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2021.10.29

「アウディ A3 スポーツバック」の年式を解説!モデルごとの特徴・変遷も

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

コンパクトセグメントにおいて高い人気を誇る「アウディ A3 スポーツバック」。

日本では2004年10月から発売が開始されています。

 

2021年4月に新型モデルへフルモデルチェンジし、現行モデルは3代目となっています。

 

今回は「アウディ A3 スポーツバック」の年式について解説。

初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴もご紹介しますね。

Audi A3のフロント

 

 

アウディ A3 スポーツバックとは?特徴や魅力をご紹介!

「アウディ A3」は、1996年にプレミアムコンパクトカーの先駆け的なモデルとして登場しました。

日本では1997年1月から販売開始。

発売当初のアウディ A3のボディタイプは「3ドアハッチバック」のみでした。

 

「アウディ A3 スポーツバック」は、2004年10月にラインアップに加わっています。

 

アウディではハッチバックのことを「Sportback(スポーツバック)」と呼びます。

エレガントなクーペフォルムと、上質で快適な居住空間を有し、実用性と機能性も兼ね備えたモデルがアウディならではのスポーツバックなんです!

 

その後2013年に2代目が登場し、2021年4月に3代目アウディ A3 スポーツバックへとフルモデルチェンジしました(発売は2021年5月から開始)。

ダイナミックかつ表現豊かに、スポーティネスを際立たせながらも気品のある佇まいへと進化しています。

 

グレードも新しく設定されており、「base」「advanced」「S line」の3種類です。

スポーツバックは実用性にも優れており、荷物の量やライフスタイルに合わせてスペースを自在にアレンジできます!

 

インテリアも先進性があふれるデザインとなり、最新の安全技術とアシスタンスシステムが採用された新型アウディ A3 スポーツバックで、快適で安全なドライブを楽しんでみませんか?

 

アウディ A3シリーズにはスポーツバックの他に「セダン」のラインアップがあります。

 

新型アウディ A3 スポーツバックについては、こちらのコラムもご覧ください。

Audi A3シリーズがフルモデルチェンジ!見どころをご紹介

 

 

アウディ A3 スポーツバックの年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も

新型Audi A3 Sportback

「アウディ A3 スポーツバック」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。

 

初代アウディ A3 スポーツバックの特徴

元々「アウディ A3」は3ドアモデルでした。

そこに5ドアモデルの「アウディ A3 スポーツバック」が2004年10月に登場!(「アウディ A3 シリーズ」としては2代目)

 

この時発売された、初代アウディ A3 スポーツバックのラインアップは以下のとおりです。

  • アウディ A3 スポーツバック 2.0FSI
  • アウディ A3 スポーツバック 2.0TFSI
  • アウディ A3 スポーツバック 3.2 quattro

 

2.0FSIには、2L 直列4気筒DOHCと直噴FSI(最高出力:150ps)が搭載。

2.0TFSIには、2L 直列4気筒DOHCとインタークーラー付き直噴ターボを装着(最高出力:200ps)されています。

 

3.2 quattroには、3.2L V型6気筒DOHC(最高出力:250ps)が搭載されました。

 

翌年2005年7月には、「アウディ A3 スポーツバック アトラクション」がラインアップに加わっています。

アトラクションには、1.6L 直列4気筒SOHC(最高出力:102ps)が搭載されました。

 

2007年4月、新エンジンを搭載した「アウディ A3 スポーツバック 1.8 TFSI」を新規に設定。

1.8 TFSIは、1.8リッター直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンを搭載し、最高出力160ps / 5,000~6,000rpmを発揮します。

 

2007年8月には、「S-lineパッケージ」を標準設定した下記モデルがラインアップに追加されました。

  • アウディ A3 スポーツバック 2.0FSI S-line
  • アウディ A3 スポーツバック 3.2 quattro S-line

 

さらに2007年は、アウディ A3 スポーツバックの特別限定モデルが発売されていますよ!

