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2021.09.30

「アウディ A4 アバント」の年式は?モデルごとの特徴・変遷をご紹介

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

今回は、ステーションワゴン「アウディ A4 アバント」の年式をご紹介します。

 

アウディ A4 アバントの日本での発売は、1996年10月から開始。

数々のモデルチェンジを経て、現行モデルは5代目です。

 

初代モデルから現行モデルまでの変遷、それぞれのスペックや特徴も説明します。

アウディ A4 アバントのフロント

 

 

アウディ A4 アバントとは?特徴や魅力をご紹介!

アウディ A4シリーズのラインアップのひとつ「アウディ A4 アバント」は、ステーションワゴンモデルです。

 

日本では1996年10月から発売され、2021年現在の現行モデルは5代目となっております。

 

ダイナミックかつ洗練されたエクステリア・デザインがポイント。

チタンブラックのハニカムメッシュのシングルフレームグリルも必見です!

 

インテリアは、センタースクリーンがタッチパネル式になるなど、先進のテクノロジー・機能性・デザインが見事に調和する空間となっております。

 

通常時495L、3分割のリヤシートを折りたたむと最大1,495Lに増加する、余裕のあるラゲッジスペースにもご注目いただきたいです。

 

アウディらしい美しいデザインとスポーティネス、機能性にも優れたスタイリッシュなプレミアムミッドサイズワゴン「アウディ A4 アバント」でドライブしてみませんか?

 

 

アウディ A4シリーズには「アバント」だけでなく、セダンタイプとクロスオーバーモデル「アウディ A4 allroad quattro」のラインアップがあります。

新型アウディ A4については、こちらのコラムをご覧ください。

Audi A4シリーズがモデルチェンジ!新型A4の見どころやポイント

 

 

アウディ A4 アバントの年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も

アウディ A4 アバントの横

「アウディ A4 アバント」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。

 

初代アウディ A4 アバントの特徴

初代アウディ A4は1994年に発表されました。

 

日本では、1995年10月からセダンの販売が開始。

アウディ A4 アバントは、1996年10月から発売が開始されました。

 

5代目「フォルクスワーゲン・パサート」と共有するB5プラットフォームを採用していることから「B5系」と呼ばれています。

 

1996年10月に「アウディ A4 1.8 アバント」「アウディ A4 2.6 アバント」が発売されました。

 

アウディ A4 アバントにもセダンと同じエンジンを搭載。

アウディ A4 1.8 アバントのエンジンには125psの1.8L 直列4気筒DOHCを、アウディ A4 2.6 アバントには150psのV型6気筒のエンジンを搭載しています。

 

1998年には「アウディ A4 アバント 2.4」とフルタイム4WD「アウディ A4 アバント 2.4 quattro」が登場。

こちらは165psのV型6気筒エンジンを搭載しています。

 

1999年2月には、アウディAGのル・マン24時間レース初参戦を記念した特別仕様車「L edition」が発売。

 

1999年6月には最上級モデル「アウディ A4 アバント 2.4 quattro LS」がラインアップに追加されました。

LSには、レザーシートなどの特別な装備を備えています。

 

初代「アウディ A4 アバント」基本モデルのスペック

初代「アウディ A4 アバント」の「アウディ A4 アバント1.8」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,495 mm
  • 全幅:1,735 mm
  • 全高:1,435 mm
  • 車両重量:1,330kg
  • 最高出力:92kW[125PS]/5,800rpm
  • 最大トルク:168Nm[17.1kgm]/3,500rpm

 

2代目アウディ A4 アバントの特徴

「B6系」とも呼ばれる2代目アウディ A4 アバントは、日本では2002年から発売が開始されています。

 

初代アウディ A4よりサイズアップされたことで居住性が良くなっただけでなく、アルミニウム製のサスペンションを採用し軽量化されたことがポイントです。

 

2002年2月に発売されたグレードは以下のとおりです。

  • 直列4気筒DOHCを搭載した「アウディ A4 アバント 1.8T quattro」「アウディ A4 アバント 2.0」「アウディ A4 アバント 2.0 SE」
  • V型6気筒DOHCを搭載した「アウディ A4 アバント 3.0 quattro」「アウディ A4 アバント 3.0 quattro sport」

 

注目は「SE」グレード。

本革シートなどを標準装備したラグジュアリーなグレードのことです。

 

2002年8月には、さらにSEグレードのラインアップが充実。

「アウディ A4 アバント 2.4 SE」「アウディ A4 アバント 3.0 quattro SE」が追加されました。

 

2003年9月には、専用装備を備えスポーティネスを極めたSラインが追加されました。

グレードは「アウディ A4 アバント1.8T quattro Sライン」「アウディ A4 アバント 2.0 Sライン」「アウディ A4 アバント 3.0 quattro Sライン」の3種類です。

 

