2020.06.12
「Audi A7 sportback」のエンジンをご紹介!デザイン・スペックにも注目
アウディヤナセオートモーティブの清水です。
2018年9月6日にフルモデルチェンジを果たした「Audi A7 sportback」。
2020年4月にクリーンディーゼルエンジンTDIモデルが新たに追加されるなど、注目を集めている車両です。
今回は「Audi A7 sportback」のラインナップやエンジンについてだけでなく、デザインやスペックをご紹介いたします。
「Audi A7 sportback」のラインナップとエンジンについて
「Audi A7 sportback」の最新ラインナップをご紹介します。
- Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro S line
- Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro Luxury
- Audi A7 Sportback 45 TFSI quattro
- Audi A7 Sportback 40 TDI quattro
ここで皆さんに質問です。
モデル名の次にある「55」などの数字は何を表しているのか、ご存知でしょうか?
ひとつずつご説明いたします。
Audi A7 sportback 55 TFSI
「Audi A7 sportback 55 TFSI」の『55』とは何かと言うと、エンジンの出力を表しています。
Audiはモデル名の次に「エンジンの排気量を表す数字」を表示していました。
(例:Audi A7 sportback 3.0 TFSI)
従来の排気量に代わる新たな表示パターンがこの数字で、エンジンの最高出力を表す2桁の数字が表示されています。
「Audi A7 sportback 55 TFSI」のエンジンは、最高出力340psを発生する高効率な「V6 3リットル直噴ターボ」を搭載。
最新のクアトロ(4輪駆動)システムと7速Sトロニックの組み合わせにより、0-100km/h 5.3秒の加速性能で、最高速度は250km/hに達します。
燃費は、12.3km/リットル(JC08モード)の低燃費を両立しました。
さらに、48V電装システムを主電源とする「マイルドハイブリッドドライブシステム」を搭載。
高効率なエネルギー回生や低負荷時にエンジンを停止することで、100km走行あたり最大0.7リットルの燃料消費を低減することができます。
Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro S lineの場合
最高出力[ネット]:250(340) / 5,200 – 6,400 kW (PS) / rpm
最大トルク[ネット]:500(51.0) / 1,370 – 4,500 Nm (kgm) / rpm
Audi A7 sportback 45 TFSI quattro
「45 TFSI quattro」は、2020年1月に追加されました。
エンジン「2.0L 直列4気筒ターボ」を搭載するグレードで、1984ccのTFSIエンジンは、直噴ターボ技術により245psと370Nmを発生し、12Vの「マイルドハイブリッドシステム」を組み合わせています。
ベルト駆動の「オルタネータースターター(BAS)」はクランクシャフトにつながっており、エネルギー回生とスムーズなエンジン再始動を実現。
このBASは最大5秒間、6kWと60Nmの力でエンジンをアシストすることができ、その回生・アシスト効果により100km走行あたり最大0.3ℓの燃費削減が可能*です。(*欧州測定基準)
Audi A7 Sportback 45 TFSI quattroの場合
最高出力[ネット]:180(245) / 5,000 – 6,000 kW (PS) / rpm
最大トルク[ネット]:370(37.7) / 1,600 – 4,500 Nm (kgm) / rpm
Audi A7 sportback 40 TDI quattro
2020年4月に新たに追加された「40 TDI quattro」。
新開発2L TDIエンジンを搭載しているグレードです。
「TDIエンジン(EA288 evo型)」は、最新の排ガス基準に適合し、最大出力204ps(150kW)/3750~4200rpm、最大トルク400Nm/1750~3500rpmを発生。
「12Vマイルドハイブリッドシステム」と協働することで、余裕ある加速感や快適性、そして環境性能を両立します。
Audi A7 Sportback 40 TDI quattroの場合
最高出力[ネット]:150(204) / 3,800 – 4,200 kW (PS) / rpm
最大トルク[ネット]:400(40.8) / 1,750 – 3,000 Nm (kgm) / rpm
エンジン出力表示パターンについて
ご参考までにアウディ車のエンジン出力表示パターンをご紹介します。
- 「30」=81kW~
- 「35」=110kw~
- 「40」=125kW~
- 「45」=169kW~
- 「50」=210kW~
- 「55」=245kW~
- 「60」=320kW~
- 「70」=420kW~
このようにエンジンの出力数字は5刻みで増減します。
Audi A7 Sportbackは「セダンの贅沢さ」「クーペの優雅さ」「アバントの機能性」を備えたモデル
Audi A7 Sportbackは「セダンの贅沢さ」「クーペの優雅さ」「アバントの機能性」を備えたモデルです。
デザインやスペックなどについて写真とともにご紹介します!
