となっています。
2013年2月、高効率を誇るハイブリッド仕様「アウディ A8 hybrid」を追加。
120台限定で販売されています。
2014年8月、仕様の一部変更で「Audi プレセンスパッケージ」が標準装備されています(アウディ A8 hybridのみオプション設定)。
2015年5月、下記の特別な限定モデルが発売されました。
- アウディ A8 3.0TFSI quattro スポーツエディション(限定8台)
- アウディ A8 4.0TFSI quattro スポーツエディション(限定42台)
- アウディ A8 L 4.0TFSI quattro ショーファースペシャルエディション(限定5台)
3代目「アウディ A8」基本モデルのスペック
3代目「アウディ A8」の「アウディ A8 3.0TFSI quattro」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:5,145 mm
- 全幅:1,950 mm
- 全高:1,465 mm
- 車両重量:1,930kg
- 最高出力:228kW[310PS]/6,500rpm
- 最大トルク:440Nm[44.90kgm]/2,900rpm
4代目アウディ A8の特徴
フルモデルチェンジした4代目アウディ A8は、2017年7月にバルセロナで開催されたアウディサミットで発表されました。
日本では、2018年10月に発売されています。
ラインアップは以下のとおりで、モデル名が出力レベル(kW)を表す2桁の数字になりました。
- アウディ A8 55 TFSI quattro
- アウディ A8 60 TFSI quattro
- アウディ A8 L 60 TFSI quattro
「アウディ A8 55 TFSI quattro」は、最高出力250kW(340ps)の3.0L V型6気筒直噴ターボを搭載。
「アウディ A8 60 TFSI quattro」「アウディ A8 L 60 TFSI quattro」には、最高出力338kW(460ps)の4.0L V型8気筒直噴ツインターボを搭載しています。
さらに、革新的な「48Vマイルドハイブリッドシステム」「8速ティプトロニックトランスミッション」「quattro」を組み合わせ、圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
アダプティブドライブアシスト(ADA)といった最先端の運転支援システムを搭載し、安全性や長距離ドライブの快適性を大幅に向上しました。
2021年5月、アウディ A8 55 TFSI quattroをベースとした50台の限定モデル「アウディ A8 Grand Touring limited」を発売しています。
2022年1月現在のラインアップもチェックしてみてくださいね。
- アウディ A8 55 TFSI quattro
- アウディ A8 60 TFSI quattro
- アウディ A8 L 60 TFSI quattro
フォーマルセダンの最⾼峰「アウディ A8」をぜひ実際にショールームで体感してみませんか?
アウディ A8については、下記のコラムでも詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。
Audi A8 Lは最⾼級ラグジュアリーセダン!注目ポイントは?
4代目「アウディ A8」基本モデルのスペック
4代目「アウディ A8」の「アウディ A8 55 TFSI quattro」のスペックは以下のとおりです。
- 全長:5,170 mm
- 全幅:1,945 mm
- 全高:1,470 mm
- 車両重量:2,040kg
- 最高出力:250kW[340PS]/5,000-6,400rpm
- 最大トルク:500Nm[51.0kgm]/1,370-4,500rpm
フラッグシップセダン「アウディ A8」にご注目ください!
アウディのフラッグシップセダン「アウディ A8」。
日本で初代アウディ A8は、1955年5月から発売が開始されました。
現行のモデルは4代目です。
今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?
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