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2021.12.16

「アウディ A6」の年式をチェック!モデルごとの特徴や変遷をご紹介

アウディヤナセオートモーティブの清水です。

 

プレミアムアッパーミドルセダン「アウディ A6」。

実は、50年以上の歴史があるアウディブランドの最長寿シリーズなんです!

 

日本で初代アウディ A6は1994年11月から発売が開始されました。

現行のモデルは5代目です。

 

今回は「アウディ A6」の年式について詳しくご紹介。

初代モデルから現行モデルまでの変遷だけでなく、スペックや特徴も説明します。

アウディ A6

 

 

アウディ A6とは?特徴や魅力をご紹介!

スポーティさとエレガンスさの両方を兼ね備えたプレミアムアッパーミドルセダン「アウディ A6」。

現行のモデルは5代目となっています。

 

スポーティに磨き上げられたエクステリアと、静粛性を高めたエレガントな室内がポイント。

 

エンジンタイプは、快適な走りと高い効率を両立する「ガソリンエンジン」と、卓越した効率性のクリーンディーゼルエンジン「TDIモデル」の2種類をラインアップしています。

 

高度なドライバーアシスタンスシステムを搭載し、安全で快適なドライブを楽しめるところも特徴です。

 

アウディ A6シリーズには、セダンタイプの他に、ステーションワゴンタイプの「アウディ A6 アバント」のラインアップがあります。

 

アウディ A6については、下記のコラムでも詳しくご説明していますので、ぜひご確認ください。

Audi A6は美しさと実用性を備えた優美なセダン!魅力をご紹介

 

 

アウディ A6の年式をご紹介!それぞれの特徴と変遷も

Audi A6 45 TFSI quattro sport

「アウディ A6」の初代モデルから現行モデルまで、特徴や変遷についてご紹介します。

 

初代アウディ A6の特徴

「アウディ A6」は、1968年に販売されていた「アウディ 100」の後継モデルとして登場しました。

アウディ 100をマイナーチェンジし、名称を「アウディ A6」へと変更したことが始まりです。

 

アウディ A6のボディ形状は「セダン」タイプとなっています。

日本では1994年11月から発売が開始されました。

 

初代アウディ A6のラインアップは以下のとおりです。

  • アウディ A6 2.6
  • アウディ A6 2.8
  • アウディ A6 2.8 quattro

 

「アウディ A6 2.6」「アウディ A6 2.8」の駆動方式はFF(前輪駆動)。

「アウディ A6 2.8 quattro」の場合は、アウディ独自の4WDシステム「quattro」となっています。

 

 

ちなみに、1994年11月にはステーションワゴンタイプの「アウディ A6 アバント」も登場しています。

アウディ A6 アバントの年式については下記のコラムをご覧ください。

「アウディ A6 アバント」の年式は?モデルごとの特徴や変遷を解説

 

初代「アウディ A6」基本モデルのスペック

初代アウディ A6の「アウディ A6 2.6」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,795 mm
  • 全幅:1,785 mm
  • 全高:1,435 mm
  • 車両重量:1,470kg
  • 最高出力:110kW[150PS]/5,500rpm
  • 最大トルク:225Nm[22.90kgm]/3,500rpm

 

2代目アウディ A6の特徴

1997年にフルモデルチェンジし登場した、2代目アウディ A6。

日本では、1997年9月に「アウディ A6 2.4」「アウディ A6 2.8 quattro」が発売されました。

 

アウディ A6 2.4の搭載エンジンは、165馬力を発揮する2.4LのV型6気筒DOHCです。

アウディ A6 2.8 quattroには、193馬力を発揮する2.8LのV型6気筒DOHCエンジンを搭載しています。

 

2代目アウディ A6は、セダンタイプの4ドアモデルとしては驚異的な「0.28」というCd値(空気抵抗係数)を実現しているところがポイントです。

 

1998年4月に「アウディ A6 2.4 quattro」がラインアップに追加されました。

 

2001年1月には「アウディ A6 2.7T quattro」を発売。

エンジンは、230馬力を発揮する、2.7LのV型6気筒DOHCインタークーラー付きツインターボを搭載しています。

 

2001年11月には、さらに「アウディ A6 3.0 quattro」「アウディ A6 3.0 quattro SE」が追加されました。

搭載エンジンは220馬力の3L V型6気筒DOHCです。

 

2003年6月、スポーティーな装備を備えた「アウディ A6 2.7T quattro Sライン」が発売されました。

 

2代目「アウディ A6」基本モデルのスペック

2代目アウディ A6の「アウディ A6 2.4」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,805 mm
  • 全幅:1,810 mm
  • 全高:1,470 mm
  • 車両重量:1,580kg
  • 最高出力:125kW[170PS]/6,000rpm
  • 最大トルク:230Nm[23.50kgm]/3,200rpm

 

3代目アウディ A6の特徴

3代目アウディ A6はデザインも新しくなり、台形のシングルフレームグリルや、流れるような美しいルーフラインがポイントです。

 