2004年2月に「アウディ A4 アバント 1.8T quattro SE」が追加されました。

6月には、アウディ A4誕生から10周年を記念した特別仕様車「10thアニバーサリー」が発売されています。

  • アウディ A4 アバント 1.8T quattro 10thアニバーサリー
  • アウディ A4 アバント 2.0 10thアニバーサリー

※日本にのみ導入

 

2代目「アウディ A4 アバント」基本モデルのスペック

2代目「アウディ A4 アバント」の「アウディ A4 アバント2.0」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,555 mm
  • 全幅:1,765 mm
  • 全高:1,430 mm
  • 車両重量:1,520kg
  • 最高出力:96kW[130PS]/5,700rpm
  • 最大トルク:195Nm[19.9kgm]/3,300rpm

 

3代目アウディ A4 アバントの特徴

2004年にフルモデルチェンジが発表された3代目アウディ A4。

1972年にデビューしたA4の先代モデル「アウディ80」から数えると7代目のモデルとなり、「B7系」とも呼ばれます。

 

日本でアウディ A4 アバントは、セダンとともに2005年2月から発売が開始されました。

大きく口を開けたような形となったシングルフレームグリルが新たに採用され、アウディの新しいデザインスタイルとなりました。

 

グレードは「アウディ A4 アバント 2.0」「アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro」「アウディ A4 アバント 3.2FSI quattro」の3タイプ。

搭載エンジンは、2.0L 直列4気筒DOHC 5バルブと2.0L 直列4気筒 直噴ターボ(TFSI)、V型6気筒DOHCの3.2Lの直噴(FSI)の3種類です。

 

2005年11月には、日本独自の限定モデル「アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro 25thリミテッドモデル」が発売。

アウディ独自の「quattro(フルタイム4WDシステム)」が1980年に登場してから25年を迎えたことを記念したモデルとなっています。

 

2006年3月にはエントリーモデル「アウディ A4 アバント 2.0 Attraction(アトラクション)」「アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro Attraction」を追加しました。

 

2006年7月に追加されたグレードは「アウディ A4 アバント 1.8T」です。

新搭載の1.8L 直列4気筒DOHC 5バルブターボエンジンを採用しています。

 

2007年は、特別なモデルが数多く登場しました。

  • 期間限定特別仕様車「ラグジュアリーライン」「ダイナミックライン」を各グレードに設定(アウディ A4 アバント 1.8T、2.0 Attraction、2.0TFSI quattro)
  • 「ラグジュアリーラインプラス」「ダイナミックライン プラス」を各グレードにオプション設定(アウディ A4 アバント 1.8T、2.0 Attraction、2.0TFSI quattro)※アウディ A4 アバント 3.2FSI quattroにはダイナミックラインプラスのみ

 

2008年4月には、特別仕様車「アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro ダイナミックライン ブラックリミテッド/ホワイトリミテッド」を発売。

 

ラグジュアリーかつスポーティな装備を搭載した「アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro ダイナミックライン プラス」に特別仕様の装備を設定したスタイリッシュなモデルとなっております。

 

3代目「アウディ A4 アバント」基本モデルのスペック

3代目「アウディ A4 アバント」の「アウディ A4 アバント 2.0 Attraction」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,585 mm
  • 全幅:1,770 mm
  • 全高:1,455 mm
  • 車両重量:1,520kg
  • 最高出力:96kW[130PS]/5,700rpm
  • 最大トルク:195Nm[19.9kgm]/3,300rpm

 

4代目アウディ A4 アバントの特徴

2007年8月に発表された4代目アウディ A4(B8系)。

アウディ A4 アバントは、2008年2月のジュネーブモータショーで発表されています。

 

日本でアウディ A4 アバントの発売は、2008年8月から開始されました。

スポーティなドライビング性能を極めつつも、アウディの最新技術で環境にも配慮したプレミアムミッドサイズ ステーションワゴンとなっています。

 

グレードは「アウディ A4 アバント 1.8TFSI」「アウディ A4 アバント 3.2FSI quattro」。

搭載エンジンは、環境にも配慮した2種類のガソリン直噴エンジン(直4 1.8L直噴ターボ:118kW(160ps)、V6 3.2L 直噴:195kW(265ps))をラインアップしています。

 

注目は、通常時490Lを誇るラゲッジルーム!

荷物の出し入れの利便性もさらに高められているところもポイントです。

 

2009年5月には2.0 TFSIエンジンを搭載した「アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro」がラインアップに追加。

最高出力155kW(211ps)、最大トルク350Nmを発生します。

 

2010年5月に登場した特別仕様車「アウディ A4 アバント 1.8TFSI リミテッド」は、アウディ A4 アバント 1.8TFSIをベースとしたスタイリッシュに磨きをかけたモデルです。

 

2011年4月には「アウディ A4 アバント 2.0 TFSI」がアウディ A4として初のエコカー減税対象に!

