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2023.03.02

アウディ S6 Avantの年式は?モデルごとの特徴や変遷もご紹介!

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

2006年7月に日本に登場した「アウディ S6 Avant」。

現行モデルはフルモデルチェンジを経て3代目となっています。

 

今回は、「アウディ S6 Avant」の年式について詳しくご紹介!

初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴も説明します。

Audi S6 Avant MY22

 

 

アウディ S6 Avantとは?特徴や魅力をご紹介!

「アウディA6」をベースとした、プレミアムアッパーミドルクラスのステーションワゴン「アウディ S6 Avant」。

現行モデルはフルモデルチェンジを経て、3代目を展開しています。

 

Sモデルならではの力強いパフォーマンスを発揮する、2.9L V型6気筒エンジンを搭載。

8速ティプロトニックトランスミッション、セルフロッキングディファレンシャル搭載のフルタイム4WDシステム「quattro」を組み合わせます。

 

搭載された「48Vマイルドハイブリッド(MHEV)システム」は走行中に発生させた回生エネルギーにより、高効率かつ快適な走行を実現。

 

スポーティネスとエレガンスが見事に融合したスタイリングと高級感のあるインテリアも特徴です。

 

室内には、上質ながらも温かみがあるバルコナレザーを採用したスポーツシート(フロント)を装備しています。

Sロゴが刻印されたバックレストもあいまって、スポーティさを強調します。

 

実用性にも優れており、トランク容量は565L(VDA値)と大容量の荷物スペースを確保。

リヤシートを倒せば最大1,680Lとなり、ご家族でのお出かけ、大人数のお出かけなど様々なドライブシーンで活躍することでしょう。

 

アウディの最新のデジタル技術、セーフティ技術が採用されており、安全・快適なドライブを楽しめます。

 

アウディ S6 Avantについては、こちらのコラムもご覧ください。

Audi S6 Avantはスポーティネスとエレガンスを兼ね備えたステーションワゴン!

 

 

アウディ S6 Avantの年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も

アウディ S6 Avantのフロント

「アウディ S6 Avant」の初代モデルから現行モデルまで、年式ごとの特徴や変遷についてご紹介します。

 

初代アウディ S6 Avantの特徴

2006年7月、初代アウディ S6 Avantが日本に登場しました。

 

エンジンは、高性能な5.2L V型10気筒FSIエンジンを搭載。

最高出力320kW(435ps)、最大トルク540Nm(55.10kgm)のパワーを発揮します。

 

組み合わせるのはフルタイム4WDシステム「quattro」と、6速ティプトロニックオートマチックトランスミッションです。

 

注目ポイントは、リヤビューカメラ付きの運転支援システム「アウディパーキングシステム」を搭載しているところ。

音とイラストによる警告に加えて、MMI(マルチメディアインターフェイス)上に画像表示ができるようになっています。

 

2007年1月には、アウディモデル全ての車両価格の見直しが行われました。

 

2009年1月、アウディA6・S6・RS6の改良が発表され、アウディ S6 Avantにも安全装備がさらに充実。

国内初導入となる先進の運転支援システム「アウディサイドアシスト1」「アウディレーンアシスト2」をパッケージにした、「アウディドライブアシスト」パッケージがオプション設定されました。

 

2009年8月には、アウディA5・A6・TTシリーズの装備・仕様変更がありました。

アウディ S6 Avantには、従来のDVD方式に代わりまして、高解像度ディスプレイ、Bluetoothハンズフリーシステムを備える「HDDナビゲーションシステム」が新たに標準装備されています。

 

初代「アウディ S6 Avant」基本モデルのスペック

初代「アウディ S6 Avant」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,940 mm
  • 全幅:1,865 mm
  • 全高:1,455 mm
  • 車両重量:2,060 kg
  • 最高出力:320kW[435ps]/6,800rpm
  • 最大トルク:540Nm[55.10kgm]/3,000rpm

 

2代目アウディ S6 Avantの特徴

2012年8月、アウディ S6 Avantのフルモデルチェンジがあり、2代目となりました。

 

エンジンは、4.0L V型8気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジン(4.0 TFSI)を搭載。

最高出力309kW(420ps)、最大トルク550Nm(56.10kgm)ものパワーを発揮します。

組み合わせるトランスミッションは、7速Sトロニックです。

 

一定の走行条件において8気筒のうち4気筒を休止させる「シリンダーオンデマンドシステム」やスタート ストップシステム(アイドリングストップシステム)、エネルギー回生システムも採用されています。

 

アウディ S6専用のチューニングが施された「アダプティブエアサスペンション」をはじめ、後輪左右の駆動力を路面状況に応じて変化させる「スポーツディファレンシャル」、車速に合わせてギア比を変化させる「ダイナミックステアリング」などの機能もポイントです。