2004年7月に日本で発売されたラインアップは以下のとおりです。

  • アウディ A6 2.4(エンジン:V型6気筒DOHC、177馬力)
  • アウディ A6 3.2 FSI quattro(エンジン:V型6気筒DOHC、255馬力)
  • アウディ A6 4.2 quattro(エンジン:V型8気筒DOHC、335馬力)

※「FSI」はガソリン直噴エンジンのこと

 

2005年11月、アウディ独自の「quattro」が1980年に登場してから25周年を迎えたことを記念した日本独自の限定モデル「アウディ A6 3.2FSI quattro 25th Limited model」が発売されました。

 

2006年8月に新設定されたラインアップが「アウディ A6 4.2 FSI quattro」です。

350馬力を発生する新型V型8気筒DOHCエンジンを搭載しています。

 

2007年3月、通常オプション設定のアイテムを特別装備したアウディ A6の特別限定車「アウディ A6 2.4 ダイナミックライン」を全国100台限定で発売しました。

 

2007年6月には、高級感溢れる特別限定車「アウディ A6 3.2FSI quattro エクスクルーシブライン」が発売。

アウディのオーダーメイドプログラム「Audi exclusive(アウディエクスクルーシブ)」プログラムの中から、日本未導入のアイテムも含めた特別装備がパッケージされています。

 

2007年8月にラインアップに加わった 「アウディ A6 2.8FSI quattro」には、新型エンジンが搭載。

2.8LのV型6気筒DOHCエンジンは、最高出力210馬力となっており、燃費性能も向上しています。

 

2008年9月には、特別仕様車「アウディ A6 2.8FSI quattro Limited」をラインアップ。

「アウディ A6 2.8FSI quattro」の一部装備を見直し、スポーティなエクステリア装備と上質で豪華なインテリア装備を備えています。

 

2009年1月、アウディ A6 シリーズは大幅に改良が行われました。

搭載エンジンは、低燃費と高性能を両立させる「スーパーチャージャー付エンジン」が新たに設定され、パフォーマンスとともに燃費・環境性能が大幅に向上。

ラインアップには、新たに「アウディ A6 3.0TFSI quattro」「アウディ A6 3.0TFSI quattro S-line」追加されました。

※「TFSI」は、直噴システムと過給機を装着したアウディのガソリンエンジンの総称

 

3.0L V型6気筒FSIガソリン直噴エンジンに、レスポンスに優れるスーパーチャージャーを組み合わせ、最高出力290PS、最大トルクは420Nmを達成しています。

 

エクステリア・デザインにも磨きがかかり、力強さを増したシングルフレームグリルをはじめ、フロントフェイスがダイナミックに変更されました。

 

ワイドデザインのLEDテールライトが採用され、夜間走行時には周囲に配置されたLEDが鮮やかに光り、「アウディならでは」のエレガントさを演出しているところが特徴です。

 

2010年2月には、新グレード「3.0TFSI quattro S-line plus」が追加されました。

この新グレードは「アウディ A6 3.0TFSI quattro」のスポーティさを、さらに進化させたモデルです。

 

2010年8月、仕様変更により「アダプティブエアサスペンション」がアウディ A6の全モデルに標準装備され、操安性と快適性が向上しました。

 

3代目「アウディ A6」基本モデルのスペック

3代目アウディ A6の「アウディ A6 2.8FSI quattro」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,925 mm
  • 全幅:1,855 mm
  • 全高:1,440 mm
  • 車両重量:1,800kg
  • 最高出力:162kW[220PS]/6,800rpm
  • 最大トルク:280Nm[28.60kgm]/3,000rpm

 

4代目アウディ A6の特徴

4代目アウディ A6は、「Innovation Leader Through Progress Technology(イノベーション・リーダー・スルー・プログレス・テクノロジー)」をコンセプトとしています。

 

ボディ全体の20%以上に軽量なアルミ素材を使用し、安全性・快適性をさらに高めているところがポイント。

エクステリアは、スポーティかつエレガントさを表現した、ダイナミックなデザインとなっています。

 

日本で4代目アウディ A6は、2011年8月に発売が開始されました。

ラインアップは以下のとおりです。

  • アウディ A6 2.8FSI quattro(エンジン:2.8L V型6気筒ガソリン直噴、204馬力)
  • アウディ A6 3.0TFSI quattro(エンジン:3L V型6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャー、300馬力)

 

2012年9月には、アウディ初のハイブリッドモデル「アウディ A6 hybrid」がラインアップに追加されました。

 

2014年2月、高出力と高効率を両立するエンジンを搭載した「アウディ A6 2.0TFSI」を追加設定。

LEDポジショニングランプを備えたバイキセノンヘッドライト、MMI(マルチメディアインターフェイス)、BOSEサラウンドサウンドシステムを標準装備するなど、装備も充実しています。

 

2014年7月、スポーティな人気装備を追加した限定車「アウディ A6 2.8FSI quattro S line plus」を限定100台で発売しました。

 