  • アウディ A3 スポーツバック アトラクション リミテッド(300台限定)
  • アウディ A3 スポーツバック 3.2 quattro エクスクルーシブライン(50台限定)
  • アウディ A3 スポーツバック アトラクション リミテッド2(限定400台)
  • アウディ A3 スポーツバック 1.8 TFSI リミテッド(限定500台)

 

2008年2月、特別仕様車「アウディ A3 スポーツバック アトラクション リミテッド3」を200台限定で発売。

2008年3月に、450台の限定モデル「アウディ A3 スポーツバック 1.8 TFSI リミテッド2」が発売されました。

 

2008年9月、「アウディ A3 スポーツバック」の改良があり、下記のラインアップとなっています。

  • アウディ A3 スポーツバック 1.4TFSI(1.4L直噴ターボ)
  • アウディ A3 スポーツバック 1.8TFSI(1.8L直噴ターボ)
  • アウディ A3 スポーツバック 2.0TFSI quattro(2.0L直噴ターボ)

搭載されるエンジンの設定も変更となり、低燃費と高性能を両立させるガソリン直噴ターボエンジン「TFSI」と「Sトロニック」が全モデルで採用されました。

 

2010年1月には、特別仕様車「アウディ A3 スポーツバック 1.8TFSI S-line plus Limited(プラスリミテッド)」を250台限定で発売。

スポーティネスに磨きをかけ、特別な装備を多数備えたエクスクルーシブな1台です。

 

初代「アウディ A3 スポーツバック」基本モデルのスペック

初代「アウディ A3 スポーツバック」の「アウディ A3 スポーツバック 1.8 TFSI」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,290 mm
  • 全幅:1,765 mm
  • 全高:1,430 mm
  • 車両重量:1,460kg
  • 最高出力:118kW[160PS]/6,200rpm
  • 最大トルク:250Nm[25.5kgm]/1,500rpm

 

2代目アウディ A3 スポーツバックの特徴

2代目アウディ A3 スポーツバックは、2012年9月のフランスで開幕したパリモーターショー12で発表されました。(「アウディ A3 シリーズ」としては3代目)

 

日本では、2013年9月から発売が開始。

2013年に発売されたラインアップは以下のとおりです。

  • アウディ A3 スポーツバック 1.4 TFSI(最高出力:90kW (122ps))
  • アウディ A3 スポーツバック 1.4 TFSI シリンダーオンデマンド(最高出力:103kW(140ps))
  • アウディ A3 スポーツバック 1.8 TFSI quattro(最高出力:132kW(180ps))

ボディサイズは先代モデルと比べると全体的に大きくなりましたが、引き締まったスタイルとなっています。

 

なお、2014年1月にアウディ A3シリーズ初となる4ドアセダン「アウディ A3 セダン」の発売が開始されています。

セダンの年式については、こちらのコラムをご覧ください。

「アウディ A3 セダン」の年式は?モデルごとの特徴と変遷をチェック!

 

2015年11月、アウディ初のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「アウディ A3 スポーツバック e-tron」が発売されました。

 

2017年1月、アウディ A3 スポーツバックのマイナーチェンジがありました。

従来のモデルからシングルフレームグリル、バンパー、ヘッドライト、リヤディフューザーなどのエクステリア・デザインが変更されているだけでなく、安全のためのアシスタンスシステムがさらに充実しています。

 

ラインアップは以下のとおりです。

  • アウディ A3 スポーツバック 1.4 TFSI
  • アウディ A3 スポーツバック 1.4 TFSI Sport
  • アウディ A3 スポーツバック 2.0 TFSI quattro
  • アウディ A3 スポーツバック 2.0 TFSI quattro Sport

 

2018年5月、限定モデル「アウディ A3 スポーツバック S line techno limited(テクノリミテッド)」が発売(スポーツバックの限定台数は375台)。

 