アウディのエコカー減税対象モデルとしては「アウディ A1」「アウディ A3 Sportback 1.4 TFSI」に次いで3番目のモデルとなっています。

 

2014年には、特別な限定車が多数登場しています。

  • 人気のオプションS-line パッケージを標準装備した「アウディ A4 アバント S-line plus」
  • スポーティさ、デザイン性をより一層引き立てた特別限定車「アウディ A4 アバント アーバンスタイルエディション」
  • ブラック基調のスポーティな特別限定車「アウディ A4 アバント S line competition」

 

2015年にはエントリーモデル「アウディ A4 アバント 2.0 TFSI 」「アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro」に、オプションパッケージ「Dynamic line」「Luxury line」を設定しました。

 

4代目「アウディ A4 アバント」基本モデルのスペック

4代目「アウディ A4 アバント」の「アウディ A4 アバント 2.0 TFSI」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,720 mm
  • 全幅:1,825 mm
  • 全高:1,465 mm
  • 車両重量:1,590kg
  • 最高出力:132kW[180PS]/6,000rpm
  • 最大トルク:320Nm[32.6kgm]/1,500rpm

 

5代目アウディ A4 アバントの特徴

フルモデルチェンジした5代目アウディ A4は、2015年に発表されました。

 

日本では2016年2月にセダンを発売。

アウディ A4 アバントは2016年4月から発売が開始されています。

 

グレードは以下のとおりです。

  • アウディ A4 アバント 2.0TFSI
  • アウディ A4 アバント 2.0TFSI sport
  • アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro
  • アウディ A4 アバント 2.0TFSI quattro sport

 

燃費効率が向上した2.0 TFSIエンジンを搭載。

組み合わされるトランスミッションは、全モデル7速Sトロニックを搭載しています

 

卓越したエアロダイナミクスにより、Cd値(空気抵抗係数)は0.26*を達成しました。*欧州仕様値

 

複合材料による軽量ボディ、進化したモジュラープラットフォーム「MLB evo」、新世代の予防安全システムの搭載など、最新の技術を惜しみなく投入。

 

ラゲッジルームが従来より使いやすくなり、通常時505L、後席のバックレストを畳むと最大1,510Lまで拡大します!

 

2016年10月には、1.4TFSIエンジンを搭載した「アウディ A4 アバント 1.4TFSI」「アウディ A4 アバント 1.4TFSI sport」がラインアップに追加。

それと同時に「アウディ A4 1.4TFSI sport」をベースにした特別限定車「アウディ A4 アバント 1.4TFSI 1st edition」が230台限定で発売されました。

 

2017年には、エコカー減税対象モデルとして「アウディ A4 アバント 2.0TFSI」が追加設定されています。

 

2018年は、ブラックを基調とした限定モデル「tuxedo style(タキシードスタイル)」が発売されました。

 

2019年の注目ポイントとしては「出力レベルを表す2桁の数字」にモデル名の変更を行っていることです。

アウディ A4 アバントには下記のグレードがラインアップされています。

  • 1.4L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボを搭載した「35TFSI」「35TFSI sport」(150PS/250Nm)
  • 2.0L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボを搭載した「40TFSI sport(190PS/320Nm)」「45TFSI quattro sport(252PS/370Nm)」

 

さらにこの年には、特別限定車「 black elegance(ブラックエレガンス)」、特別仕様車「Meisterstueck(マイスターシュトュック)」も発売されました。

 

2020年10月、アウディ A4シリーズはマイナーモデルチェンジを行っています。

 

ドアパネルに至るまで改良を加えるなど、フルモデルチェンジに匹敵するエクステリアデザインの変更がありました。

グレード構成も新しくなり「base」「advanced」「S line」の3種類となっています。

 

詳しくはこちらのコラムをご覧ください。

Audi A4シリーズがモデルチェンジ!新型A4の見どころやポイント

 

さらに2021年1月にはアウディ A4シリーズとして初めて、クリーンディーゼルエンジンTDI搭載モデルが新たにラインアップに加わりました!

こちらのコラムで詳しくご紹介しています。

新型Audi A4の進化したポイントは?A4シリーズ初のTDI搭載モデルにも注目!

 

5代目「アウディ A4 アバント」基本モデルのスペック

5代目「アウディ A4 アバント」の「アウディ A4 アバント 35 TDI advanced」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,760 mm
  • 全幅:1,845 mm
  • 全高:1,435 mm
  • 車両重量:1,610kg
  • 最高出力:120kW[163PS]/4,200rpm
  • 最大トルク:380Nm[38.7kgm]/1,500rpm

 

 

プレミアムミッドサイズワゴン「アウディ A4 アバント」をご体感ください!

アウディ A4シリーズのラインアップのひとつ「アウディ A4 アバント」。

ステーションワゴンモデル「アウディ A4 アバント」は、1996年10月から日本で発売され、現行モデルは5代目です。

 

今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?

 

詳しくはお近くのショールームへお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来店をお待ちしております!

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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