2015年7月にはマイナーチェンジが行われました。

シングルフレームグリル、ヘッドライト、テールライト、バンパーなどのデザイン変更や、予防安全のためのアシスタンスシステムの追加などがされています。

さらに、「アウディ A6 1.8TFSI」を新設定し、エンジンは1.8L 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボを搭載しています。

 

2016年10月には、装備・仕様の一部変更があり、従来はオプション設定されていた「S lineエクステリア」を標準の仕様とするなどの変更を行っています。

 

2018年1月には価格改定があり、以下のラインアップを販売していました。

  • アウディ A6 1.8TFSI
  • アウディ A6 2.0TFSI quattro
  • アウディ A6 3.0TFSI quattro

 

4代目「アウディ A6」基本モデルのスペック

4代目アウディ A6の「アウディ A6 1.8TFSI」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,945 mm
  • 全幅:1,875 mm
  • 全高:1,465 mm
  • 車両重量:1,690kg
  • 最高出力:140kW[190PS]/6,200rpm
  • 最大トルク:320Nm[32.60kgm]/1,400rpm

 

5代目アウディ A6の特徴

5代目となるアウディ A6は、ドイツ本国で2018年2月に発表されました。

日本では、2019年3月から発売が開始されています。

 

ラインアップは下記のとおりで、モデル名が出力レベル(kW)を表す2桁の数字になっているところがポイントです。

  • アウディ A6 55 TFSI quattro S line
  • アウディ A6 55 TFSI quattro debut package

※「アウディ A6 55 TFSI quattro debut package」は、導入を記念した期間限定車

 

アウディ A6は、低くワイドなシングルフレームグリル、特徴的でフラットなヘッドライトなど、スポーティに磨き上げられたエクステリアと、静粛性を高めたエレガントな室内がポイント。

さらに、プレミアムクラスにふさわしい「アダプティブドライブアシスト(ADA)」をはじめとする高度なドライバーアシスタンスシステムを備え、快適なドライブを楽しめます。

 

エンジンは、3.0L V型6気筒TFSIエンジンを搭載。

アウディの新しい48Vのマイルドハイブリッド(MHEV)テクノロジーが組み込まれ、最高出力は250kW(340PS)、最大トルクは500Nm(51kgm)を発揮します。

 

2019年10月には、新たに「アウディ A6 55 TFSI quattro Luxury」が追加されました。

 

2020年1月、2.0L 直列4気筒TFSIエンジンを搭載する「アウディ A6 45 TFSI quattro」「アウディ A6 45 TFSI quattro sport」が発売。

直噴ターボ技術により最高出力180kW(245PS)、最大トルク370Nm(37.7kgm)発生し、新たに採用された12Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせます。

 

2020年4月には、新開発の2L TDIエンジンを搭載するグレード「40 TDI quattro」を追加しました。

ラインアップは「アウディ A6 40 TDI quattro」「アウディ A6 40 TDI quattro sport」で、最高出力150kW(204PS)、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発生。

12Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、余裕ある加速感や快適性はもちろんのこと、高い環境性能を実現します。

 

2021年5月、「アウディ A6 40 TDI quattro sport」「アウディ A6 45 TFSI quattro sport」の価格が改定され、よりお求めやすくなりました。

 

2021年12月現在のラインアップもチェックしてみてくださいね。

  • アウディ A6 40 TDI quattro sport
  • アウディ A6 45 TFSI quattro sport
  • アウディ A6 55 TFSI quattro S line

 

エレガンスと快適さを極めた、優美なセダン「アウディ A6」でドライブを楽しんでみませんか?

 

アウディ A6については、下記のコラムでも詳しくご説明していますので、ぜひご確認ください。

Audi A6は美しさと実用性を備えた優美なセダン!魅力をご紹介

 

5代目「アウディ A6」基本モデルのスペック

5代目アウディ A6の「アウディ A6 45 TFSI quattro sport」のスペックは以下のとおりです。

  • 全長:4,940 mm
  • 全幅:1,885 mm
  • 全高:1,430 mm
  • 車両重量:1,770kg
  • 最高出力:180kW[245PS]/5,000-6,000rpm
  • 最大トルク:370Nm[37.70kgm]/1,600-4,300rpm

 

 

アッパーミドルセダン「アウディ A6」にご注目ください!

プレミアムアッパーミドルセダン「アウディ A6」。

 

日本で初代アウディ A6は、1994年11月から発売が開始されました。

現行のモデルは5代目です。

 

今回の年式紹介を参考に、お気に入りの一台を見つけてみませんか?

 

詳しくはお近くのショールームへお気軽にお問い合わせください。

皆様のご来店をお待ちしております!

 

※一部、基本性能等は変更になっている場合があります。ご不明な点はショールームへお問い合わせください。

 

清水 敏弘シミズ トシヒロ

ヤナセ入社後、VW・Audiの輸入業務を経験した後、オペルの広告宣伝やメルセデス・ベンツの神奈川エリア販売促進業務を経て、現在Audiの販売促進活動に従事しています。

様々なモデルに携わらせていただいた立場から、Audiの特徴や先進技術は勿論、Audiを所有することで得られる豊かなカーライフ等を丁寧にお伝えできればと思います。

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