2018年9月、アウディ A3 シリーズの装備・仕様に一部変更がありました。

モデル名も「出力レベルを表す2桁の数字」へ変更され、下記のモデルがラインアップされています。

  • アウディ A3 スポーツバック 30TFSI
  • アウディ A3 スポーツバック 30TFSI Sport
  • アウディ A3 スポーツバック 40TFSI quattro
  • アウディ A3 スポーツバック 40TFSI quattro Sport

 

翌年2019年には、限定モデルが多数発売されました。

  • アウディ A3 スポーツバック S-line dynamic limited(限定375台)
  • アウディ A3 スポーツバック S line black styling(限定315台)
  • アウディ A3 スポーツバック black styling(限定375台)

 

2020年4月、アウディ A3 シリーズの各モデルに「Signature Edition」が設定されています。

従来はオプション設定だった装備を標準装備とし、新規オプションとしてテクノロジーパッケージなどが追加されました。

 

2代目「アウディ A3 スポーツバック」基本モデルのスペック

2代目「アウディ A3 スポーツバック」の「アウディ A3 スポーツバック 30TFSI」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,325 mm
  • 全幅:1,785 mm
  • 全高:1,450 mm
  • 車両重量:1,320kg
  • 最高出力:90kW[122PS]/6,000rpm
  • 最大トルク:200Nm[20.4kgm]/1,400rpm

 

3代目アウディ A3 スポーツバック(4代目アウディ A3)の特徴

2020年3月に欧州にて、3代目アウディ A3 スポーツバックが発表されました。(「アウディ A3 シリーズ」としては4代目)

日本では2021年4月21日に新型モデルへのフルモデルチェンジを発表し、2021年5月から発売が開始されています。

 

新型アウディ A3 スポーツバックは、先代モデルからスポーティにデザインを刷新。

グレードも新しく設定され、「base」「advanced」「S line」の3種類となっています。

 

新型アウディ A3 スポーツバックのボディサイズは先代モデルと比較すると、全長は20mm大きくなり4,345mmに。

全幅は30mm大きくなった1,815mmとなっています。

 

積載容量は380Lとなっていますが、荷物の量やライフスタイルに合わせてスペースを自在にアレンジでき、最大1,200Lになります!

 

最新の安全技術とアシスタンスシステムを採用し、アダプティブクルーズコントロール・アクティブレーンアシストを統合した「アダプティブクルーズアシスト」もオプションとしてご用意していますよ。

 

ぜひショールームでご体感してみませんか?

 

2021年10月現在のラインアップもチェックしてみてくださいね。

  • アウディ A3 スポーツバック 30 TFSI
  • アウディ A3 スポーツバック 30 TFSI advanced
  • アウディ A3 スポーツバック 30 TFSI S line
  • アウディ A3 スポーツバック 40 TFSI quattro advanced
  • アウディ A3 スポーツバック 40 TFSI quattro S line

 

新型アウディ A3 スポーツバックについては、下記のコラムでも詳しくご説明しています。

Audi A3シリーズがフルモデルチェンジ!見どころをご紹介

 

3代目「アウディ A3 スポーツバック」基本モデルのスペック

3代目「アウディ A3 スポーツバック」の「アウディ A3 スポーツバック 30 TFSI」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,345 mm
  • 全幅:1,815 mm
  • 全高:1,450 mm
  • 車両重量:1,320kg
  • 最高出力:81kW[110PS]/5,500rpm
  • 最大トルク:200Nm[20.4kgm]/2,000 – 3,000rpm

 

 

プレミアムコンパクトハッチバック「アウディ A3 スポーツバック」にご注目ください!

コンパクトセグメントにおいて高い人気を誇るハッチバックモデル「アウディ A3 スポーツバック」。

 

日本で初代アウディ A3 スポーツバックは、2004年10月から発売されました。

現行のスポーツバックは3代目です。

 

今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?

 

詳しくはお近くのショールームへお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来店をお待ちしております!

 

※一部、基本性能等は変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお問い合わせください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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