スポーティな印象を与えるフロント
フロントはより低く幅広い「シングルフレームグリル」と低く横に伸びたボンネットなどにより、スポーティな印象を与えます。
また「HDマトリクスLEDヘッドライト」は、大型化され、細く短い12 個のライトにより構成されるデイタイムランニングライトを内蔵しています。
このフロントを印象づけるライトが、Audi A7 Sportbackの先進的なイメージを際立たせています。
Audi A7 Sportbackのリヤに個性的なライトが光る!
「Audi A7 Sportback」のリヤは、なんといっても「LEDリヤダイナミックターンインディケーター」が特徴です。
LEDがミリ秒単位で次々と光り、流れるような動きで非常に視認性の高い「ダイナミックターンインディケーター」を搭載。
左右のリヤライトをつないで一体化したLEDが、後続の車両に明瞭な光を広範囲にもたらします。
Audiの見る者に強い印象を与えるライティングテクノロジーをぜひ実際にご覧ください。
※LEDリヤダイナミックターンインディケーターは、「Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro S line」「Audi A7 Sportback 55 TFSI quattro Luxury」に標準装備。
「Audi A7 Sportback 45 TFSI quattro」にはS lineパッケージまたはLuxuryパッケージとしてセットオプション。
また、マフラーがバンパーの裏に隠され、見えなくなっているところポイントです。
Audi A7 Sportbackの快適な居住空間
先代モデルよりも大きさが小さくなっているのにも関わらず、室内の乗員スペースは拡大。
ホイールベースも10mm伸びたことで、居住空間が広くなっています。
後席のニールーム・ヘッドルームにも余裕が生まれました!
上質なインテリアと最新のデジタル技術
「Audi A7 Sportback」の室内は、水平基調のインテリアパネルになっております。
先進的な未来的なデザインでありながら、アウディならではの上質な心地良さを演出。
また、上質な空間にぴったりの最新デジタル技術を搭載しています。
MMIタッチレスポンス付きMMIナビゲーション
タッチディスプレイを全面的に採用した「MMIタッチレスポンス付きMMIナビゲーション」を採用。
上側の10.1インチのスクリーンは、インフォテイメントシステムを操作。
下側の8.6インチのスクリーンは空調システムの操作や、文字入力を行うことができます。
Audi バーチャルコックピット
もちろんアウディ自慢のシステム「バーチャルコックピット」も搭載されています。
12.3インチの液晶モニターを採用し、速度、エンジンの回転数だけではなく、ナビゲーション、車両状態、アシストの状況などドライバーに必要な情報を表示し、アシストしてくれます。
Audi A7 Sportbackの安全性
Audi A7 Sportbackは、レーザースキャナーを含む最大23個ものセンサーやカメラの統合制御による高度な運転支援システムを搭載するなど、安全性と快適性を大幅に向上させました。
安全・快適なドライブをサポートする運転支援機能は以下の通りです。
- 見通しの悪い交差点での「フロントクロストラフィックアシスト」
- 万が一の車両の側面からの衝突にも備える「アウディプレセンス360」
- 従来の「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」、「アクティブレーンアシスト(ALA)」、「トラフィックジャムアシスト」の3つの機能を統合した「アダプティブドライブアシスト(ADA)」
この他にも「アウディパーキングシステム(APS)」「カーブストーンアシスト」など、多数の機能を搭載しました。
また、145度の視野と高解像度を持つレーザースキャナーの搭載により、ドライバーアシスタンスシステムの制御メカニズムを改善し、より自然でスムーズな加減速やステアリングアシストを実現しています。
シングルフレームグリルに内蔵されているレーダーの意味とは
「Audi A7 Sportback」のシングルフレームに内蔵されている2つのレーダーについてご紹介します。
右は「レーダーセンサー」で、左は「レーダースキャナー」です。
どのような役割があるかというと、極めて高い精度で障害物の形状を測定でき、80mほど先の近距離と135~145度の照射角度を感知。
より広いエリアを感知できるレーダーです。
また、走行中の自車走行車線前方での他車の車線変更が可能で、前走車が入るとき、出るときを確認するタイミングがより早くなりました。
さらに、アクティブレーンアシストの作動許容範囲が広くなったことで、走行ラインが読みにくかった場所でも、システムの作動できる範囲が拡大しました。
Audi A7 sportbackをぜひご体感ください!
「セダンの贅沢さ」「クーペの優雅さ」「アバントの機能性」を備えた「Audi A7 Sportback」。
圧倒的なパフォーマンスを引き出す高度な運転支援機能も搭載しています。
実際にショールームでご体感ください!
ヤナセAudiでは、様々な展示車、試乗車をご用意しております。
ご試乗も随時承っておりますので、お気軽に店頭までお問い合わせください。
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