 

2014年5月、サッカー日本代表応援モデルが限定1台で発売。

アウディの高性能モデル「Sモデル」の11モデルから各1台ずつの受注で、モデル名は「SAMURAI BLUE 11 Limited Edition(サムライブルー 11 リミテッド エディション)」です。

 

2015年7月には、Audi A6シリーズのマイナーチェンジを発表しています。

デザインにリファインが施され、エクステリアをはじめ質感と存在感がさらに高められました。

エクステリアの変更点を挙げると、シングルフレームグリル・ヘッドライト・テールライト・バンパー・サイドシルなどです。

 

さらに注目したいポイントが「マトリクスLEDヘッドライト」。

カメラによって前方を走る車両や対向車を検知すると、ハイビームの部分的マスキングを自動的かつ継続的に行います。

ハイビームにしたまま高速道路などを走り続けることができ、夜間ドライブでの視認性が大幅に向上するというメリットがあります。

 

追突などを防止する「アウディ プレセンス」、車線変更時の危険を減らす「アウディ サイドアシスト」、車線維持をサポートする「アウディ アクティブレーンアシスト」などの、アシスタンスシステムにもご注目ください。

 

また、パワフルな4.0L V型8気筒DOHCインタークーラー付バイターボを搭載しており、最高出力は331kW(450ps)とエンジン性能が向上しています。

※最大トルクは550Nm(56.10kgm)のまま変わらず

 

2代目「アウディ S6 Avant」基本モデルのスペック

2代目「アウディ S6 Avant」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,955 mm
  • 全幅:1,875 mm
  • 全高:1,475 mm
  • 車両重量:2,060 kg
  • 最高出力:331kW[450PS]/6,400rpm
  • 最大トルク:550Nm[56.10kgm]/1,400rpm

 

3代目アウディ S6 Avantの特徴

フルモデルチェンジした3代目アウディ S6 Avantは、2020年9月から発売が開始されました。

パワートレーンとして新たに2.9L V型6気筒ターボエンジンを搭載。

最高出力は先代モデルと同じ331kW(450ps)を発生しますが、最大トルクは600Nm(61.20kgm)と圧倒的な性能を誇ります。

 

また、エンジンの技術としては、48Vリチウムイオンバッテリーを使用した「48Vマイルドハイブリッド(MHEV)システム」を搭載しているところもポイント。

組み合わせるトランスミッションは、8速ティプトロニックトランスミッションです。

 

エクステリアは新しいアウディのデザイン言語を体現しており、スポーティとエレガントが融合しています。

フロント・リヤにはS専用デザインのバンパーを備え、力強さと精悍さを強調。

 

インテリアには、マット仕上げのアルミニウム製デコラティブパネルと、バルコナレザーを採用したSロゴ付のスポーツシート(フロント)を装備し、高級感がありながらもスポーティさを演出しています。

 

アウディが誇る最新の運転支援システムや新世代のMMIタッチレスポンスが搭載されているところも魅力のひとつです。

 

3代目「アウディ S6 Avant」基本モデルのスペック

3代目「アウディ S6 Avant」のスペックは以下のとおりです。※2023年3月時点

  • 全長:4,955 mm
  • 全幅:1,885 mm
  • 全高:1,455 mm
  • 車両重量:2,010 kg ※
  • 最高出力:331kW[450PS]/5,700-6,700rpm
  • 最大トルク:600Nm[61.20kgm]/2,000-5,000rpm

※パノラマサンルーフ装着車の場合は+30kg

※パノラマサンルーフ、Bang&Olufsen 3Dサウンドシステム装着車の場合は+40kg

※ダイナミックオールホイールステアリング、リヤスポーツディファレンシャル装着車の場合は+40kg

※ダイナミックオールホイールステアリング、リヤスポーツディファレンシャル、Bang&Olufsen 3Dサウンドシステム、パノラマサンルーフ装着車の場合は+80kg

 

 

「アウディ S6 Avant」の年式を知って理想の一台を

「アウディ S6 Avant」は2006年7月に日本に登場し、現行モデルはフルモデルチェンジを経て3代目となっています。

 

Sモデルならではの力強いパフォーマンスはもちろんのこと、スポーティネスとエレガンスが見事に融合した魅力的なスタイリングとなっており、実用性にも優れたモデルです。

 

アウディが誇る最新のデジタル技術、セーフティ技術が採用されており、安全・快適なドライブを楽しめるところにもご注目ください!

 

今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?

 

詳しくはお近くのショールームへお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来店をお待ちしております!

 

※一部、基本性能等は変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお問い合わせください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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